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2020年09月01日

レース回顧 キーンランドC

30日(日)札幌で行われたキーンランドSは後方外目追走から押し上げていったエイティーンガールが差し切り。重賞初制覇を決めました。

この日の札幌は重。予報通り、結構雨の影響を受けて馬場は一気にタフより。馬場バイアスも完全に外有利に傾いていましたね。
勝ちタイムは1分10秒6。
ラップバランスとしては、ややハイといったところ。馬場もあって、前の意識もそこまで飛ばすという感じではありませんでした。
スプリント戦としてはフラットに近いラップバランスですし、ここはより馬場バイアスのウエイトが高かったレースと見ていいでしょう。

勝ったエイティーンガールは、道中後方寄りで自分のリズムで追走。ラストも余裕ある差し切りで見た目には強い競馬でしたね。
ここの好走ポイントは大きく見て二つかなと。
自信スローバランスで入れたことと重馬場適正が他馬に比べてかなり高かったことではないかと見ています。
夏に使い過ぎた面はありますし、この内容が本番に繋がるかと言われれば微妙だとは思いますが、自身の適正に噛み合いそうな舞台なら力は重賞級といったところでしょうか。

2着はライトオンキュー。
外から早めに進出する強気の競馬ではありましたが、結果的に少し仕掛けが早かったかもですね。
シンプルに勝ち馬とは重馬場適正の差もあったかもです。
この馬も本番に向けては、夏に使い過ぎた面はありますし、そのあたりも含めてどうでしょうかね。

3着はディメンシオン。
相対的に見て、タフな馬場は味方した印象ではあります。
流石にスプリント戦で時計勝負は厳しいと思います。
まぁ、掴みどころが難しい馬ではありますよね。

4着はアスタールビー。
外枠から果敢に先行していきましたが、馬場を考えれば少し突っ込み過ぎたのかなとはなりますかね。

1番人気で15着に沈んだのはダイアトニック。
完全に馬場バイアスにやられた感じですし、途中から回ってきただけのレースに切り替えたので肉体的なダメージは最小限でしょう。
精神的に変なダメージさえなければ、本番巻き返してくる可能性は高いのではないでしょうか。

馬券的にはハズレ。
ここは馬場バイアスを読めていませんからね。お手上げのレースではありますかね。






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