ノリベッキオの馬券王への道

26日（水）大井で行われた帝王賞は道中後方から直線差し切ったオメガパフュームが勝利。コース巧者ぶりを、いかんなく発揮しましたね。

この日の大井は、終日の重。時計的には、ある程度出ていた印象で、前日比較でも多少なり、時計の出やすい馬場ではあったと思います。
勝ちタイムは2分04秒4。ラップ的には逃げ馬が離し気味に逃げたとはいえ、それなりの前傾ラップ。ただ、それは常識的な範疇ではあったと見ています。
ラストは、大井らしくコーナーで一度緩み、直線で再加速。
基本的にはコーナーで勢いをつけて入ってきた馬が有利な流れではあったと思いますし、馬場のバイアスも少し外差し傾向にあったのかなという印象です。

勝ったオメガパフュームは、スタートで出負けしたこともあり、道中ほぼ最後方。少し心配になる部分はありましたが、ペースにも助けられましたし、腹をくくって後方インでロスなく乗ってきたのも良かったと思います。
ラストはコーナーで淀んだところで押し上げ、直線の脚は流石でしたね。
まぁ、このコースは間違いなく合うんでしょうし、敢えて言うなら、前々で強い競馬ができた馬がいなかったのも幸いでした。
ここは最上位2頭がいなかったとはいえ、そこそこのメンバーでしたし、改めて秋に王者を狙う資格は得たでしょう。

2着はチュウワウィザード。この馬は内枠から押し出される形で前々のポジションになりましたし、流れを考えれば、その分ラスト甘くなったのかなという印象。
ただ、内容的には強い競馬ではありましたし、最上位グループの力があるところは示せましたね。

3着はノンコノユメ。外枠からスムーズな競馬が出来ましたし、予想以上にポジションが取れたのは好走の要因でしょう。
コーナーで緩む大井は、この馬にとって悪くない条件なんでしょうね。
ノビシロがあるわけではないですが、力はそこまで落ちていない印象で不器用なタイプではありますが、この馬を軽く扱ったのは素直に反省ですね。

4着はミツバ。スタートこそ良くありませんでしたが、全体としてはかなり噛み合った印象。
ただ、その分力負けは感じました。
このレベルで勝ち負けとなると、流石に少し足りないのかなというイメージですね。

6着はインティ。やはりというべきか、馬場が合わず、距離も少し長かったのかもですね。
序盤の主導権争いもラクではありませんでしたが、コーナーでもう少し強気に仕掛けても良かったかもですね。
少し消化不良ではありましたし、もう少しやれてもとは見ていただけに残念です。

馬券的には本命馬沈み惨敗です。
まぁ、いろいろと噛み合ってはいませんね。