2017年11月19日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.12-2
〜ep.12-1のつづきから〜
銀杏並木で待っていたホランの許にウォンソクが来た。表面上はいつもと変わらないように並木道を歩き始める2人。その向こうに見える、ダーツが全く当らない男。それは・・・
「お?」ウォンソクとホランは同時に気付いた。投げるさまはめちゃくちゃカッコイイのに全く風船に当らないセヒ!周りのギャラリーも失笑し、さすがのジホも少し離れるほど(笑)
「ジホ!」ホランが声をかけてきた。らしくないことをしているセヒを不思議がるホラン。「私も分からないの。急にしようって」ジホの言葉を聞いたウォンソクはピンと来た。セヒにデートコースを訊かれたから、自分たちのを教えたと言う。
「デート?」セヒが自分とデートしようとしてくれていたことを知ったジホ。そして最後の1本も風船には当らなかった。
景品のぬいぐるみを見てもう1000円分をしようとするセヒ。ジホは新しいダーツの矢を横から取り、今度は自分がすると言った。果たして腕前は!?
いきなり1本目から当てるジホ!次々当てていくと見物人がやんややんやの大喝采。セヒもジホの腕前に感心して拍手をしてるよ!結局全部命中させてしまった。ジホちゃん、暗殺者になれるかもしれません・・・(笑)
スジは家で仕事中。パソコンでデータとにらめっこ。しかし、突然何かを思いついた様子!画面を切り替え、ブラジャーのデザインに没頭し始めた。ベッドの上ではマ代表専用電話がマナーモードで着信中〜。全く気付かずに熱中しているスジ。
結局ダーツで2000円も使ってしまったセヒ。ジホと手を繋ぎながら反対の手で大きなカタツムリのぬいぐるみを抱えている。「その人形、そんなに欲しかったんですか?」とジホが訊くと、「これ、ジホさんのだけど」と久しぶりの無表情セヒだ!
「私のだったんですか?」「ええ。だから猫ではなくカタツムリなんですけど」それを聞いて吹き出すジホ。ジホのだからとぬいぐるみをジホに持たせるセヒ。それともう一つ、小さな箱をポケットから出してこれもジホのだからと手に押し付け、さっさと前を歩いて行ってしまった。この無表情は照れ隠しだったのね〜。(無表情判定士の個人的な見解です)
いつもの部屋でスジを待つマ代表。いくら電話をかけても留守電につながる。「なんで電話を取らないんだよ〜」耐えるマ代表。そこに駆け込んできたスジ!「ごめん、ごめん。いっぱい待った?」と謝る。マ代表は電話がつながらないことを質すと家に置いて来てしまったと悪気のないスジ。マ代表はいつも家を避けるスジがもどかしく感じるんだよね。家まで行くって言ってるのにいつもホテルで待ち合わせ。ぶつぶつ文句を言うマ代表にバックハグをして甘えて謝る小悪魔スジ。こうなるともうこれ以上は怒れないよね〜。
一戦交えたあと(?)、シャワーを浴びて髪を乾かし始めたスジ。自宅からわざわざ持って来たドライヤーを使うスジに呆れるマ代表は家で会えば持ってこなくて済むのにと、また家で会いたいオーラを出す。お互い好きな気持ちはあって、最後はふざけて終わるんだけど、根本的なところが合ってないような!?
喫茶店でさっきもらった小さい箱を開けるジホ。中には星のモチーフが下がるスワロフスキーのピアスが。セヒがジホをチラッと見て反応を窺ってるような表情だよ!「綺麗です」とジホが言うと、密かに嬉しそうなセヒ。「とても綺麗です」と、ピアスから目を離せないジホ。大げさに喜ばなくても、本当に気に入ったことが分かる顔。
どうして急にこんなプレゼントをくれたことを尋ねたジホ。セヒは前から結婚指輪もなかったことが気にかかってたんだね〜。ジホに一度くらいは何かプレゼントをしたかったと言ってくれた。たかが知れてるつまらないものでも他の人のように。
ジホは「それで他の人たちみたいにこういうデートをしたんですか?今日。ウォンソクにさっき聞きました」と訊いた。セヒは当惑しながら「考えてみたら、ジホさんと私は世代がずいぶん違うので何をしたらいいのかよく分からなくて」と答える。セヒが38歳、ジホは30歳。
「考えてみたらすごくオジサンなんですね」←直球過ぎるジホ(笑)私が小学校に入った時は中学生で、中学の時は軍人のおじさん?と歳の差を数えると、ちょっと気分を害したセヒ?「軍人のおじさんまでは・・・ただの軍人です」と訂正(笑)
ジホもマ代表に80年生まれとデートするならどこがいいかいつの間にか訊いていたらしい。今いる喫茶店は学生時代のセヒがよく来ていたところだと。(ちょっとセヒには辛い思い出があるところだけど〜〜)
ジホは化粧室に行くと言い、ピアスもつけてくると言って一緒に持って行った。すごく、ささやかな幸せの時間だね〜
トイレの鏡の前でひとりでに笑いが出てくるジホ。「可愛くてこまっちゃう」
ピアスをしている時にキャッチが落っこちた!サッと拾ってくれた美しい女性にお礼を言い、耳に通そうとするがなかなか入らない。その様子を見ていた女性が「私がしてあげる」と言ってジホの耳にピアスを通してくれた。お礼を言うジホ。「綺麗ですよ」と笑いかけ、その女性は颯爽と出て行った。
トイレから出てくると、さっきまでいた席に先ほどの美女が座って外を見ている。セヒも注文をした後、トイレに行ったらしい。
当惑したジホが立っていると女性が気付き、「ごめんなさい。この席から空が一番よく見えるんです」と言い「失礼しました」と席を立って行った。ジホは何故か呼び止め、「さようなら(안녕히 가세요)」と挨拶をして見送った。そう、この美しい女性はお察しの通り、セヒの元カノだーーー!(まだジホは知らないけどね)
そこにセヒが入れ違いで席に戻って来た。危ねーー。ピアスをつけたジホを見て「よくお似合いです」と言ってくれた。ジホは嬉しそうに「そうでしょ」と笑いながら答えた。
ホランとウォンソクも別のレストランで食事をしている。話題はさっき会ったジホたちのこと。微笑ましく初々しい2人の話をしながら、久しぶりに俺たちも風船ダーツするか?とウォンソクが訊いてもお金がもったいないとホラン。人形が荷物になるしとウォンソク。長く付き合ったカップルはもうその時期は過ぎた。
ウォンソクが、今日しているネクタイはホランのお母さんが就職祝いに買ってくれたものだとホランに言った。ホランはお母さんが何だって?と訊いてくる。「お母さんは…」と言いかけたウォンソクの頭にさっきセヒから言われた“正直になる必要がある”という助言が甦る。
「ホラン」と真剣な顔で話し始める。「俺たちの結婚だけど・・・もう少し待つことできるか?」どのくらい待てばいいかと問うホランに5年くらいと言うウォンソク。当惑するホランにそのぐらいかかりそうだと淡々と言う。「5年したら、私35だよ。恋愛を12年しようってこと?」お互い気まずく視線を外した。
劇場に入ってきたホランたち。疲れたなら家に帰ろうかと訊くウォンソクに予約したんだから見ないとと言うホラン。そこでホランは気づいた。見たかったお芝居と看板の題名が微妙に違うことを。ウォンソクが切符を買って戻ってくると、ホランが「これ何?」と訊く。そこで初めてウォンソクは覚え間違いをしていたことに気づき、ホランは大きなため息をついた。でもウォンソクに文句は言わないんだよねー。ウォンソクは取り消して見たい方を見ようと言うんだけど、ホランはもうこっちでいいからと諦めた感じ。お互いの気持ちがすれ違って、亀裂が知らず知らずのうちに大きくなってることがよく分かる。一人でスタスタ劇場に入るホランとその場で大きくため息をつくウォンソク。
お芝居が始まった。芝居を見ながらお互いにお互いの結婚観に関してのズレを思い出す2人。芝居の台詞と自分たちがオーバーラップしてホランは涙を流し、ウォンソクも目を赤くしてネクタイを緩めた。隣にいるのに、すごく遠くにいるみたいに見えるよー。
家に帰って来たジホとセヒ。ソファーに座って何気なく言ったセヒの一言にジホは仰天。「先にシャワーしてください」←セヒは昨日は自分が先にシャワーを使ったから、今日はジホに譲っただけの意味なんだよね〜(笑)
「あ、あ〜。そういう意味ですよね」と言うジホ。怪訝そうに窺うセヒに慌てて他の意味なんてないとごまかす。「先に使ってください。今日は化粧を落とさなくてはいけないので」と言うジホの顔をじっと見て「化粧をしていないと思っていました。洗った顔といつも同じなので」と真面目に言うセヒ。ジホは嬉しくてセヒを叩き、「してますよ〜、お化粧」と言いながらカタツムリを抱いて部屋に引っ込んでしまった。
自室でメイクを落としながら「何よ〜。変な所でドキドキさせて」とニヤけるジホ。「でもいつまでドキドキだけさせるの?愛はプラトニックだけじゃないじゃない、この80年生まれおじさん〜」と真顔で鏡に向かってセヒに話しかける(笑)
鏡越しに見えたピアスを外したジホは喫茶店のトイレで美女に耳を触られピアスをつけてもらったことを思い出した。その触られた感触が甦ったんだね。女性の手にまで反応する自分のことを淫乱か!?と呆れるジホ。
ホテルからスジの車まで戻る道すがら、マ代表の家まで送ると言うスジに断固としてスジの家まで送ってそこから帰ると譲らないマ代表。家も私生活も見せてくれないスジに寂しく思ってるんだよね。「うちのウ・スジさんは結婚のお考えはないんですか?」とややおどけて訊くも、「全く」とバッサリ言われる。マ代表は、一緒にご飯を食べたり買い物をしたり、ケンカやいろいろあっても生活を共有することも悪くないと言う。それが嫌だと言うスジ。そんなつまらない生活を共にする人とどうやってセックスするのか、幻想が砕ける、と。結婚は男女関係の墓場だと言うスジ。普通の人はそうやって暮らしてるとマ代表が言うと、他の人がしてることはしたくない、自分の人生も手に余るのに他人の人生を台無しにする考えはないと頑なに人を寄せ付けないスジの言葉。マ代表は黙ってしまう。
自室にて、真剣な顔でスマホを見ているジホ。何かと思えば『セックスレス、あなたの健康が危ない!』という記事(笑)内容に心当たりのある様子。『第1:不眠症、第2:鋭敏な感覚、第3:無力感と頭痛』(←これホント??)
「明らかに欲求不満状態だ」と自分を見つめ直したジホ(笑)。「危険だ」
セヒがシャワー中に詩集を戻しにジホはセヒの部屋に入った。元の位置に戻し、「ちゃんと読みました。思い出だと知らなくて借りました。ごめんなさい」と本に謝った。
駐車場に着いても降りようとしないマ代表。仕事がなければ送るのにと言うスジに、「本当にそんなに名残惜しければコーヒー1杯でも出してくれるのか?」とどうしても部屋に行きたいんだね。自分の彼女の何もかもが知りたいマ代表にスジは「理解できないね」と言い「(家で)仕事しなくちゃならないの」と鉄壁を立てる。「ジホの家のキムチあげるね」とスジが言うと「キムチは止めた」と拗ねちゃったよ〜。スジがトランクからキムチを出しに外に出た時、スジの携帯にメッセが入った。気になって思わずポップアップを見てしまったマ代表。
『どこにいる?家に着いたよ、早く来て〜』という内容に、表示名は『私の愛(내 사랑)』
「何してるの?行こう」と言うスジに不信感がどんどん湧いてきてしまう。
エレベーターの前でお別れをする2人。「着いたらメールしてね」と言いエレベーターに乗り込むスジ。一旦閉まった扉をもう一度開け、「スジ。家に友達でも来てるのか?」とマ代表は訊いた。「ううん」と否定するスジ。「私疲れたの。家で一人で休みたい」と言われて「そうか」と言いたいことをぐっと飲み込んだマ代表。扉が閉まり、エレベーターが上がっていく。我慢ができなくなったマ代表は非常階段を登りはじめた!これまで付き合う前の会話を思い出して、スジのことを信じきれなくなったんだね〜。家に他の男がいるんじゃないかと。
スジの部屋の階に出たマ代表はスジを見つけた。「出ていたの?」とスジが声を掛けたその人は。
シャワーから出て自室に入ったセヒ。クローゼットを開けるとジホが戻した詩集が目に入り、手に取った。めくっていくと、付箋が貼ってある『訪問客』のページで手が止まる。じっとジョンミンからの付箋のメッセージを見るセヒ。
マ代表は遠目でスジを追っている。「寒いのになんで出てるのよ」と声を掛けたその相手はスジのお母さんだった。足を引きずって歩くお母さんの手を取って歩くスジ。マ代表は茫然と見ている。自分の疑心が全く別方向だったことに衝撃を受けているような表情。
“人が来るということは実はとてつもないことだ。彼女は彼女の過去と現在と、そして、彼女の未来とともにくるためだ”
ホランは化粧室で涙を拭きとる。泣いたことを分からなくするかのように。お芝居が終わり、他の客はもう劇場を出ている。ウォンソクだけが座席に残っていた。
「行こう」と席に戻ったホランが言うと、座ったままのウォンソクは前を向いたまま静かに言った。
「俺たち別れよう」
“一人の人生がくるためだ”
付箋をページから剥がしたセヒはあの日を思い出していた。この詩集をもらった日。あの喫茶店のあの席で。
硬い顔で婚姻届と詩集を差し出したジョンミン。「私のものは全部出したわ。あなたのものだけ片付ければいいから」セヒはジョンミンに懇願しているがジョンミンはもう気持ちが切れている様子だ。「私の前でお父さんの話はやめて。あなたの家族の話はしないで」
「俺たち、話をしよう」と真剣な眼差しでジョンミンに言うセヒ。「私の前で“俺たち(ウリ)”と言わないで。幸せにならないで」ジョンミンは席を立って去って行った。
残されたセヒは・・・涙をこらえて、声も出さずに泣いている。
“お前の言葉通り、幸せにはならなかった。お前の言葉通り、誰も愛さなかった。だけど今日、あの席で少しの間、幸せだった。少しの間、全てを忘れていた”
部屋を出ると居間でジホがテレビを見て笑っている。カタツムリの人形を抱いて。部屋を出たセヒに気づいて「一緒に見ますか?」とジホは言った。ソファに座り、ジホの後姿を見ながら心の中で思う。
“俺はこの女が、可愛い。その気持ちが可愛い、だけど・・・” セヒの方を振り返って恥ずかしそうに目を外すジホ。
寝る時間になってお互いの自室に入るのに名残惜しそうな素振りのジホ。「おやすみなさい」と言ってとぼとぼ部屋に向かう。セヒの顔を見ながらドアをゆっくりと閉めるジホを見ているセヒは思う。
“それと同時に怖い。自分が恐ろしい。また誰かを傷つけてしまうかと。だけど”
閉まり切る前のドアに手を入れてジホの部屋に入ってきたセヒ。ジホが驚いた顔で振り返る。
“もう俺も幸せになりたい”
「今日、一緒に・・・寝ますか」
セヒがジョンミンとの別れを消化してジホの方に本格的に近づいてきたよ〜。ジホは相変わらずセヒに真っ直ぐで可愛いその真っ直ぐなところがセヒの心を動かしたんではないかと思います〜〜
次回は、、、やはりジョンミンがキーパーソンでしょうね!!
イビキをかいて寝ているジホ(笑)ま、セヒはジホがイビキをかくことはもう知ってるから〜。これが現実の生活をともにするってことだもんね。何でも綺麗ごとじゃ済まないよ(笑)
しかし、セヒはジホの行動日記(?)をつけてたのかな?下宿人時代の名残り!?それもそれである意味怖い(笑)
ジョンミンとジホの接点は仕事ですね。制作会社代表のジョンミンとシナリオライターとして会ったジホ。
「私ができるいい話をやってみたいんです」仕事にも直球のジホかな?名刺を見たセヒはマ代表にジョンミンの近況を探りを入れてるよ〜
スジ&マ代表、ホラン&ウォンソクのところもこじれているし・・・気が抜けない13話と14話になりそうです!!
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銀杏並木で待っていたホランの許にウォンソクが来た。表面上はいつもと変わらないように並木道を歩き始める2人。その向こうに見える、ダーツが全く当らない男。それは・・・
「お?」ウォンソクとホランは同時に気付いた。投げるさまはめちゃくちゃカッコイイのに全く風船に当らないセヒ!周りのギャラリーも失笑し、さすがのジホも少し離れるほど(笑)
「ジホ!」ホランが声をかけてきた。らしくないことをしているセヒを不思議がるホラン。「私も分からないの。急にしようって」ジホの言葉を聞いたウォンソクはピンと来た。セヒにデートコースを訊かれたから、自分たちのを教えたと言う。
「デート?」セヒが自分とデートしようとしてくれていたことを知ったジホ。そして最後の1本も風船には当らなかった。
景品のぬいぐるみを見てもう1000円分をしようとするセヒ。ジホは新しいダーツの矢を横から取り、今度は自分がすると言った。果たして腕前は!?
いきなり1本目から当てるジホ!次々当てていくと見物人がやんややんやの大喝采。セヒもジホの腕前に感心して拍手をしてるよ!結局全部命中させてしまった。ジホちゃん、暗殺者になれるかもしれません・・・(笑)
スジは家で仕事中。パソコンでデータとにらめっこ。しかし、突然何かを思いついた様子!画面を切り替え、ブラジャーのデザインに没頭し始めた。ベッドの上ではマ代表専用電話がマナーモードで着信中〜。全く気付かずに熱中しているスジ。
結局ダーツで2000円も使ってしまったセヒ。ジホと手を繋ぎながら反対の手で大きなカタツムリのぬいぐるみを抱えている。「その人形、そんなに欲しかったんですか?」とジホが訊くと、「これ、ジホさんのだけど」と久しぶりの無表情セヒだ!
「私のだったんですか?」「ええ。だから猫ではなくカタツムリなんですけど」それを聞いて吹き出すジホ。ジホのだからとぬいぐるみをジホに持たせるセヒ。それともう一つ、小さな箱をポケットから出してこれもジホのだからと手に押し付け、さっさと前を歩いて行ってしまった。この無表情は照れ隠しだったのね〜。(無表情判定士の個人的な見解です)
いつもの部屋でスジを待つマ代表。いくら電話をかけても留守電につながる。「なんで電話を取らないんだよ〜」耐えるマ代表。そこに駆け込んできたスジ!「ごめん、ごめん。いっぱい待った?」と謝る。マ代表は電話がつながらないことを質すと家に置いて来てしまったと悪気のないスジ。マ代表はいつも家を避けるスジがもどかしく感じるんだよね。家まで行くって言ってるのにいつもホテルで待ち合わせ。ぶつぶつ文句を言うマ代表にバックハグをして甘えて謝る小悪魔スジ。こうなるともうこれ以上は怒れないよね〜。
一戦交えたあと(?)、シャワーを浴びて髪を乾かし始めたスジ。自宅からわざわざ持って来たドライヤーを使うスジに呆れるマ代表は家で会えば持ってこなくて済むのにと、また家で会いたいオーラを出す。お互い好きな気持ちはあって、最後はふざけて終わるんだけど、根本的なところが合ってないような!?
喫茶店でさっきもらった小さい箱を開けるジホ。中には星のモチーフが下がるスワロフスキーのピアスが。セヒがジホをチラッと見て反応を窺ってるような表情だよ!「綺麗です」とジホが言うと、密かに嬉しそうなセヒ。「とても綺麗です」と、ピアスから目を離せないジホ。大げさに喜ばなくても、本当に気に入ったことが分かる顔。
どうして急にこんなプレゼントをくれたことを尋ねたジホ。セヒは前から結婚指輪もなかったことが気にかかってたんだね〜。ジホに一度くらいは何かプレゼントをしたかったと言ってくれた。たかが知れてるつまらないものでも他の人のように。
ジホは「それで他の人たちみたいにこういうデートをしたんですか?今日。ウォンソクにさっき聞きました」と訊いた。セヒは当惑しながら「考えてみたら、ジホさんと私は世代がずいぶん違うので何をしたらいいのかよく分からなくて」と答える。セヒが38歳、ジホは30歳。
「考えてみたらすごくオジサンなんですね」←直球過ぎるジホ(笑)私が小学校に入った時は中学生で、中学の時は軍人のおじさん?と歳の差を数えると、ちょっと気分を害したセヒ?「軍人のおじさんまでは・・・ただの軍人です」と訂正(笑)
ジホもマ代表に80年生まれとデートするならどこがいいかいつの間にか訊いていたらしい。今いる喫茶店は学生時代のセヒがよく来ていたところだと。(ちょっとセヒには辛い思い出があるところだけど〜〜)
ジホは化粧室に行くと言い、ピアスもつけてくると言って一緒に持って行った。すごく、ささやかな幸せの時間だね〜
トイレの鏡の前でひとりでに笑いが出てくるジホ。「可愛くてこまっちゃう」
ピアスをしている時にキャッチが落っこちた!サッと拾ってくれた美しい女性にお礼を言い、耳に通そうとするがなかなか入らない。その様子を見ていた女性が「私がしてあげる」と言ってジホの耳にピアスを通してくれた。お礼を言うジホ。「綺麗ですよ」と笑いかけ、その女性は颯爽と出て行った。
トイレから出てくると、さっきまでいた席に先ほどの美女が座って外を見ている。セヒも注文をした後、トイレに行ったらしい。
当惑したジホが立っていると女性が気付き、「ごめんなさい。この席から空が一番よく見えるんです」と言い「失礼しました」と席を立って行った。ジホは何故か呼び止め、「さようなら(안녕히 가세요)」と挨拶をして見送った。そう、この美しい女性はお察しの通り、セヒの元カノだーーー!(まだジホは知らないけどね)
そこにセヒが入れ違いで席に戻って来た。危ねーー。ピアスをつけたジホを見て「よくお似合いです」と言ってくれた。ジホは嬉しそうに「そうでしょ」と笑いながら答えた。
ホランとウォンソクも別のレストランで食事をしている。話題はさっき会ったジホたちのこと。微笑ましく初々しい2人の話をしながら、久しぶりに俺たちも風船ダーツするか?とウォンソクが訊いてもお金がもったいないとホラン。人形が荷物になるしとウォンソク。長く付き合ったカップルはもうその時期は過ぎた。
ウォンソクが、今日しているネクタイはホランのお母さんが就職祝いに買ってくれたものだとホランに言った。ホランはお母さんが何だって?と訊いてくる。「お母さんは…」と言いかけたウォンソクの頭にさっきセヒから言われた“正直になる必要がある”という助言が甦る。
「ホラン」と真剣な顔で話し始める。「俺たちの結婚だけど・・・もう少し待つことできるか?」どのくらい待てばいいかと問うホランに5年くらいと言うウォンソク。当惑するホランにそのぐらいかかりそうだと淡々と言う。「5年したら、私35だよ。恋愛を12年しようってこと?」お互い気まずく視線を外した。
劇場に入ってきたホランたち。疲れたなら家に帰ろうかと訊くウォンソクに予約したんだから見ないとと言うホラン。そこでホランは気づいた。見たかったお芝居と看板の題名が微妙に違うことを。ウォンソクが切符を買って戻ってくると、ホランが「これ何?」と訊く。そこで初めてウォンソクは覚え間違いをしていたことに気づき、ホランは大きなため息をついた。でもウォンソクに文句は言わないんだよねー。ウォンソクは取り消して見たい方を見ようと言うんだけど、ホランはもうこっちでいいからと諦めた感じ。お互いの気持ちがすれ違って、亀裂が知らず知らずのうちに大きくなってることがよく分かる。一人でスタスタ劇場に入るホランとその場で大きくため息をつくウォンソク。
お芝居が始まった。芝居を見ながらお互いにお互いの結婚観に関してのズレを思い出す2人。芝居の台詞と自分たちがオーバーラップしてホランは涙を流し、ウォンソクも目を赤くしてネクタイを緩めた。隣にいるのに、すごく遠くにいるみたいに見えるよー。
家に帰って来たジホとセヒ。ソファーに座って何気なく言ったセヒの一言にジホは仰天。「先にシャワーしてください」←セヒは昨日は自分が先にシャワーを使ったから、今日はジホに譲っただけの意味なんだよね〜(笑)
「あ、あ〜。そういう意味ですよね」と言うジホ。怪訝そうに窺うセヒに慌てて他の意味なんてないとごまかす。「先に使ってください。今日は化粧を落とさなくてはいけないので」と言うジホの顔をじっと見て「化粧をしていないと思っていました。洗った顔といつも同じなので」と真面目に言うセヒ。ジホは嬉しくてセヒを叩き、「してますよ〜、お化粧」と言いながらカタツムリを抱いて部屋に引っ込んでしまった。
自室でメイクを落としながら「何よ〜。変な所でドキドキさせて」とニヤけるジホ。「でもいつまでドキドキだけさせるの?愛はプラトニックだけじゃないじゃない、この80年生まれおじさん〜」と真顔で鏡に向かってセヒに話しかける(笑)
鏡越しに見えたピアスを外したジホは喫茶店のトイレで美女に耳を触られピアスをつけてもらったことを思い出した。その触られた感触が甦ったんだね。女性の手にまで反応する自分のことを淫乱か!?と呆れるジホ。
ホテルからスジの車まで戻る道すがら、マ代表の家まで送ると言うスジに断固としてスジの家まで送ってそこから帰ると譲らないマ代表。家も私生活も見せてくれないスジに寂しく思ってるんだよね。「うちのウ・スジさんは結婚のお考えはないんですか?」とややおどけて訊くも、「全く」とバッサリ言われる。マ代表は、一緒にご飯を食べたり買い物をしたり、ケンカやいろいろあっても生活を共有することも悪くないと言う。それが嫌だと言うスジ。そんなつまらない生活を共にする人とどうやってセックスするのか、幻想が砕ける、と。結婚は男女関係の墓場だと言うスジ。普通の人はそうやって暮らしてるとマ代表が言うと、他の人がしてることはしたくない、自分の人生も手に余るのに他人の人生を台無しにする考えはないと頑なに人を寄せ付けないスジの言葉。マ代表は黙ってしまう。
自室にて、真剣な顔でスマホを見ているジホ。何かと思えば『セックスレス、あなたの健康が危ない!』という記事(笑)内容に心当たりのある様子。『第1:不眠症、第2:鋭敏な感覚、第3:無力感と頭痛』(←これホント??)
「明らかに欲求不満状態だ」と自分を見つめ直したジホ(笑)。「危険だ」
セヒがシャワー中に詩集を戻しにジホはセヒの部屋に入った。元の位置に戻し、「ちゃんと読みました。思い出だと知らなくて借りました。ごめんなさい」と本に謝った。
駐車場に着いても降りようとしないマ代表。仕事がなければ送るのにと言うスジに、「本当にそんなに名残惜しければコーヒー1杯でも出してくれるのか?」とどうしても部屋に行きたいんだね。自分の彼女の何もかもが知りたいマ代表にスジは「理解できないね」と言い「(家で)仕事しなくちゃならないの」と鉄壁を立てる。「ジホの家のキムチあげるね」とスジが言うと「キムチは止めた」と拗ねちゃったよ〜。スジがトランクからキムチを出しに外に出た時、スジの携帯にメッセが入った。気になって思わずポップアップを見てしまったマ代表。
『どこにいる?家に着いたよ、早く来て〜』という内容に、表示名は『私の愛(내 사랑)』
「何してるの?行こう」と言うスジに不信感がどんどん湧いてきてしまう。
エレベーターの前でお別れをする2人。「着いたらメールしてね」と言いエレベーターに乗り込むスジ。一旦閉まった扉をもう一度開け、「スジ。家に友達でも来てるのか?」とマ代表は訊いた。「ううん」と否定するスジ。「私疲れたの。家で一人で休みたい」と言われて「そうか」と言いたいことをぐっと飲み込んだマ代表。扉が閉まり、エレベーターが上がっていく。我慢ができなくなったマ代表は非常階段を登りはじめた!これまで付き合う前の会話を思い出して、スジのことを信じきれなくなったんだね〜。家に他の男がいるんじゃないかと。
スジの部屋の階に出たマ代表はスジを見つけた。「出ていたの?」とスジが声を掛けたその人は。
シャワーから出て自室に入ったセヒ。クローゼットを開けるとジホが戻した詩集が目に入り、手に取った。めくっていくと、付箋が貼ってある『訪問客』のページで手が止まる。じっとジョンミンからの付箋のメッセージを見るセヒ。
マ代表は遠目でスジを追っている。「寒いのになんで出てるのよ」と声を掛けたその相手はスジのお母さんだった。足を引きずって歩くお母さんの手を取って歩くスジ。マ代表は茫然と見ている。自分の疑心が全く別方向だったことに衝撃を受けているような表情。
“人が来るということは実はとてつもないことだ。彼女は彼女の過去と現在と、そして、彼女の未来とともにくるためだ”
ホランは化粧室で涙を拭きとる。泣いたことを分からなくするかのように。お芝居が終わり、他の客はもう劇場を出ている。ウォンソクだけが座席に残っていた。
「行こう」と席に戻ったホランが言うと、座ったままのウォンソクは前を向いたまま静かに言った。
「俺たち別れよう」
“一人の人生がくるためだ”
付箋をページから剥がしたセヒはあの日を思い出していた。この詩集をもらった日。あの喫茶店のあの席で。
硬い顔で婚姻届と詩集を差し出したジョンミン。「私のものは全部出したわ。あなたのものだけ片付ければいいから」セヒはジョンミンに懇願しているがジョンミンはもう気持ちが切れている様子だ。「私の前でお父さんの話はやめて。あなたの家族の話はしないで」
「俺たち、話をしよう」と真剣な眼差しでジョンミンに言うセヒ。「私の前で“俺たち(ウリ)”と言わないで。幸せにならないで」ジョンミンは席を立って去って行った。
残されたセヒは・・・涙をこらえて、声も出さずに泣いている。
“お前の言葉通り、幸せにはならなかった。お前の言葉通り、誰も愛さなかった。だけど今日、あの席で少しの間、幸せだった。少しの間、全てを忘れていた”
部屋を出ると居間でジホがテレビを見て笑っている。カタツムリの人形を抱いて。部屋を出たセヒに気づいて「一緒に見ますか?」とジホは言った。ソファに座り、ジホの後姿を見ながら心の中で思う。
“俺はこの女が、可愛い。その気持ちが可愛い、だけど・・・” セヒの方を振り返って恥ずかしそうに目を外すジホ。
寝る時間になってお互いの自室に入るのに名残惜しそうな素振りのジホ。「おやすみなさい」と言ってとぼとぼ部屋に向かう。セヒの顔を見ながらドアをゆっくりと閉めるジホを見ているセヒは思う。
“それと同時に怖い。自分が恐ろしい。また誰かを傷つけてしまうかと。だけど”
閉まり切る前のドアに手を入れてジホの部屋に入ってきたセヒ。ジホが驚いた顔で振り返る。
“もう俺も幸せになりたい”
「今日、一緒に・・・寝ますか」
セヒがジョンミンとの別れを消化してジホの方に本格的に近づいてきたよ〜。ジホは相変わらずセヒに真っ直ぐで可愛いその真っ直ぐなところがセヒの心を動かしたんではないかと思います〜〜
次回は、、、やはりジョンミンがキーパーソンでしょうね!!
イビキをかいて寝ているジホ(笑)ま、セヒはジホがイビキをかくことはもう知ってるから〜。これが現実の生活をともにするってことだもんね。何でも綺麗ごとじゃ済まないよ(笑)
しかし、セヒはジホの行動日記(?)をつけてたのかな?下宿人時代の名残り!?それもそれである意味怖い(笑)
ジョンミンとジホの接点は仕事ですね。制作会社代表のジョンミンとシナリオライターとして会ったジホ。
「私ができるいい話をやってみたいんです」仕事にも直球のジホかな?名刺を見たセヒはマ代表にジョンミンの近況を探りを入れてるよ〜
スジ&マ代表、ホラン&ウォンソクのところもこじれているし・・・気が抜けない13話と14話になりそうです!!
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2回来てたので1つ消しておきました(^_^)
やっと月曜が来ましたね!心安らかに見たいので、必死で昨日までに終わらせました!
今日は溜まっている仕事を片付けなくては・・・最近、かなり本末転倒です(+o+)
ジホのところは19禁・・・どうなんでしょう??相当頭でっかちになってるジホだからな〜。逆に面白描写を希望します!(笑)
ホランとこはウォンソクの意向がわからなくてイライラしますね!考えの過程を言わず、結果だけいきなり言うと言うか。。。
お父さんが変、長いんですよ〜。なので飛ばしてもあんまり主筋は動かなかったり、私も長編はかなり苦手なので、すごく適当な視聴でした。やっぱり集中して見れるのは、16〜20話が限界です!
お約束どおり、今日UPされましたね、ありがとうございます。
【無表情判定士】(*^艸^*)
照れ隠ししてましたねぇ、確かに
インスタで、次回二人が本当に寝るかどうかで話が盛り上がってましたよ
パンドラの箱は開いちゃうのかな?
ジホの文学的な挑発がなんなのか気になりますw
ウォンソクとホランのところは、どうなっちゃうんでしょうね?ドラマが始まった時には一番ラブラブなカップルだったのに…
マ代表は、スジの事を別の面からもサポートしようとして、スジに嫌われちゃいそうだし
後4話かぁ、ノンノンさんの言う通り20話くらいまで欲しいですね
後24時間、待ち遠しいですね
P.S.そういえば『お父さんが変』は52話まであるんですねΣ(゚ロ゚;)私、長編は無理なので諦めましたTT