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2018年06月18日

アメリカ旅行の思い出 その1

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ブログを書いていたら、昔のこと思い出し、急にいろいろと書きたくなった。

若い時にアメリカへは何度も旅行にいったが、一番気持ちが落ち着いたのは南西部だったように思う。

ある夏には、友達とウィンドウズロック、グランドキャニオン、モニュメントバレー、からのラスベガス。

でもカジノにはたちよらず、デスバレーへ。
友達が熱中症になり、頭痛を訴えて、ダウンしてしまった。
夏なんて時期にデスバレーを訪れる人は少ないから(シーズンじゃない?)
このまま車がもし故障したら、友達ともども死んじゃうよ~
ちょー焦って車を運転した記憶。


次に思い出したのがナバホ族のガイドにナバホ族と間違えらえたウィンドウズロック。

1時間半の馬に乗って岩に描かれた絵(ペトログラフ)を見学に行くツアに参加中、

「どこから来たの」 と聞かれ

「日本からだよ」と答えたんだけど

「僕はリザベーションのどこから来たの と聞いたつもりだったんだ」 と言われた。

「・・・・・・」と私。

一瞬何を言っているのかわからなかったが、どうもナバホ族と間違えられて、
広いナバホの居留地のどこから来たのかと聞いたつもりだったのに、
日本人と知ってちょっとびっくりしたということだったらしい。
彼はナバホ族の人がナバホの観光地に観光客としてきたと思っていたのだった。


ペトログラフ自体も興味深いものだったが、
ナバホ族に間違えらえたことをどうとらえていいか考えてしまった。

実は、ニューメキシコへ入ってすぐの町でも、ナバホ族と間違えられたので、雰囲気が似ているのかもしれない。そういえば、Native American's Intertribal festival をモンタナ州で見学したときも、妙にその場にフィットしていたように思う。




デスバレーでは汗が出ない。

現実には汗は出ているのだが、水滴となって垂れてこないで。その場ですぐに蒸発してしまう。
わきの下、膝の裏が湿らない。でもTシャツには白い塩が噴いた跡が。

さらに、風は吹いているが熱風で、顔にドライやーを当てられているような感じで、
目が乾いて開けていられなかった。
そして何がぶきみだったかというと、
誰も、何も存在していないところだから(小さな虫などはいるかもしれないが)
音が聞こえない。

静寂と孤独の空間。

今でもあの不思議な感じは覚えている。


モニュメントバレーでは、ナバホインディアンのジープに乗り込み、赤土の埃の舞う中、
自分が西部劇の映画に出ているような気分になった。

夕日が沈む瞬間までじーっと静かに太陽を見つめ、
荘厳な気持ちに胸が熱くなったりした。

グランドキャニオンでは、Uターン禁止の場所で車をUターンさせて
警察から車を止められひやっとした。
8月の夏だったにも関わらず、陽が落ちると肌寒かったのを覚えている。


翌年の夏には、モアブのアーチーズ、メサベルデ、4corners 、デンバー、ロッキー山脈などの
ユタ州とコロラド州の自然を満喫した。

これまたロッキー山脈では3時間の乗馬のツアーに参加し、自然豊かな森の中を馬に乗って進み、
おいしいランチをいただいた。
空気が澄んでいた記憶がある。


アーチーズでは朝の4時半に起き、空気のひんやりした寒さを感じながら、
水や地図を持ち、道なき道を石が積まれているだけの道しるべを頼りに、頂上まで登った。




朝日がちょうど出てきたころに、その場にいる人たちは、太陽をそれぞれの思いで拝み、
想いにふけっていたそのとき、

イタリア人がぎゃーぎゃー大声で話ながら登ってきた。
そして彼らが頂上に来て朝日を見た時の大げさな喜びの声の後、

一瞬の静寂はあったものの、またベラベラ話しはじめた。

「ここから突き落としてやろうか??」

と本気で思ってしまった。

人に対して寛容さだけがとりえだと思っていた自分だが、
苦労して登って、やっとの思いで登頂し、
朝日を堪能したかったのに邪魔されて、思わず余裕がなくなった。

そういえば、あの時の写真のネガはどこにあるのだろう???何度も引っ越しをしたから、そういう思い出の品もどこかにしまい込んでしまったようだ。

ちょっと時間があったらアルバムの整理でもしようかと思った。

↓ デリケートアーチ

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おばさんだけど、挑戦することを放棄したくない。 この年だから広い視野で物事をとらえられる。 少々からだはポンコツで、記憶力もときどき怪しい時があるけれど、いろいろなことにチャレンジしていきたい。悪あがき?でも等身大の私のジャーナルです。
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