2019年03月14日
パーカーポイント?ロバートパーカーって何!?No1
先日よりアメブロさんに移動しました。
https://ameblo.jp/michiko-oishiihii-hibi/
引き続きよろしくお願いいたします
こんばんは
先ずは春っぽいフランスでの写真を1枚
突然ですが、ワインを購入する際にこんな文章見た事ないですか?
「何とあのロバートパーカも100点をつけた至福のワイン!」
ネットでワインを購入しようと思って検索してると、
必ずと言って良いほどこの
「ロバートパーカー」「パーカーポイント」
という単語を目にします。
略して「PP」なんて書かれたりもします。
、、、、????
実はコレ、人の名前です。
今でこそワイン評論家として活躍していますが、
元々はただのワイン愛好家、そして弁護士でした。
そんな彼が実際にワインの評価を世間に発信し始めたのは、
今から約40年前、1978年の事です。
素人にもすごく分かりやすいやり方で、
ワインを100点満点で評価するというもの。
最初はとにかく、ワインをズバっと振った切る!スタイルだったみたいです 笑
誰もが知っているボルドーの一級、シャトーマルゴーには、
「とても薄っぺらで酸っぱく、香りも味もボケていて退屈だ」
と100点満点中なんと55点の酷評をしたそうです
ひぇ〜、なかなか言いますね〜 笑。
相手は歴史あるボルドーの1級シャトーです。
もちろん生産者ごと敵に回すわけですからね、
当時は相当叩かれたと想像します。
ですがこの出来事が、パーカー氏が世間から認知されるきっかけとなりました
インパクト大き過ぎですもんね)
そしてパーカー氏の本当の転機は1983年でした。
まだ熟成中だった1982年のボルドーワインを試飲して、
「このワインは今世紀で最高の仕上がりになる!」
と未だ出来上がってないワインの未来を高く評価し、ニュースレターという形で世間に発信しました。
この予測評価は見事に大的中!
「ロバートパーカー」の名声は、揺るがない信用とともに一気に世の中に広まりました。
今でも「ロバートパーカー」という単語を普通に雑誌等で見るわけですから、
彼のワイン界への影響力は健在ですが、当時の勢いは本当に凄まじかった様ですね。
パーカーが高得点を付ける。
↓
ワインが売れる。
↓
売りたい生産者が、ますますパーカー好みのワインを作る様になる。
↓
更に高得点が付く。
↓
ワインがめっちゃめちゃ売れる!!
改めて見るとこの構図、スゴイ!の一言です。
たった一人のワイン評論家に評価してもらう為に、
世界中の生産者の多くが、伝統的なワインの作り方を変えちゃうんですから
(もちろん、そうではなかった生産者もいます。)
ちなみにどんなワインが評価されやすかったかと言うと、
「十分熟れたブドウを使い、濃い色調で果実味豊かで甘みを感じる、
凝縮感の濃いワイン」だった様です。
この様に、パーカー氏が褒めたワインは産地はどこであれ、
高価で売れていたんです。
もちろんパーカー氏はいい加減に評価をしていたわけではありません。
もちろんワイン業界の誰もが認める、
高いテイスティング能力と知識を兼ね備えた人物なのです。
「改革者は叩かれるもの」
実際は賞賛の声ばかりではなかった様です。
上の構図を見れば、なんとなく想像がつきますよね。
今日はこの辺にして、また後日ロバートパーカーについて、
もっと深く掘り下げていきたいと思います。
本日も最後までありがとうございました
À demain!!
ワインショップ・イーエックス
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