ノリベッキオの馬券王への道

4日（日）京都で行われたＪＢＣクラッシックは、ここでは3番人気に甘んじたケイティブレイブが中団追走から力強く差し切り快勝。路線トップレベルの力を証明しました。

勝ちタイムは1分56秒7。ラップバランスとしては前傾ラップではあるんですが、このレースの特徴は中盤が恐ろしく速いこと。向正面でテイエムジンソクが仕掛けたとこで一気にペースが上がり、そこからは一貫消耗戦になっています。なので、基本前には厳しく、中団から後方にいた馬に有利な流れではあったと思います。

勝ったケイティブレイブは、結果的に無理に追いかけず、じっくり構えたのが良かったと思います。
福永騎手も、この馬に関しては相当信頼して乗っているように見えますし、馬もそれに応えています。
少し重めの馬場になったのも、この馬には向いたと思いますが、この条件このメンバーに勝ち切ったのは評価していいでしょう。
改めて、ルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームとの対戦が楽しみになりました。

2着はオメガパヒューム。スタートは良かったものの枠の並びもあり、後方よりの位置取り。そこから、高い後半要素を見せてくれました。
相対的に見て、ポジションが取れないのは強い相手と走る際ネックになりそうですが、それを上回る後半要素を身に着けたいですね。
いずれにしても、先々この路線の中心になる馬なのは間違いないでしょう。

3着はサンライズソア。上位勢の中では、この馬が一番厳しい競馬を強いられました。それでも、3着確保ですから、地力強化は疑いようがありません。
出遅れ冴えなければ、今後も高いレベルで安定して走ってくれると見ています。

4着はノンコノユメ。後方から、この馬の競馬に徹しましたが、少なからず流れは向きましたね。器用なタイプではないだけにここが目一杯かなと思います。
やはり、この馬を強く狙うのは府中ですね。他場だと、どうしてもこういったレースになるかもです。

5着はサウンドトゥルー。この馬も流れ的には噛み合ったと思います。それでも年齢を考えれば、良く走っていると思います。


大きく力が落ちているとは思いませんが、流石にもう一戦級と勝ち負けとなると厳しいかもしれません。
このあと地方への移籍が決まったようですね。無事に長く走って欲しいと切に願います。

馬券的には▲-〇で馬単的中。
ここも安いとはいえ、きっちり獲れて良かったです。
もう少し買い方は工夫できたかなとも思いますが。