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2015年12月07日
【祝】仙台市地下鉄東西線開通 | 開業日に乗車してきました。
1.はじめに
明日は、所用(仕事)で出張ですので、休日出勤していました
こちら仙台で2路線目となる地下鉄が開業しました。私は転勤族ですが、地元が仙台ですので、やはり自分の故郷が発展することに嬉しさを感じます。
出典:WE SENDAIYouTube動画
次いでに会社の最寄り駅の宮城野通駅まで東西線を利用して出勤しました。以下は仙台市地下鉄の路線図です。今回開業した路線は、青色の路線です。
以下の写真はその途中で撮影したものです。
2.南北線の状況
皆さん東西線に乗るのが目的であるか分かりませんが、南北線も大変混雑していました。私の自宅の最寄り駅(河原町)から乗車しましたが、昼間なのに座ることができませんでした。南北線も以下の写真のとおり、ほんの少しだけリニューアルされていました。
3.仙台駅の状況(南北線と乗り換え階)
次に仙台駅内の様子です。下の写真は仙台駅南北線ホームの状況です。普段はガラガラでほぼ無人の状態ですが、本日だけは人がいました。
南北線からエスカレータを少しだけ登った階が、東西線への乗り換え階です。「お!思ったより乗り換え楽じゃん!」と思ったのは、この写真を撮影したときだけでした。
下の図は、仙台市の市政だよりの載っていた仙台駅の案内図です。図のイメージとはかなり印象は異なりました。下の図の倍以上深い場所に東西線のホームがあります。東京で例えると、大手町の半蔵門線のホームぐらい深いです。
出典:仙台市市政だより
4.地下鉄東西線仙台駅のホーム
第一印象は、出来たばかりで小綺麗なホームだな〜と感じました。しかし、人の割にとにかく狭いです。
下の写真は荒井方を撮影したものです。
こちらは八木山動物公園方です。
5.地下鉄東西線車両
ミニ地下鉄ですので、狭いことは判っていましたが、やはり狭かったです。日吉からよく乗っていた横浜市営地下鉄グリーンラインを思い出しました。
以下は車内の様子です。開業日ということもあり、皆さん写真をバシバシ撮影していましたので、私も遠慮なしに撮影しました。
6.宮城野通駅
私の会社があるビルは宮城野通駅のすぐ近くですので、仙台駅出発後、すぐに下車しました。この駅は乗降客数が少ないので広く感じました。ホーム階の深さは仙台駅とほぼ同じです。
宮城野通駅の改札階です。
7.最後に
私は、冬場は外を歩くのは嫌いなので、この路線が開通したら、東西線を利用して会社に出勤する予定です。仙台駅、宮城野通駅ともにエスカレーターが地上まであり、それほど不便さは感じませんでした。
しかし、やはり乗り換えると時間がかかります。地下鉄南北線仙台駅から歩いた方が5分程度早く到着出来ます。
仙台はこれから極寒の季節です。当分、この路線を重宝すると思います。
次の鉄道イベントは来年3月の北海道新幹線(函館北斗まで)の開通です。
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2015年12月05日
仙台市地下鉄東西線開業 | 明日開業!間に合うのか?駐輪場は間に合わないようです。
※記事を更新しました!
1.はじめに
本日は12月5日(土)です。こちら仙台市に明日新しい地下鉄が開業します。仙台市地下鉄東西線です。日本国内で最後の地下鉄開業となるかもしれない路線です。明日開業ですが、まだ外構及び道路・駅前広場等の工事を行っている場所があります。写真は連坊駅です。この付近の道路ですが、バスだけ大和町方面に直進できるという良く判らない交通ルールがありましたが、先日道路が完成し、一般車でも直進できるようになりました。
地下鉄連坊駅の出入口(仙台第一高等学校側)
連坊駅付近の道路開通区間
2.地下鉄東西線について
仙台市地下鉄東西線について、図を用いて解説します。
起点は八木山という山の上の八木山動物公園駅です。何でも日本で一番標高が高い地下鉄駅になるようです。そこからジェットコースターのように、青葉山を駆け下りて行きます。途中、東北大学や宮城教育大学等の大学があります。
坂を下り切った場所が、国際センター駅です。仙台城址の入口近くです。その後、広瀬川を橋梁で渡河し、仙台の市街地に入ります。
大町西公園駅から青葉通一番町駅の少し先までは青葉通の下を通ります。地元のマダム達が集う藤崎という百貨店は青葉通一番町駅が最寄り駅です。
その先仙台駅は、1ブロック南側の南町通という通りの下を通ります。青葉通りには既に仙石線のあおば通り駅があるため、後発の東西線は南町通りに作らざれる得なかったという経緯があります。この仙石線ですが、実質は地下鉄のようなもので、当初は今の「大町西公園駅」付近まで延伸する計画でした。東西線を作ることになったため、その計画は白紙となり、現在の「あおば通駅」が仙石線の起点となっています。私的には、この仙石線をさらに延伸して、仙台市西北部の鉄道空白地帯に鉄軌道を作ってしまえば良いのではと思っています。莫大なお金がかかりますが・・・。
仙台駅ですが、図のとおり、地下鉄やJR仙石線が混在している駅です。地下1階が地下鉄の改札階及び地下道です。地下2階に仙石線のホームがあります。地下3階に仙台市南北線のホームがあり、地下4階に東西線のホームがあるという状況です。南北線、東西線の乗り換えは一度中間階まで登り、階段やエスカレーターで再度降りるというムダな動きをする必要があります。この乗り換え方法は今後改善して頂きたいです。
出典:仙台市政だより12月号
仙台駅から先は若林区を縫うように荒井に向かって、東に向かいます。途中のターミナル駅は薬師堂駅です。いままで仙台駅や大学病院まで向かっていた市バスが薬師堂駅に向かう経路に変更されるようです。なお、若林区役所の最寄り駅はこの薬師堂駅ですが、駅からかなり離れた場所です。
この先は卸町、六丁の目駅を経由し、仙台東部道路の手前の荒井駅が終点となります。蛇足ですが、先の震災ではこの荒井駅までのすぐ近くまで津波が遡上してきました。
なお、東西線の車両ですが、リニアモーター式の車両です。磁石で宙を浮くわけではありません。基本的には鉄路です。以下に市政だよりに掲載されていた写真を添付します。
出典:仙台市政だより12月号
仙台駅からの運賃所要時間についても市政だよりに掲載していました。コレも添付します。南北線・東西線の乗り換え時間は5分と見込んでいるようです。
出典:仙台市政だより12月号
3.地下鉄東西線等の運行本数
仙台市のホームページに運行本数に関する公報が掲載されていました。そのまま添付します。これによると、南北線側は昼7分間隔から7.5分間隔になるようです。少し減るようです。個人的には10分間隔でも良いと思います。
4.その他の動き
地下鉄開業に伴う主な動きは以下のとおりです。
・この日から光のページェントが始まります。
・市バス、宮交バスでもICカード(イクスカ)が利用できるようになります。Suicaはまだ使えません。
・バス路線が大幅に変更になります。特に若林区内、及び八木山から人来田にかけての路線が大幅に変更になります。
5.最後に
地下鉄の事業が少し落ち着いたら、既存のバス停をリニューアルしてください。私から市へのお願いです。写真は我が家の近くのバス停です。このバス停は使い回しでした。河原町というバス停ですが、薄く「鶴ヶ谷四丁目北」という文字が見えています。
また、次いでのお願いです。沿岸部の復興事業や地下鉄等の整備に関わる事業が一段落したら、震災でしばらく凍結されている通常の道路改良事業や舗装等の維持管理、歩道の修繕及び下水道の改修をお願いします。舗装はひび割れが酷く、まともに車両が走れない状態になりつつあります。
東西線開業で初めて自動改札機を使う方にお願いです。自動改札にお札や硬貨を入れないようにしてください。機械が壊れます。
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2015年11月24日
鉄道ネタ | 上野東京ラインの開通とグリーン車料金について
今回は、上野東京ラインの開通を記念に、普通列車のグリーン車料金についての私の考えを投稿します。
普通列車のグリーン車とは?
そもそも普通列車のグリーン車とは下の写真のような車両です。フカフカのリクライニングシートが付いている車両です。
出張等で普通列車で遠くまで行くときには、頻繁に利用します。→もちろん自腹です。
普通列車ですので、下の切符のような青春18きっぷでもグリーン料金さえ払えば利用可能です(一部列車除く)。
普通列車のグリーン車の特徴
私が思う普通列車のグリーン車の特徴は以下のとおりです。メリット、デメリットを記載します。
メリット
・普通列車の普通席と比べると格段に心地が良い
・ビール、駅弁を食べることができる
・車内販売がある(些少ですが、ビール、飲み物、つまみを購入できます)
・新幹線より安価(東京〜宇都宮、東京〜熱海間であれば普通列車でも無理なく往復可能)
・安心して寝ることができる(ラッシュ時はグリーン車と普通車の間の扉が施錠されます)
・全席自由席で途中でも席の移動が可能
デメリット
・朝・夕方のラッシュ時には座れないケースが多い(ただし、立席でもはるかにマシ)
・コンセントがない(長時間乗る場合は辛い)
・在来線なので揺れは普通列車の普通席と同じ(2階席は結構揺れます)
・2階建て車両には網棚がない(2階席の中間部には網棚があります)
・寝過ごしに注意(私、新宿から乗車し東大宮で降りる予定でしたが、起きたら雀宮でした)
→グリーンアテンダントによってはたまに起こしてくれます。
グリーン料金はどのくらいか?
時刻表の料金表を書き写したものを以下に示します。料金の境目は50kmです。平日料金、ホリデー料金、事前料金、車内料金の4分類の組み合わせです。
どの路線で利用できるのか?
首都圏のJR線のうち、中央線以外の幹線で利用することが可能です。
なお、青春18きっぷを利用する場合は、普通列車でもグリーン車では自由席は利用できますが、指定席では利用できません。さらに、ライナー列車乗車の場合は、運賃のみ有効でライナー券を別に購入する必要があります。ただし「中央ライナー」、「青梅ライナー」、快速「マリンライナー」のグリーン車指定席では利用できません。
上野東京ラインの開業で変化したことは?
宇都宮線(東北線)・高崎線が東海道線に乗り入れたことにより、上野駅〜東京駅間でもグリーン車が利用可能になりました。
例えば、大宮から横浜まで行くときに全てグリーン車で行くケースで説明すると、開業前は湘南新宿ラインで1枚のグリーン券で行くか、上野行きの列車で1枚購入し、東京発の東海道線でさらにもう1枚購入するという2択でした。
上野東京ラインの開業により、湘南新宿ライン、東海道線で行く両ケースでも1枚で済むことになりました。
開業前と開業後の変化は下図のとおりです。クリックすると拡大図をみることができます。容量は大きいです。
一見、東京まで伸びたので、上野東京ラインから総武線快速のグリーン車も1枚で行けるのでは?と思ってしまいます。かなり腑に落ちないのですが、以下のような例外があるそうです。
グリーン券は1つの列車に1枚必要です。ただし、首都圏エリア内で、【平日料金】【ホリデー料金】が適用される普通列車のグリーン車を同一方向に乗り継ぐ場合は、改札口を出なければ1枚のグリーン券でご乗車になれます(次の区間の乗り継ぎの場合を除く)。
・土呂以遠(東大宮方面)←大宮駅乗換→宮原以遠(上尾方面)
・十条以遠(板橋方面)←赤羽駅乗換→東十条以遠(王子方面)または尾久
・本千葉以遠(蘇我方面)←千葉駅乗換→東千葉以遠(都賀方面)
・南酒々井以遠(榎戸方面)←佐倉駅乗換→酒々井以遠(成田方面)
・浜野以遠(八幡宿方面)←蘇我駅乗換→鎌取以遠(誉田方面)
・西大井以遠(武蔵小杉方面)←品川駅乗換→大井町以遠(大森方面)
・田町以遠(浜松町方面)←品川駅乗換→大崎以遠(五反田方面)
・川崎以遠(蒲田方面)←横浜駅乗換→新川崎以遠(武蔵小杉方面)
・函南以遠(三島方面)←熱海駅乗換→来宮以遠(伊豆多賀方面)
・尾久以遠(赤羽方面)←上野駅乗換→三河島以遠(南千住方面)
・神田以遠(秋葉原方面)←東京駅乗換→新日本橋以遠(馬喰町方面)
*ただし、大船駅で藤沢以遠(茅ヶ崎方面)と北鎌倉以遠(鎌倉方面)に乗り継ぐ場合は、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれます。
もう一度おさらいしてみます
大船駅での乗換えは1枚のグリーン券で良いのに、東京駅ではダメなようです。下図は首都圏エリアのグリーン車が付いている区間です。
上記の図にグリーン券1枚で乗り継いで乗車できない区間を追記しました。赤の薄い丸が乗り換え駅、赤の矢印が乗り換えできない区間です。個人的には、大宮、上野、東京での乗り換え不可は納得できないです。基本列車ごとに1枚が原則ですので仕方ないのですが・・・。中央線のグリーン車導入までなんとかしてほしい限りです。
このケースがそのまま適用されると、総武本線で東京まで向かい、東京で中央線のグリーン車に乗り換える場合でもグリーン券が2枚必要になります。東京駅という狭い範囲でみると、同一方向ではありませんが、広い範囲でみると同一方向です。せめて乗り継ぎ割引きを導入してくれればありがたいです。
ただし、同一方面でなくても、上記に西大井の記載がないので、湘南新宿ラインで西大井に向かい、横須賀線の東京方面の列車に乗り換える場合は、1枚で問題ないのか・・・。大回りになるので検証はしていません。
JR東日本さん、その辺を少しご検討願います。
上野東京ライン(グリーン車の2階)に乗車したときの動画です。上が速度計なし、下が速度計ありです。横浜から宇都宮まで撮影しました。
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普通列車のグリーン車とは?
そもそも普通列車のグリーン車とは下の写真のような車両です。フカフカのリクライニングシートが付いている車両です。
出張等で普通列車で遠くまで行くときには、頻繁に利用します。→もちろん自腹です。
普通列車ですので、下の切符のような青春18きっぷでもグリーン料金さえ払えば利用可能です(一部列車除く)。
普通列車のグリーン車の特徴
私が思う普通列車のグリーン車の特徴は以下のとおりです。メリット、デメリットを記載します。
メリット
・普通列車の普通席と比べると格段に心地が良い
・ビール、駅弁を食べることができる
・車内販売がある(些少ですが、ビール、飲み物、つまみを購入できます)
・新幹線より安価(東京〜宇都宮、東京〜熱海間であれば普通列車でも無理なく往復可能)
・安心して寝ることができる(ラッシュ時はグリーン車と普通車の間の扉が施錠されます)
・全席自由席で途中でも席の移動が可能
デメリット
・朝・夕方のラッシュ時には座れないケースが多い(ただし、立席でもはるかにマシ)
・コンセントがない(長時間乗る場合は辛い)
・在来線なので揺れは普通列車の普通席と同じ(2階席は結構揺れます)
・2階建て車両には網棚がない(2階席の中間部には網棚があります)
・寝過ごしに注意(私、新宿から乗車し東大宮で降りる予定でしたが、起きたら雀宮でした)
→グリーンアテンダントによってはたまに起こしてくれます。
グリーン料金はどのくらいか?
時刻表の料金表を書き写したものを以下に示します。料金の境目は50kmです。平日料金、ホリデー料金、事前料金、車内料金の4分類の組み合わせです。
どの路線で利用できるのか?
首都圏のJR線のうち、中央線以外の幹線で利用することが可能です。
なお、青春18きっぷを利用する場合は、普通列車でもグリーン車では自由席は利用できますが、指定席では利用できません。さらに、ライナー列車乗車の場合は、運賃のみ有効でライナー券を別に購入する必要があります。ただし「中央ライナー」、「青梅ライナー」、快速「マリンライナー」のグリーン車指定席では利用できません。
上野東京ラインの開業で変化したことは?
宇都宮線(東北線)・高崎線が東海道線に乗り入れたことにより、上野駅〜東京駅間でもグリーン車が利用可能になりました。
例えば、大宮から横浜まで行くときに全てグリーン車で行くケースで説明すると、開業前は湘南新宿ラインで1枚のグリーン券で行くか、上野行きの列車で1枚購入し、東京発の東海道線でさらにもう1枚購入するという2択でした。
上野東京ラインの開業により、湘南新宿ライン、東海道線で行く両ケースでも1枚で済むことになりました。
開業前と開業後の変化は下図のとおりです。クリックすると拡大図をみることができます。容量は大きいです。
↓こちらが上野東京ラインの開業前
↓こちらが上野東京ラインの開業後(紫のラインが上野東京ラインです)
一見、東京まで伸びたので、上野東京ラインから総武線快速のグリーン車も1枚で行けるのでは?と思ってしまいます。かなり腑に落ちないのですが、以下のような例外があるそうです。
グリーン券は1つの列車に1枚必要です。ただし、首都圏エリア内で、【平日料金】【ホリデー料金】が適用される普通列車のグリーン車を同一方向に乗り継ぐ場合は、改札口を出なければ1枚のグリーン券でご乗車になれます(次の区間の乗り継ぎの場合を除く)。
・土呂以遠(東大宮方面)←大宮駅乗換→宮原以遠(上尾方面)
・十条以遠(板橋方面)←赤羽駅乗換→東十条以遠(王子方面)または尾久
・本千葉以遠(蘇我方面)←千葉駅乗換→東千葉以遠(都賀方面)
・南酒々井以遠(榎戸方面)←佐倉駅乗換→酒々井以遠(成田方面)
・浜野以遠(八幡宿方面)←蘇我駅乗換→鎌取以遠(誉田方面)
・西大井以遠(武蔵小杉方面)←品川駅乗換→大井町以遠(大森方面)
・田町以遠(浜松町方面)←品川駅乗換→大崎以遠(五反田方面)
・川崎以遠(蒲田方面)←横浜駅乗換→新川崎以遠(武蔵小杉方面)
・函南以遠(三島方面)←熱海駅乗換→来宮以遠(伊豆多賀方面)
・尾久以遠(赤羽方面)←上野駅乗換→三河島以遠(南千住方面)
・神田以遠(秋葉原方面)←東京駅乗換→新日本橋以遠(馬喰町方面)
*ただし、大船駅で藤沢以遠(茅ヶ崎方面)と北鎌倉以遠(鎌倉方面)に乗り継ぐ場合は、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれます。
もう一度おさらいしてみます
大船駅での乗換えは1枚のグリーン券で良いのに、東京駅ではダメなようです。下図は首都圏エリアのグリーン車が付いている区間です。
上記の図にグリーン券1枚で乗り継いで乗車できない区間を追記しました。赤の薄い丸が乗り換え駅、赤の矢印が乗り換えできない区間です。個人的には、大宮、上野、東京での乗り換え不可は納得できないです。基本列車ごとに1枚が原則ですので仕方ないのですが・・・。中央線のグリーン車導入までなんとかしてほしい限りです。
このケースがそのまま適用されると、総武本線で東京まで向かい、東京で中央線のグリーン車に乗り換える場合でもグリーン券が2枚必要になります。東京駅という狭い範囲でみると、同一方向ではありませんが、広い範囲でみると同一方向です。せめて乗り継ぎ割引きを導入してくれればありがたいです。
ただし、同一方面でなくても、上記に西大井の記載がないので、湘南新宿ラインで西大井に向かい、横須賀線の東京方面の列車に乗り換える場合は、1枚で問題ないのか・・・。大回りになるので検証はしていません。
JR東日本さん、その辺を少しご検討願います。
上野東京ライン(グリーン車の2階)に乗車したときの動画です。上が速度計なし、下が速度計ありです。横浜から宇都宮まで撮影しました。
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2015年11月01日
青春18きっぷ | 東北の在来線の車両について
はじめに
今期の青春18きっぷのシリーズ第3弾です。今回は東北地方を在来線にて移動するときに乗らざる得ない車両についての投稿をします。
東北地方の在来線
719系電車
東北地方南部で主に活躍している車両です。この車両に当たればラッキーです。古い車両ですが、最も乗り心地が良い車両です。おすすめはセミクロスの2人席です。狭い空間を長時間一人で独占できます。ビールも飲めます。
E721系電車
仙台空港アクセス線開業時に新造された車両です。セミクロスシートですが、シートは硬めです。首都圏の湘南新宿ラインの車両と同じ程度です。乗り心地ですが、シートが硬いため○の評価をしています。
701系電車
これは絶対に避けたい車両です。しかし、一関から北側の東北本線、並行在来線ではこの車両から逃れることはできません。日本海側に逃げてもムダです。全てこの車両です。一部セミクロスシートに改良されている編成もありますが、ただの気休めです。
ただし、加速は早いです。スピード感を味わえます。最高速度に達すると狂ったようなモーター音のうなり声が聞こえます。断末魔のようです。ロングシートですが、シートは柔らかめです。貨物列車に人を乗せるようなものと思ってください。一応、トイレはあります。
キハ100系、110系気動車
見た目ほど悪くない車両です。乗り心地は非常に良い車両です。欠点はディーゼル車ということです。マイナス要因はそれだけです。シートも柔らかく、快適に熟睡できます。
おすすめの座席は一人席が向かい合っている2人席のところです。このシートですが、回転式になっています。
なお、釜石線の快速列車にはリクライニングシート付きの車両が連結されています。
HB-E210系気動車
この車両ですが、仙石東北ラインの開業より運行されています。仙台と石巻をひたすら往復しています。乗り心地ですが、先のE721 系と変わりません。ハイブリット車ですが、基本はディーゼル車ですので、ディーゼル特有の振動から逃げることはできません。
キハE120系、キハE130系気動車
乗り心地は上記のハイブリット車と大差なしです。シートが硬めになってしまったのは残念です。まだ導入している線は少なく、東北では水郡線と米坂線に導入されています。
その他の車両
その他の車両ですが、仙石線のあおば通り駅から出発する電車がありました。ただの通勤電車です。首都圏でいえば、南武線や武蔵野線のふかふかのシートの車両と同じタイプです。
くどいのですが、私は鉄道は好きですが「鉄道マニア」ではありません。あしからずご了承ください。
また、JR東日本の駅員さん、車掌さんは非常に親切です。特に東北の駅員さんは親切極まりないです。あの心遣いはお仕事でマネしたいぐらいです。
なお、JR北海道の駅員さんも優しい方が多いです。以前、北海道江差町の北の乙部町まで「黒ナマコ」の取材に行ったときの話です。
木古内駅で江差線(今は廃線)乗り換えるはずの八戸行きの特急が3時間遅れでした。仕方なく、木古内駅前のラーメン屋で焼きそば(店員から焼きそばしかないと言われました。)を食べて、駅に戻って木のベンチ一眠りしていたら、駅員さんから「アンタは疲れているようなので、向こうにベットがあるからそこで寝ろ」というありがたいお言葉を頂きました。結局、八戸行きの特急は4時間遅れで到着。電車がくる10分前まで爆睡していたのにも関わらず、駅員さんは私を起こしてくれました。あのときのこと、今でも感謝しています。
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2015年10月24日
お得な切符 | まもなく青春18きっぷの季節です。
青春18きっぷについて
まもなく青春18きっぷの季節がやってきます。今年度の発売期間、利用期間等の概要は以下のとおりです。
販売期間
・冬:12月10日〜1月10日
・春:3月1日〜4月10日(注:平成27年の販売期間です)
利用期間
・冬:12月1日〜12月31日
・春:2月20日〜3月31日(注:平成27年の販売期間です)
お値段
全国のJR線の普通列車が1回あたり2,370円で1日乗り放題です。1人で5回分または5人までのグループ利用ができます。
・大人:11,850円
青春18きっぷを利用できる区間
JR全線の普通列車(快速含む)の普通車自由席及びBRT、並びにJR西日本宮島フェリーです。
以下はただし書きです。
新幹線並行在来線の利用について
・青い森鉄道線の「青森〜八戸間」、IRいしかわ鉄道線の「金沢〜津幡間」、あいの風とやま鉄道線の「富山〜高岡間」を普通列車(快速含む)で通過利用する場合に限り、「青春18きっぷ」のみでご利用になれます。
・なお、各線とも途中駅(青森駅・八戸駅・金沢駅・津幡駅・富山駅・高岡駅を除く)で下車した場合には、別に乗車区間の運賃が必要となります。ただし、青い森鉄道の野辺地駅に限り途中下車することができます。
わかりにくいで要約します。
・東北新幹線、北陸新幹線により、東北本線や北陸本線の一部区間が別会社になりました。
・本来は青春18きっぷでは利用出来ない区間ですが、乗り通す場合や主要駅(青森駅、八戸駅、金沢駅、津幡駅、富山駅、高岡駅)では途中下車が可能です。
・青森の野辺地駅でも途中下車が可能です。→この理論が成立すれば、好摩駅、糸魚川駅、豊野駅での途中下車できると思いますが・・・。
東北新幹線(盛岡〜新青森)の並行在来線
北陸新幹線(軽井沢〜金沢)の並行在来線
夜行列車等の翌日にまたぐ列車を利用する際の注意
・夜行列車など翌日にまたがる列車にご乗車の場合は0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効です。ただし東京および大阪近郊の電車特定区間内では終電車まで有効ですが、特定区間外へのご乗車については、列車の停車駅パターンにかかわらず、特定区間内の最終駅から下車駅までの運賃が必要となります。
・乗車中に0時を過ぎてから「青春18きっぷ」を利用する場合は、0時を過ぎて最初に出発する駅までの乗車券が必要です。なお、併用して利用した乗車券は、お乗りにならない区間の営業キロが100キロを超えない場合、(列車の遅延等に関わらず)払戻しいたしません。
わかりにくいで要約します。
・切符の1日の有効時間は0時〜24時までです。
・0時をまたぐ列車に乗るときは、青春18きっぷ2日分必要か、どちらか1日分を普通乗車券を購入するかという意味です。
わかりやすい事例は臨時で出ているムーンライトながらです。列車の時刻表は以下のとおりです。
(下り)東京23:10→品川23:18→横浜23:36→小田原00:31→沼津01:08→静岡01:50→浜松03:15→名古屋05:20着→岐阜05:41着→大垣05:51着
下りの日付変更駅は「小田原」です。東京〜小田原までは普通乗車券を購入し、小田原より先は青春18切符を利用という方法があります。
ただし、本当の起点は皆さん「東京駅」ではないので、利用方法は人それぞれです。
私的な考えになりますが、東京より北の駅から出発する場合は、青春18きっぷを2回利用した方が良いです。
神奈川県内の駅を起点とする場合は、少し考える必要があります。横浜→小田原間は970円です。この区間だけは普通乗車券を購入した方がお得です。
(上り)大垣22:49→岐阜22:59→名古屋23:20→豊橋00:18→浜松00:55→静岡01:55→沼津03:19→横浜04:40着→品川04:57着→東京05:05着
下りの日付変更駅は「豊橋」です。仮に「名古屋」から東京へ向かう場合は、名古屋から豊橋までは普通乗車券を購入した方がお得です。ちなみに、JR利用の場合は1,320円です。並走する名鉄の快速特急を利用する場合は1,110円です。名鉄名古屋はJR名古屋駅の東側にありますが、少しわかりにくい場所にあります。地下ホームです。
特急列車の乗車の特例
・奥羽本線の「青森・新青森」間相互発着、津軽海峡線の「蟹田〜木古内」間内相互発着及び石勝線の「新夕張〜新得」間内相互発着に限り、特例として「青春18きっぷ」のみで特急・急行列車の普通車自由席がご利用になれます。特例区間外にまたがってご利用になる場合や特例区間内の駅で、一旦下車後に再度同一列車に乗車される場合は、別に特急・急行列車の利用全区間の運賃・料金が必要となります。
・宮崎空港線の「宮崎〜宮崎空港」間に限り、「青春18きっぷ」のみで特急・急行列車の普通車自由席がご利用になれます。
わかりにくいで要約します。
これも何を書いているのか分からないので、要約します。
・「海峡線」と「石勝線」は普通列車が運行されていません。ですので、特例でその普通列車が運行していない区間のみ、特急列車を利用してよいですよということです。
・一見、JRの特段なサービスのように見えますが、結構面倒な特例です。
青森→函館の区間で説明します。
・青森→蟹田間は普通列車が運行しています。蟹田駅まで普通列車で向かい、その先は特急を利用します。蟹田駅で乗り換えが生じます。
・青森→蟹田間は普通列車が1時間に1本、もしくは2時間に1本運行されていますので、まだマシです。
・悲惨な区間は木古内〜函館間です。朝の時間除くと、普通列車の運行本数は3時間に1本です。
・時刻表をみると、この区間で楽に移動できる列車はかなり限定されます。
- 【始発】青森6:20→蟹田6:52(蟹田で乗り換え、30分待ち)蟹田7:22→(特急)→木古内8:15(木古内で乗り換え、4分待ち)木古内8:20→函館9:20
- 青森8:05→蟹田8:43(蟹田で乗り換え、7分待ち)蟹田8:51→(特急)→木古内9:46(木古内で乗り換え、3時間弱待ち)木古内12:28→函館13:38
- 青森13:17→蟹田13:57(蟹田で乗り換え、1時間半弱待ち)蟹田15:31→(特急)→木古内16:25(木古内で乗り換え、10分待ち)木古内16:35→函館17:45
- 【最終】青森18:14→蟹田18:56(蟹田で乗り換え、33分待ち)蟹田19:29→(特急)→木古内20:19(木古内で乗り換え、4分待ち)木古内20:23→函館21:24
↑
上記のとおり、まともに乗ることができるタイミングは1日に2回しかありません。
津軽海峡線の乗り換え駅
なお、函館から北の都市間移動も例外ではありません。普通列車での移動は辛いです。特にこれからの時期は雪で運行中止というのが当たり前になりますので、青春18きっぷでの道内移動はおすすめできません。札幌近郊の往復や、新千歳空港〜札幌・小樽〜旭川間であれば問題なく利用できます。
・青森〜新青森、宮崎空港線は本来の特例です。特急列車の本数が多く、短い区間なので特急も乗って良いですよということです。
青春18きっぷの便利な利用方法
上記のとおり、地方の都市間移動で利用する場合は、場所によっては苦境になる区間があります。とはいうものの、これからの季節は、山間部は雪が降り、車での移動の方がリスクが高いです。
新幹線の利用が最も良いのですが、その沿線から外れた地域、本数も1時間に1本以上の路線で、1日の移動距離(往復でも)2,370円以上の場合は、青春18きっぷを利用した方がお得です。
・本州3社(幹線):141kmで2,560円
・本州3社・JR北海道(地方交通線):129kmで2,590円
・JR北海道(幹線):JR四国・JR九州:121 kmで2,490円
・東京・大阪の電車特定区間:141kmで2,490円(大阪は2,480円)
概ね往路が70km以上の移動の場合は、青春18きっぷを利用した方がお得ということです。具体的な区間例は以下のとおりです。
首都圏の場合
・東海道線、東京→小田原:83.9km(70kmの境界は二宮駅)
・中央線、新宿→大月:77.5km
・高崎線、東京→籠原(熊谷の一つ先の駅):71.3km
・東北本線、東京→間々田(小山の一つ手前の駅):73.3km
・常磐線、東京→神立(土浦の一つ先の駅):75.5km
・横須賀線・総武本線、東京→久里浜:70.4km、千葉→保土ケ谷(横浜の一つ先の駅):71.0km
・湘南新宿ライン、大宮→戸塚:71.2km
東京駅・新宿駅から70kmの距離にある駅
京阪神の場合
・東海道線、大阪→野須:72.5km
・山陽本線、大阪→加古川:72.2km
・阪和線、天王寺→海南:71.7km
その他地方都市周辺の場合
・千歳線、札幌→苫小牧:71.2km
・函館本線、札幌→豊沼(岩見沢と滝川の間の駅):72.5km、札幌→銀山(倶知安の2つ手前の駅):72.9km
・東北線、仙台→東福島(福島の一つ手前の駅):72.9km、仙台→石越(小牛田と一関の間の駅):71.7km
など、往路70km程度でも、特急等を使わず無理なく移動できる区間が多いです。なお、首都圏の場合はグリーン車が連結されていますので、グリーン車を利用したい場合は、往路でプラス1,000円分の距離(約50km以上)を考慮した方がよいです。
グリーン車利用の場合は、往路で120km以上の移動の場合は青春18きっぷでの利用をおすすめします。
東京→三島間が約120km、東京→宝積寺(宇都宮の先)が121.2km、ただし宇都宮以北でグリーン車が連結されている車両は皆無です。ですので、宇都宮から乗った場合は、東京より南側、横浜・藤沢まで向かう際にグリーン車利用をおすすめします。青春18切符+グリーン車に乗っても普通運賃分でグリーン車の料金がオマケで付いてきます。
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