2019年03月17日
意外と知らない、フランスのお菓子の名前〜リヨン〜
先日よりアメブロさんに移動しました。
https://ameblo.jp/michiko-oishiihii-hibi/
引き続きよろしくお願いいたします
こんにちは
今日はフランスのお菓子についてです。
フランス菓子はカラフルな「マカロン」やキレイな「フルーツタルト」の様な、
可愛くオシャレな物が多いと思われがちですが、
現地の地方菓子は実に素朴でシンプルです。
今日はそんなフランス菓子の中から、
食の都リヨンLYONのお菓子にスポットを当てたいと思います
リヨンの場所はこちら↓
場所はワインの銘醸地、ブルゴーニュ地方の
少し南に位置しています。
Praline rouge〜プラリーヌルージュ〜
赤いプラリーヌ(アーモンドに赤い砂糖衣をかけた物)を使ったお菓子が、
いろんなバリエーションで作られています
これは現地で私が撮ってきた写真なのですが、
4枚とも全て違うお店のショーケースです。
えっ!?と思いますよね。
フランスの地方はこんな感じで、どこのケーキ屋さんも並んでいるものが一緒なのです
日本と違って、
フランスではどのお店も地方菓子を中心に揃えています。
昔からのその地方に伝わる郷土菓子をとても大切にしています。
なのでLYONの場合は、どこに行っても、
この「赤いプラリーヌ」だらけです。
(アルザス地方とかだとクグロフだらけ。)
なぜ赤いのか!?って諸説あるようですが、
その中の1つ、写真にも写っている赤が所々に散りばめられたパン。
これはブリオッシュ・オ・プラリーヌ・ルージュ〜Brioche aux pralines rouges〜 といいます。
このパンの由来は面白くて、
元々はスイスの近くのサヴォワ地方で生まれたお菓子がリヨンに伝わったもの。
3世紀にローマ執政官から結婚を申し込まれたアガトという女性はこの申し込みを断り、
怒った執政官は、
な、な、何とっ!!
アガトの乳首を切り取ってしまった!!
でも翌日、乳首は無事に再生しましたとさ 笑。
乳首の形に見立てられたのがこのプラリーヌルージュ。
コレを本で読んだ時とても衝撃的で、
この話は忘れられません 笑。
想像するだけでめっちゃ痛そう、怖すぎる!!
でも再生したらしいので、一安心
フランスの食文化の歴史には、こういうおもしろ話が多々有ります。
私の旅先での思い出と共に、これから徐々にお伝えしていこうと思います
私が持ってるオススメの2冊の本
↓上に書いたフランスの地方菓子のお話と共に、それぞれのお菓子のレシピも載ってます。
私のフランス地方菓子新版 お菓子の物語とレシピ [ 大森由紀子 ]
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↓とてもシンプルで分かり易いレシピ集です。初心者の方でも簡単に作れる内容になっています。
それではみなさま素敵な日曜日を
Bon dimanche!
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