ニュースレベルでも報じられているように空飛ぶクルマの事業者の選出などが進んでいる。
万博ではついに空飛ぶクルマに乗れるらしい。
しかしニュースをみてもどうもワクワクしない。
なぜだろう? と考えてみた。
この空飛ぶクルマ、航路が決まっているバスのような運航をされるらしい。
離着陸もヘリポートのようなところで乗ったり降りたりするようだ。
ここががっかりポイントで、それってただのヘリじゃないか? ということである。
我々は「空飛ぶ乗り物」をたくさん知っている。
飛行機、ヘリ、気球など、いずれも離着陸する場所が限られている乗り物だ。
一方で「空飛ぶクルマ」という言葉に期待するワクワクは「クルマ」のように自由にどこにでも乗り回すような移動だ。
こういう新しいモノを見られるんじゃないか? という期待が裏切られたのががっかりの理由だろう。
一応大人なので、そこそこの大きさの物体が好き勝手に離着陸して飛び回るようなのは危険極まりないことはわかる。
しかし万博という箱庭環境ならではの、そういった自由さと安全を両立させるような工夫は考えられなかったものか?
改めて「クルマ」という乗り物の利点は乗降場所、移動ルートを縛られない自由さにあるんだなということに気付かされた。
そのせいで多数の事故が起きているわけだが、この利便性を手放すような規制はできないだろう。
新規の技術に対して自己のリスクは許されない。よほど人間の意識が変わらないと車の優位は揺るがないだろうと思った、という話だ。
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