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2020年07月28日

レース回顧 アイビスSD

26日(日)新潟で行われたアイビスSDは果敢にハナを奪いきったジョーカナチャンが後続の追撃を振り切り、重賞初制覇を決めましたね。

この日の新潟は良。時計的にもしっかり出る良馬場ではあったと見ています。
勝ちタイムは54秒5。
ラップバランスとしては、序盤先行争いが激しくなった分、ハイバランスにはなっていますし、ラストも落としているので、ここで差し馬が突っ込んで来ても、おかしくない形にはなっています。
ほぼほぼ、追走特化戦になっていますし、追走で脚を削がれずにラスト踏ん張れた馬が上位に来たレースではありますね。

勝ったジョーカナチャンはスタートで少し不利がありつつも、二の脚で一気にハナに立ち、ライオンボスの前に入ったのは好判断でしたね。外枠の先行勢のスタートがイマイチだった部分もありますが、これはお見事でした。
結果、後続の脚を追走で削ぎ切った形ですし、強い競馬ではありましたね。
この馬は1200でもやれるでしょうし、先が楽しみになる1勝になりましたね。

2着はライオンボス。
ジョーカナチャンに前に入られ、ラブカンプーに蓋をされるわで、苦しい立ち回りではありました。
それでも、ラストばらけてからはしっかり伸びて来ていますし、負けて強しの競馬ではありました。
ただ、この馬は1200で結果が出ていませんし、この後目標になるレースがないのが不憫ではありますね。

3着はビリーバー。
流れが噛み合った部分はあると思いますが、ラストの伸び脚は良かったですし、初の千直にしっかり対応して、いい競馬だったと思います。
先と言う意味では1200でも対応可能なこの馬は楽しみですね。

4着はメイショウカズヒメ。
休み明けではありましたが、外枠を生かして、しっかり走ってきましたね。
条件次第で、このクラスでもの力は示してくれたと見ています。

5着はダイメイプリンセス。
スタートが良くなかった部分はありますが、流れ的には噛み合う競馬でしたので、そのわりにはラストガツンと来ませんでしたね。
純粋なスピード面は少し衰えてきているのかなという印象になりますね。

馬券的にはハズレ。
堅め決着で勝ち馬ヌケというどうにもならない結果ですね、はい。



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