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2020年10月15日

レース回顧 南部杯


12日(月)盛岡で行われた南部杯は伏兵アルクトスが道中好位の外目追走から直線抜け出してGT初制覇を遂げました。

この日の盛岡は早い段階で稍重。
馬場レベルとしては相当に軽いダートではあったでしょう。
勝ちタイムは1分32秒7。
ラップバランスとしては前傾ラップ。道中、ほぼ息の入らない流れで淡々と進み、馬場が軽かった分、ラストもそこまで落ちなかったイメージです。
高いレベルでの追走勝負、総合スピード勝負にはなっていますね。

勝ったアルクトスは外枠からラクに好位の外目まで入っていけましたし、自分のリズムで道中も運べたと思います。
その上でモズがインティを潰す形になったので、漁夫の利的な部分はあったでしょう。
ただ、スムーズなレースができれば、このレベルでもやれる力は証明しましたし、ここはこの馬にとっても大きな1勝となるのではないでしょうか。

2着はモズアスコット。
この馬があの位置で前をつつく展開は想定できませんでしたし、結果的にそれは正解でしたね。
左回りに高速ダートと、この馬にとって走る条件ではあったと思いますが、しっかり立て直してきた陣営の手腕は素晴らしかったですね。

3着はモジアナフレーバー。
内でロス無く立ち回った面はありますが、この流れをスピード負けしなかったのは地方馬としては立派ですね。
軽い馬場なら中央の一線級とも充分やれる力は見せてくれましたし、今年も少し狙った記憶はありますがフェブラリーSは走れる条件だとは思うんですけどね。

4着はサンライズノヴァ。
この馬の力は出せたレースだとは思いますし、内容的には悪く無いかなと見ています。
この条件で、ここまで前が止まらないと、どうにもといったところでしょう。

5着はワンダーリーデル。
ラストはいい脚を使ってはいるんですけどね。
ポジショニングで後手を踏んでしまうと、この流れではここらが限界というところですかね。

馬券的にはハズレ。
ここは結構な外しっぷりでしたね。
先週の中央3重賞がそれなりの結果で、ここも鼻息は荒かったんですが見事玉砕というオチでした(苦笑)


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