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2019年03月22日
3月22日は何に陽(ひ)が当たったか?
1986年3月22日は、リード・ボーカリストのAnn Wilson(アン・ウィルソン)とギタリストのNancy Wilson(ナンシー・ウィルソン)姉妹を中心に活動するアメリカのロック・バンド、Heart(ハート)のシングル、"These Dreams(邦題:ジーズ・ドリームス)"が、全米Billboard HOT100シングルチャートで1位を獲得した日です。ハートにとって、初の全米制覇を成し遂げました。
ハード・サイドとアコースティック・サイドのロック・サウンドを見事に使い分ける技巧、そして男性ボーカリストに引けを取らないアン・ウィルソンの迫力ある歌声、ナンシー・ウィルソンのキュートで力強いギター・プレイ、これらがハートの大きな持ち味で、1976年のデビュー・アルバム"Dreamboat Annie"から1980年リリースの5枚目"Bebe Le Strange"まで、順調なアルバムセールスを続け、カットされたシングルも各アルバムからは必ずトップ40入りする活躍を見せました。また同年リリースされたベスト・アルバム"Greatest Hits/Live"からカットされた"Tell It Like It Is"はHOT100では過去最高のランクを記録し(1981年1月10日付で2週8位)、80年代も安定して活動できると思われました。
しかし80年代前半の作品は低調で、メンバーチェンジ後、1983年リリースの7枚目スタジオ・アルバム"Passionworks"では、力強いロック・ナンバーの"How Can I Refuse?"がシングルとしてカットされましたが、Billboard HOT100シングルチャートでは44位(1983年9月17日付より2週)が最高で(ただしメインストリームロックチャートでは1位を記録)、Billboard200アルバムチャートも39位に終わり、ハートのどん底の時期にありました。
その後ハートは所属レーベルのEpicを離れ、Capitolと契約します。Michael Schenkerが在籍したUFOの"Strangers in the Night"をはじめ 、Thin Lizzy、Survivor、The Babysなどを手がけたRon Nevisonをプロデューサーに迎え、楽曲を外部のソングライターで収め、アルバム・タイトルをセルフ・タイトル"Heart(邦題:ハート)"として心機一転をはかり、1985年7月にリリースされました。
するとまずファースト・シングル・カットされたドラマティックな"What About Love"ではチャートこそスロー・アップを続けたものの、"Tell It Like It Is"以来のシングルTOP10入りを果たし(1985年8月24日付10位)、しかもポップでキャッチーながらアン・ウィルソンの迫力あるボーカルは顕在のセカンド・シングル、"Never"では1985年12月7日付HOT100でなんと4位を記録し、この時点でシングル最高位となりました。
シングル・ヒットで息を吹き返したことで、アルバムにも順調なアクションを見せ始めます。1985年12月21日、92週という長い歳月をかけて、アルバム"Heart"は1985年12月21日付のBillboard200アルバムチャートで1位に輝き、見事にカムバックを果たしました。
アルバム初制覇の勢いそのままに、翌1986年1月18日、ギター・サウンドが大幅に控えられた、ナンシー・ウィルソンがボーカルをとる美しいバラード、"These Dreams"がサード・シングルとしてリリースされました。同日54位にチャートインした同曲は45位→37位→28位→19位→14位→10位と、上位を狙うチャート・アクションを見せ、続いて4位→2位、そして陽の当たった3月22日についに1位に輝きました。ハートにとってアルバム、シングル両方を制しました。"These Dreams"のあとも"Nothin' at All(1986年6月21日付10位)"、"If Looks Could Kill(1986年8月9日付54位)"がカットされ、ヒットを飛ばしました。
ハートの快進撃はその後"Bad Animals(1987年。邦題:バッド・アニマルズ)"、"Brigade(1990年。邦題:ブリゲイド)"も大ヒットとなり、ロック界に大きく君臨するのでした。
ハード・サイドとアコースティック・サイドのロック・サウンドを見事に使い分ける技巧、そして男性ボーカリストに引けを取らないアン・ウィルソンの迫力ある歌声、ナンシー・ウィルソンのキュートで力強いギター・プレイ、これらがハートの大きな持ち味で、1976年のデビュー・アルバム"Dreamboat Annie"から1980年リリースの5枚目"Bebe Le Strange"まで、順調なアルバムセールスを続け、カットされたシングルも各アルバムからは必ずトップ40入りする活躍を見せました。また同年リリースされたベスト・アルバム"Greatest Hits/Live"からカットされた"Tell It Like It Is"はHOT100では過去最高のランクを記録し(1981年1月10日付で2週8位)、80年代も安定して活動できると思われました。
しかし80年代前半の作品は低調で、メンバーチェンジ後、1983年リリースの7枚目スタジオ・アルバム"Passionworks"では、力強いロック・ナンバーの"How Can I Refuse?"がシングルとしてカットされましたが、Billboard HOT100シングルチャートでは44位(1983年9月17日付より2週)が最高で(ただしメインストリームロックチャートでは1位を記録)、Billboard200アルバムチャートも39位に終わり、ハートのどん底の時期にありました。
その後ハートは所属レーベルのEpicを離れ、Capitolと契約します。Michael Schenkerが在籍したUFOの"Strangers in the Night"をはじめ 、Thin Lizzy、Survivor、The Babysなどを手がけたRon Nevisonをプロデューサーに迎え、楽曲を外部のソングライターで収め、アルバム・タイトルをセルフ・タイトル"Heart(邦題:ハート)"として心機一転をはかり、1985年7月にリリースされました。
するとまずファースト・シングル・カットされたドラマティックな"What About Love"ではチャートこそスロー・アップを続けたものの、"Tell It Like It Is"以来のシングルTOP10入りを果たし(1985年8月24日付10位)、しかもポップでキャッチーながらアン・ウィルソンの迫力あるボーカルは顕在のセカンド・シングル、"Never"では1985年12月7日付HOT100でなんと4位を記録し、この時点でシングル最高位となりました。
シングル・ヒットで息を吹き返したことで、アルバムにも順調なアクションを見せ始めます。1985年12月21日、92週という長い歳月をかけて、アルバム"Heart"は1985年12月21日付のBillboard200アルバムチャートで1位に輝き、見事にカムバックを果たしました。
アルバム初制覇の勢いそのままに、翌1986年1月18日、ギター・サウンドが大幅に控えられた、ナンシー・ウィルソンがボーカルをとる美しいバラード、"These Dreams"がサード・シングルとしてリリースされました。同日54位にチャートインした同曲は45位→37位→28位→19位→14位→10位と、上位を狙うチャート・アクションを見せ、続いて4位→2位、そして陽の当たった3月22日についに1位に輝きました。ハートにとってアルバム、シングル両方を制しました。"These Dreams"のあとも"Nothin' at All(1986年6月21日付10位)"、"If Looks Could Kill(1986年8月9日付54位)"がカットされ、ヒットを飛ばしました。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽