ノリベッキオの馬券王への道

19日（日）東京で行われたオークスは1番人気推されたラヴズオンリーユーが中団から直線大外一気で戴冠。見事、無敗のオークス馬に輝きました。

この日の東京は先週同様超高速馬場。流れれば、いくらでも時計の出る馬場ではあったと思います。
勝ちタイムは2分22秒8。ハーフで見るとほぼ平均。オークスとしては、かなり流れましたね。
序盤から速く、中盤も緩まず、かつラストの仕掛けも早い、淀みなく流れた高速持続力戦。
当然、どの位置も追走は問われていますし、スピードの持続力を含めた総合力勝負になったと見ています。

勝ったラヴズオンリーユーは、道中中団からラストの脚も素晴らしかったですし、スケールを感じる勝ち方をしてくれました。
輸送や一気の相手強化もクリアしましたし、個人的には1番人気に応えての勝利も評価したいです。
無配でもありますし、この先が本当に楽しみになりましたね。

2着はカレンブーケドール。高速馬場と距離延長でパフォーマンスを上げてきた形ですが、前目から早め先頭の競馬は流れを考えてもラクではなかったはずです。
勝ち馬、3着馬との着差を見ても、フロッグではないでしょうし、驚きのそして普通に強い2着でしたね。

3着はクロノジェネシス。勝ちに行くポジションは取ってくれましたが、レース全体が流れ過ぎた印象で、この馬の武器である切れが生かせる流れにはなりませんでしたね。
適正としてはミスマッチの中で、ここまで頑張れているので評価を落とす必要はない3着と見ます。

4着はヴィクトーリア。出負けして後方からの競馬。ラストの脚は素晴らしかったですね。
ただ、このレベルで勝ち負けとなると出負けは今後もネックになりますし、元々逃げも可能な馬だったわけで、今後どういう競馬をするのかという意味で、非常に気になる馬ではあります。

5着はダノンファンタジー。正攻法の競馬で、かつスムーズなレースもできたので完敗にはなりますね。
相対的に見れば距離かなとも思いますし、秋にどういう路線になるかわかりませんが、巻き返して欲しい1頭です。

馬券的にはハズレ。
先週はここも平安Sも、獲れて単勝までといった結果で…。
まぁ、目が行かずだからこそ穴馬になるんでしょうけど。