2017年10月22日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.4-2
〜ep.4-1のつづきから〜
終業後、今日もスタッフの子達と一緒にソファーを見に来たホラン。店のマネージャーオンニの一言で、スタッフのマンネがこのソファーを買ったことが分かった。「来週中に配達になりますね」彼女は来月結婚するのだとみんなに報告した。
「先輩、すみません。他のを買おうと思ったんですけど、彼が気に入って」「いいのよ〜」努めて明るくふるまうホラン。「それじゃ皆、また明日ね!」とひとり先に家具店を出た。
迎えに来てとウォンソクに電話すると、ウォンソクはマ代表とご飯を食べていた。「今日、(ホランが)飲み会行くって言ってたから。あと30分待っててくれたら戻るよ」「お腹空いて死にそうなのに!もういい、独りで食べるから!」←若干やつ当たりのホラン。
電話を切られ、何でホランが怒ってるか分からないウォンソク。マ代表が無料で分析してやるよと言うので、ウォンソクは携帯を渡します。ホランとのトーク画面をざっと見ながら最後に出てきた〈ソファーに座るホランの写真〉に注目。ホランのメッセ「うちのマンネが婚礼家具で買ったって。最後の1つしか残ってないものを」それに返したウォンソクの返事「おぉ、スルギがゲットしたんだ、めでたいめでたい」この返しにマ代表は「お前、バカじゃないの?どんな比喩か分からないのか?」
ウォンソクは鈍感男なので、文字のそのまましか受け取っていない。ソファーとホランの写真は“綺麗だ”、スタッフが結婚するって送ってきたからから“めでたい”、他に何かあるのかと。そう言うとマ代表は信じられないという表情で「なんてこった!」
ウォンソクにご高説をたれるマ代表。自分(ホラン)の写真とスタッフの結婚話、共通点が分からないようならお前はアホだ、と。
やっと思いついたウォンソク。「あ、ソファー?」しかし、ホランがなんで欲しいと言わず、そんな回りくどい言い方で言うのかが全く理解できない。
「良く聞け」とマ代表。「女っていうのはな、自分の言いたいことを自分の口で男に直接的に絶対言わないんだ、自分が望んでいることを男の口から聞きたいものなんだ」としたり顔。でもウォンソクは目から鱗の話にすっかり心酔しています。
「兄さん、恋愛は顔じゃなくスキルだね」拍手のウォンソク。「顔でもできるけどな」←さっきからカッコつけてウォンソクにレクチャーするマ代表がコミカルで面白いです!
「俺を誰だと思ってる!マ・サング。魔性のサング。そんな男さ」←アホ(笑)
しかしソファーですらホランの願いの比喩なのをウォンソクは気づかない・・・
さて。家に帰ってきたジホとセヒ。セヒはありったけのエネルギーを使ってしまって放心。そんなセヒにジホがお水を差し出します。水を飲もうとしたセヒはさっきのハイライトシーンが脳内で甦り・・・“お嬢さんの手を一生水一滴濡らしません!”
「膝、大丈夫ですか」すまなそうに問うジホ。お父さんがあのままテーブルをひっくり返すとゲームオーバーだから、もうどうしようもなかったと。「だけどそのおかげでお父さんの信任を得られたから結果的には・・・」「いったい、誰があんな慣用句を作ったのか」
怒りがふつふつと沸いてきたセヒは(ジホに怒っているわけではない)、「一番ましなのを選びました!」(←1〜4の中で)と言って不機嫌なまま寝室に行ってしまいました。
ジホはベッドの上でホランのトークを見ていると、ちょうどホランからメッセが。「私ウォンソクとまたケンカした。もう全部投げ出したい」ホランの元気が無い様子にジホは「明日行くね。ご飯食べよ」と返すのでした。
ホランがベッドに入っているとウォンソクが帰ってきました。自分に背を向けたままのホランの横にもぐり込み、「僕が悪かった。たくさん待たせて・・・」ホランが向き直ると、「全部分かってるから。全部僕がするから」拗ねながら涙を流すホランにウォンソクは「僕を許して」と優しく抱きしめるのでした。→一旦、仲直り!
翌朝、起きてきたジホにセヒは封筒を差し出します。昨日の挨拶の手土産代を折半しようとしたのです。ジホは「いえ、昨日とてもご苦労されたので」と封筒を返しながら「膝・・大丈夫ですか?」と再び訊きます。
「考えてみたのですが、昨日は賢明な決断を下されたようです」ジホの決断ですっきりとあの状況を処理できたことは費用対効果が高かった、と。
「よかったです、そういう風に考えてくださって」昨日より不機嫌さがなく、いつもと同じに戻ったセヒ。
「僕も・・今日実家に言うつもりです。うちも基本的には家父長的な家ではありますが、実状アシストが強くなったツートップ体制です」→サッカーで例えてるのね!
「もしかして、(アシストは)お母さんが・・?」「なので挨拶の前に、母に先にボールを渡そうと思います」「はい、わかりました」
おもむろに自分の携帯を手に取ったセヒ。「それでは、一緒にセルカを一度だけ」
驚いたジホが理由を問うと、文書より画像の方が効果的だというセヒ。初めて撮るふたりのセルカ。ぎこちなく(特にセヒ)、微妙に前後になった証拠写真を撮ってお母さんに送りました。「結婚する女性です」
ウォンソクとマ代表、ランチの帰りの道すがら、「今日買いに行くつもりです」と決意を述べるウォンソク。また一通りのご高説をたれるマ代表。それを心底信じているウォンソクは「兄さんのヒントが本当に助けになりました。やっぱり女性関係の相談は兄さんだ」
そこでマ代表は自分の携帯を見せる「俺303号だ。いつ来る?」と打ってあるメッセージ。ウォンソクが誰なのかと尋ねると、「彼女じゃない。去年会ってホテルに行った女さ。この前また出会ったけど俺を覚えていなかった。だからプロらしくエサをまいたのさ」この思わせぶりなメッセージに釣られてすぐに返事が返ってくると思っているのです。
それからわざと他の女の名前を出して怒らせる作戦です。(なんで??)マ代表いわく、腹がたって理性を失うと早く返事がくるとか。スジがそんなのに引っかかるのかな〜?ウォンソクがおだてるもんだからマ代表は自信満々!
スジは退勤間際にそのメッセージを見て「なにこれ、チッ」そこにメガネ先輩一行が「お〜エース!退勤か?クライアントと一杯行こうと思ってたのに」と声を掛けてきた。「すみません。大事な約束がありまして」と断るスジ。「デートか?」なんてジロジロ見て詮索してくるメガネ先輩。「次は必ず参加します。また明日」とイライラを隠して丁寧にお辞儀をするスジ。
今日、早上がりをした訳はウォンソクと待ち合わせをしていたから。ウォンソクはホランにサプライズをしたくてスジにヘルプをしたのだ。
ホランは休憩時間に外に出た。その時ジュエリーショップから出てくるウォンソクとスジを見かける。小さい包みを持っているスジ。ホランは「ふたりで(私に)連絡もなしになんだ?」と思い、すぐウォンソクに電話をかける。ウォンソクは今会社にいるとウソをついた。ホランは狐につままれたような顔をしていたが、一つの推測に思い当たった。「もしかして!?」
ホランからスジにメッセージが。「全部見たわよ〜。ウォンソクが何を買ったの?」ギクッとしたスジ。「見てないふりしてやって。ウォンソクがサプライズの準備してるから。あとで家に帰ってきたら分かるよ」と返します。
先にネタバレしますが、ホランはウォンソクがジュエリーショップでプロポーズの指輪を買ったと思い込んでいるんですよ!
ウォンソクはサプライズ後のホランの反応が楽しみで仕方ない様子。ソファーは12ヶ月の月賦で買ったのね〜。スジもよく決心したねと褒めてます。たくさん待たせたんだからこれくらいしないと、と男らしく語るウォンソクです。
その時、スジの携帯にメッセージが!ウォンソクに「こんなやつがいるのよ」と見せて中身も見ずにブロックしてしまいました。そう、その「こんなやつ」とは我らがマ代表!その頃オフィスで全く反応が無いスジに「どうなってんだ」と画面に釘付け。釣ったつもりが自分が振り回されているマ代表です。
インテリアショップの前を通ったホランとスタッフたち。あのピンクソファーの位置には違うソファーが置いてあります。「展示品を今日買っていった人がいた」と言うマネージャーオンニ。あれが買えなくなって、と残念がるオンニですがホランは明るい表情。ソファーよりももっと嬉しい(予定の)ことがあるから心にも余裕が。
家路を急ぐホランの前にジホが歩いていました。ジホがケーキを持っています。「お祝いだからウォンソクが買って来いって」
ますます期待の膨らむホラン。ジホに今日のサプライズのことを話します。ジホもすごく喜んで。知らない振りをしなくてはならないと、リアクションをわざとらしくないかジホにチェックしてもらったり、とにかく天にも昇る気持ちのホラン。
その時ジホに電話が掛かってきて、ジホはホランに先に行くように促します。電話の相手はセヒでした。(表示名:大家←笑)
ホランはウキウキで階段を上がり、家の前まで来ると家の電気がパッと消えた。「ソク!どうして電気を消したの?」と声を掛けながら家に入るホラン。そして電気を点けたら!
「ジャジャーン」ベッドの上で揃ってジェスチャーするウォンソクとスジ。ホランの目の前に見えたものは・・・
そう、あのピンクのソファー! そして言葉を失うホラン・・・ やっと出た言葉は「これ・・・何?」
ホランが喜んでると思ってテンションの高いウォンソクとスジ。
「ホランが驚きすぎて言葉も出ないんだな」なんて、ウォンソクや〜、お前は一生乙女心がわからないだろう!
外ではジホがセヒと電話中。「よかったです。お母さんが信じていただけなかったらどうしようかと」セヒ「セルカを何回も撮った甲斐があったみたいです」→朝のセルカのことだね!ジホ「今日、私も友達に言おうと思ってます。でも急すぎて信じてもらえないかも」
セヒ「セルカを送ります。これを利用してください」ジホ「わかりました、おやすみなさい」
なんか、もちろん他人行儀な話し方なんだけど、ちょっと家族感がある会話!いろいろな打ち合わせや行事を通してお互いの家族や友達、何をどう考えているかということも知っていくのね。
ジホが屋上に上がると、ホランの絶叫が聞こえた。「やー、シム・ウォンソク!」あわてて部屋に入るジホ。
「頭おかしいんじゃない?ここにソファーをおいてどうやって住むの?」確かに、ベッドとソファーで足の踏む場所もない。
「なんだよ、お前が欲しがってたから買ってきたんだよ。何が問題なの?」と問題の本質が分からないウォンソクです。ホランはもっと広い新婚の家にソファーを持って行きたかったので、ソファーそのものが今の家に欲しかったわけではないのです。
その後は言葉の応酬。スジとジホの前で派手なケンカが始まってしまいました。ウォンソクが珍しくキレ、「何で俺だけがまた詫びなくちゃいけないのか?何でいつも俺だけが合わせてやらなきゃならないのかよ!」→確かにそれはそうなんです。ここは女上位の典型的韓国人カップル。「疲れたよ」と部屋を出て行ってしまったウォンソクです。
屋上で焼酎をかっ食らうホラン。ジホが止めても飲み続けます。「あんたがソファーが欲しいって言ってたから」とスジが言うと、「あんたたちさっきジュエリーショップに行ってたでしょ」とホランが返します。それは準備に付き合ってくれたスジに、お礼でウォンソクが時計の替えバンドの代金を出したのでした。「今日はあんたがひどかったよ」とスジはホランを諭します。ホランは「プロポーズ・・・」と呟きます。
「たくさん待たせて悪かったとか言うから・・・今日プロポーズしてくれると思ったのに〜(涙)」顔を見合すジホとスジ。「うちのマンネも結婚するっていうのに、30にもなっていつまで恋愛してなきゃならないの」ホランの夢は17歳のときから変わっていない。“いいお母さんになること”
「もう卵巣も子宮も若くないのに」ここでスジの顔色が変わった。「聞いてらんないわ。もうやめてよ。なにが結婚よ」
ホランは「あんたみたいなデキる女は結婚なんてお笑いでしょうね。私みたいに取り柄のないない女は結婚が全てよ!」スジは自尊心と結婚を交換するように見えるホランにイラッとしているのです。でもホランは「私みたいなのは自尊心が子宮にくっついてるのよ!」と言いさらにスジを怒らせます。結局言い合いになり、スジは帰ると言って席を立ちました。あわてて追いかけるジホ。スジの車の中でスジの言い分を聞きます。スジは頑張って早上がりしてウォンソクに付き合ってソファーを買って家の中の掃除までして。それでホランにムカつくとまで言われなくちゃならないのかと。スジはホランが絶対に喜ぶと思ってたんだもんね〜
ジホも「今日はホランが間違ってたよ」と言うのですが、スジは気分がほぐれないまま急に会社に呼ばれて戻っていってしまいました。
“スジの高校のときの夢は社長。いつも人生の主人公だったカッコよかった子。でも今は、社長に呼ばれたらすぐに走っていかなくてはならない会社員になった” →周りからどんなに良く見えてもスジはスジなりに大変。誰しもがまっすぐ行く人生ばかりではないんだよね。
ジホは飲みすぎて眠ってしまったホランのところに戻った。“結婚が唯一の夢だったホランは恋愛5年、同棲して2年目”
帰りのバスに乗ったジホ。“そして私はソウルに住むために大家さんと結婚することにした”
家に帰るとセヒはサッカー中継を見ていた。ビールを飲みながら一緒に見る二人。セヒが「お友達は納得しましたか?」と訊くと「いいえ、言えませんでした。ちょっとあって」とジホは答え、セヒに「お友達は何をされてるんですか?」と唐突に訊いた。(てか、こんな変わってて友達いるの!??)
セヒは、まあ会社に通ってたり、結婚してたり、起業したり、他の人たちのように暮らしてますよ、と答えた。ジホは「他の人たちのように」と繰り返した。怪訝に振り返るセヒ。ジホは「いえ、何でかと言うと・・私たちがどこら辺に立っているのかと。夢が近づいているのか、遠ざかっているのか。それで先に行ったことがある人たちはどう暮らしているのか知りたくて訊いたんです」
セヒは言った。そういうことなら余計に他の人に訊いてはいけない。もう世の中には飽和と枯渇しかないから、これ以上世の中が良くなることはない、だから全ての基準を新しくたてなくてはならないと。←難しい哲学みたいなことを言うセヒ。
「例えば・・・」「結婚」とジホ。「そうです」
ジホは歯をみがきながら“世の中が良くならないのであれば、当然私の人生もそうだ。良い明日のためでなく、最悪の明日を避けるために生きるのかもしれない”と思う。
それぞれ寝室に入る前にジホがセヒに「この結婚生活の基準」を考えてみたと話す。第一基準は効率性と経済性だと。セヒもそれに同意した。そんなわけで、結婚の費用的な部分を省略することについてジホはセヒに問う。「結婚式だとか・・・そういうのは」「当然省略します。結婚についての全ての手続きと支出は挨拶まで」「そうしなければなりませんね」「はい、必ず」二人は合意を交わした。
しかし・・・別の日
正装してバスに走りこんで乗る二人。ジホはホワイトドレスみたい??
バスの中で「けど、私たち・・・何もしないって言ってませんでしたっけ?」「はい、そうだった・・ですね」
“ただひたすらに食べて生きるため、何でもしなくてはならない”
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終業後、今日もスタッフの子達と一緒にソファーを見に来たホラン。店のマネージャーオンニの一言で、スタッフのマンネがこのソファーを買ったことが分かった。「来週中に配達になりますね」彼女は来月結婚するのだとみんなに報告した。
「先輩、すみません。他のを買おうと思ったんですけど、彼が気に入って」「いいのよ〜」努めて明るくふるまうホラン。「それじゃ皆、また明日ね!」とひとり先に家具店を出た。
迎えに来てとウォンソクに電話すると、ウォンソクはマ代表とご飯を食べていた。「今日、(ホランが)飲み会行くって言ってたから。あと30分待っててくれたら戻るよ」「お腹空いて死にそうなのに!もういい、独りで食べるから!」←若干やつ当たりのホラン。
電話を切られ、何でホランが怒ってるか分からないウォンソク。マ代表が無料で分析してやるよと言うので、ウォンソクは携帯を渡します。ホランとのトーク画面をざっと見ながら最後に出てきた〈ソファーに座るホランの写真〉に注目。ホランのメッセ「うちのマンネが婚礼家具で買ったって。最後の1つしか残ってないものを」それに返したウォンソクの返事「おぉ、スルギがゲットしたんだ、めでたいめでたい」この返しにマ代表は「お前、バカじゃないの?どんな比喩か分からないのか?」
ウォンソクは鈍感男なので、文字のそのまましか受け取っていない。ソファーとホランの写真は“綺麗だ”、スタッフが結婚するって送ってきたからから“めでたい”、他に何かあるのかと。そう言うとマ代表は信じられないという表情で「なんてこった!」
ウォンソクにご高説をたれるマ代表。自分(ホラン)の写真とスタッフの結婚話、共通点が分からないようならお前はアホだ、と。
やっと思いついたウォンソク。「あ、ソファー?」しかし、ホランがなんで欲しいと言わず、そんな回りくどい言い方で言うのかが全く理解できない。
「良く聞け」とマ代表。「女っていうのはな、自分の言いたいことを自分の口で男に直接的に絶対言わないんだ、自分が望んでいることを男の口から聞きたいものなんだ」としたり顔。でもウォンソクは目から鱗の話にすっかり心酔しています。
「兄さん、恋愛は顔じゃなくスキルだね」拍手のウォンソク。「顔でもできるけどな」←さっきからカッコつけてウォンソクにレクチャーするマ代表がコミカルで面白いです!
「俺を誰だと思ってる!マ・サング。魔性のサング。そんな男さ」←アホ(笑)
しかしソファーですらホランの願いの比喩なのをウォンソクは気づかない・・・
さて。家に帰ってきたジホとセヒ。セヒはありったけのエネルギーを使ってしまって放心。そんなセヒにジホがお水を差し出します。水を飲もうとしたセヒはさっきのハイライトシーンが脳内で甦り・・・“お嬢さんの手を一生水一滴濡らしません!”
「膝、大丈夫ですか」すまなそうに問うジホ。お父さんがあのままテーブルをひっくり返すとゲームオーバーだから、もうどうしようもなかったと。「だけどそのおかげでお父さんの信任を得られたから結果的には・・・」「いったい、誰があんな慣用句を作ったのか」
怒りがふつふつと沸いてきたセヒは(ジホに怒っているわけではない)、「一番ましなのを選びました!」(←1〜4の中で)と言って不機嫌なまま寝室に行ってしまいました。
ジホはベッドの上でホランのトークを見ていると、ちょうどホランからメッセが。「私ウォンソクとまたケンカした。もう全部投げ出したい」ホランの元気が無い様子にジホは「明日行くね。ご飯食べよ」と返すのでした。
ホランがベッドに入っているとウォンソクが帰ってきました。自分に背を向けたままのホランの横にもぐり込み、「僕が悪かった。たくさん待たせて・・・」ホランが向き直ると、「全部分かってるから。全部僕がするから」拗ねながら涙を流すホランにウォンソクは「僕を許して」と優しく抱きしめるのでした。→一旦、仲直り!
翌朝、起きてきたジホにセヒは封筒を差し出します。昨日の挨拶の手土産代を折半しようとしたのです。ジホは「いえ、昨日とてもご苦労されたので」と封筒を返しながら「膝・・大丈夫ですか?」と再び訊きます。
「考えてみたのですが、昨日は賢明な決断を下されたようです」ジホの決断ですっきりとあの状況を処理できたことは費用対効果が高かった、と。
「よかったです、そういう風に考えてくださって」昨日より不機嫌さがなく、いつもと同じに戻ったセヒ。
「僕も・・今日実家に言うつもりです。うちも基本的には家父長的な家ではありますが、実状アシストが強くなったツートップ体制です」→サッカーで例えてるのね!
「もしかして、(アシストは)お母さんが・・?」「なので挨拶の前に、母に先にボールを渡そうと思います」「はい、わかりました」
おもむろに自分の携帯を手に取ったセヒ。「それでは、一緒にセルカを一度だけ」
驚いたジホが理由を問うと、文書より画像の方が効果的だというセヒ。初めて撮るふたりのセルカ。ぎこちなく(特にセヒ)、微妙に前後になった証拠写真を撮ってお母さんに送りました。「結婚する女性です」
ウォンソクとマ代表、ランチの帰りの道すがら、「今日買いに行くつもりです」と決意を述べるウォンソク。また一通りのご高説をたれるマ代表。それを心底信じているウォンソクは「兄さんのヒントが本当に助けになりました。やっぱり女性関係の相談は兄さんだ」
そこでマ代表は自分の携帯を見せる「俺303号だ。いつ来る?」と打ってあるメッセージ。ウォンソクが誰なのかと尋ねると、「彼女じゃない。去年会ってホテルに行った女さ。この前また出会ったけど俺を覚えていなかった。だからプロらしくエサをまいたのさ」この思わせぶりなメッセージに釣られてすぐに返事が返ってくると思っているのです。
それからわざと他の女の名前を出して怒らせる作戦です。(なんで??)マ代表いわく、腹がたって理性を失うと早く返事がくるとか。スジがそんなのに引っかかるのかな〜?ウォンソクがおだてるもんだからマ代表は自信満々!
スジは退勤間際にそのメッセージを見て「なにこれ、チッ」そこにメガネ先輩一行が「お〜エース!退勤か?クライアントと一杯行こうと思ってたのに」と声を掛けてきた。「すみません。大事な約束がありまして」と断るスジ。「デートか?」なんてジロジロ見て詮索してくるメガネ先輩。「次は必ず参加します。また明日」とイライラを隠して丁寧にお辞儀をするスジ。
今日、早上がりをした訳はウォンソクと待ち合わせをしていたから。ウォンソクはホランにサプライズをしたくてスジにヘルプをしたのだ。
ホランは休憩時間に外に出た。その時ジュエリーショップから出てくるウォンソクとスジを見かける。小さい包みを持っているスジ。ホランは「ふたりで(私に)連絡もなしになんだ?」と思い、すぐウォンソクに電話をかける。ウォンソクは今会社にいるとウソをついた。ホランは狐につままれたような顔をしていたが、一つの推測に思い当たった。「もしかして!?」
ホランからスジにメッセージが。「全部見たわよ〜。ウォンソクが何を買ったの?」ギクッとしたスジ。「見てないふりしてやって。ウォンソクがサプライズの準備してるから。あとで家に帰ってきたら分かるよ」と返します。
先にネタバレしますが、ホランはウォンソクがジュエリーショップでプロポーズの指輪を買ったと思い込んでいるんですよ!
ウォンソクはサプライズ後のホランの反応が楽しみで仕方ない様子。ソファーは12ヶ月の月賦で買ったのね〜。スジもよく決心したねと褒めてます。たくさん待たせたんだからこれくらいしないと、と男らしく語るウォンソクです。
その時、スジの携帯にメッセージが!ウォンソクに「こんなやつがいるのよ」と見せて中身も見ずにブロックしてしまいました。そう、その「こんなやつ」とは我らがマ代表!その頃オフィスで全く反応が無いスジに「どうなってんだ」と画面に釘付け。釣ったつもりが自分が振り回されているマ代表です。
インテリアショップの前を通ったホランとスタッフたち。あのピンクソファーの位置には違うソファーが置いてあります。「展示品を今日買っていった人がいた」と言うマネージャーオンニ。あれが買えなくなって、と残念がるオンニですがホランは明るい表情。ソファーよりももっと嬉しい(予定の)ことがあるから心にも余裕が。
家路を急ぐホランの前にジホが歩いていました。ジホがケーキを持っています。「お祝いだからウォンソクが買って来いって」
ますます期待の膨らむホラン。ジホに今日のサプライズのことを話します。ジホもすごく喜んで。知らない振りをしなくてはならないと、リアクションをわざとらしくないかジホにチェックしてもらったり、とにかく天にも昇る気持ちのホラン。
その時ジホに電話が掛かってきて、ジホはホランに先に行くように促します。電話の相手はセヒでした。(表示名:大家←笑)
ホランはウキウキで階段を上がり、家の前まで来ると家の電気がパッと消えた。「ソク!どうして電気を消したの?」と声を掛けながら家に入るホラン。そして電気を点けたら!
「ジャジャーン」ベッドの上で揃ってジェスチャーするウォンソクとスジ。ホランの目の前に見えたものは・・・
そう、あのピンクのソファー! そして言葉を失うホラン・・・ やっと出た言葉は「これ・・・何?」
ホランが喜んでると思ってテンションの高いウォンソクとスジ。
「ホランが驚きすぎて言葉も出ないんだな」なんて、ウォンソクや〜、お前は一生乙女心がわからないだろう!
外ではジホがセヒと電話中。「よかったです。お母さんが信じていただけなかったらどうしようかと」セヒ「セルカを何回も撮った甲斐があったみたいです」→朝のセルカのことだね!ジホ「今日、私も友達に言おうと思ってます。でも急すぎて信じてもらえないかも」
セヒ「セルカを送ります。これを利用してください」ジホ「わかりました、おやすみなさい」
なんか、もちろん他人行儀な話し方なんだけど、ちょっと家族感がある会話!いろいろな打ち合わせや行事を通してお互いの家族や友達、何をどう考えているかということも知っていくのね。
ジホが屋上に上がると、ホランの絶叫が聞こえた。「やー、シム・ウォンソク!」あわてて部屋に入るジホ。
「頭おかしいんじゃない?ここにソファーをおいてどうやって住むの?」確かに、ベッドとソファーで足の踏む場所もない。
「なんだよ、お前が欲しがってたから買ってきたんだよ。何が問題なの?」と問題の本質が分からないウォンソクです。ホランはもっと広い新婚の家にソファーを持って行きたかったので、ソファーそのものが今の家に欲しかったわけではないのです。
その後は言葉の応酬。スジとジホの前で派手なケンカが始まってしまいました。ウォンソクが珍しくキレ、「何で俺だけがまた詫びなくちゃいけないのか?何でいつも俺だけが合わせてやらなきゃならないのかよ!」→確かにそれはそうなんです。ここは女上位の典型的韓国人カップル。「疲れたよ」と部屋を出て行ってしまったウォンソクです。
屋上で焼酎をかっ食らうホラン。ジホが止めても飲み続けます。「あんたがソファーが欲しいって言ってたから」とスジが言うと、「あんたたちさっきジュエリーショップに行ってたでしょ」とホランが返します。それは準備に付き合ってくれたスジに、お礼でウォンソクが時計の替えバンドの代金を出したのでした。「今日はあんたがひどかったよ」とスジはホランを諭します。ホランは「プロポーズ・・・」と呟きます。
「たくさん待たせて悪かったとか言うから・・・今日プロポーズしてくれると思ったのに〜(涙)」顔を見合すジホとスジ。「うちのマンネも結婚するっていうのに、30にもなっていつまで恋愛してなきゃならないの」ホランの夢は17歳のときから変わっていない。“いいお母さんになること”
「もう卵巣も子宮も若くないのに」ここでスジの顔色が変わった。「聞いてらんないわ。もうやめてよ。なにが結婚よ」
ホランは「あんたみたいなデキる女は結婚なんてお笑いでしょうね。私みたいに取り柄のないない女は結婚が全てよ!」スジは自尊心と結婚を交換するように見えるホランにイラッとしているのです。でもホランは「私みたいなのは自尊心が子宮にくっついてるのよ!」と言いさらにスジを怒らせます。結局言い合いになり、スジは帰ると言って席を立ちました。あわてて追いかけるジホ。スジの車の中でスジの言い分を聞きます。スジは頑張って早上がりしてウォンソクに付き合ってソファーを買って家の中の掃除までして。それでホランにムカつくとまで言われなくちゃならないのかと。スジはホランが絶対に喜ぶと思ってたんだもんね〜
ジホも「今日はホランが間違ってたよ」と言うのですが、スジは気分がほぐれないまま急に会社に呼ばれて戻っていってしまいました。
“スジの高校のときの夢は社長。いつも人生の主人公だったカッコよかった子。でも今は、社長に呼ばれたらすぐに走っていかなくてはならない会社員になった” →周りからどんなに良く見えてもスジはスジなりに大変。誰しもがまっすぐ行く人生ばかりではないんだよね。
ジホは飲みすぎて眠ってしまったホランのところに戻った。“結婚が唯一の夢だったホランは恋愛5年、同棲して2年目”
帰りのバスに乗ったジホ。“そして私はソウルに住むために大家さんと結婚することにした”
家に帰るとセヒはサッカー中継を見ていた。ビールを飲みながら一緒に見る二人。セヒが「お友達は納得しましたか?」と訊くと「いいえ、言えませんでした。ちょっとあって」とジホは答え、セヒに「お友達は何をされてるんですか?」と唐突に訊いた。(てか、こんな変わってて友達いるの!??)
セヒは、まあ会社に通ってたり、結婚してたり、起業したり、他の人たちのように暮らしてますよ、と答えた。ジホは「他の人たちのように」と繰り返した。怪訝に振り返るセヒ。ジホは「いえ、何でかと言うと・・私たちがどこら辺に立っているのかと。夢が近づいているのか、遠ざかっているのか。それで先に行ったことがある人たちはどう暮らしているのか知りたくて訊いたんです」
セヒは言った。そういうことなら余計に他の人に訊いてはいけない。もう世の中には飽和と枯渇しかないから、これ以上世の中が良くなることはない、だから全ての基準を新しくたてなくてはならないと。←難しい哲学みたいなことを言うセヒ。
「例えば・・・」「結婚」とジホ。「そうです」
ジホは歯をみがきながら“世の中が良くならないのであれば、当然私の人生もそうだ。良い明日のためでなく、最悪の明日を避けるために生きるのかもしれない”と思う。
それぞれ寝室に入る前にジホがセヒに「この結婚生活の基準」を考えてみたと話す。第一基準は効率性と経済性だと。セヒもそれに同意した。そんなわけで、結婚の費用的な部分を省略することについてジホはセヒに問う。「結婚式だとか・・・そういうのは」「当然省略します。結婚についての全ての手続きと支出は挨拶まで」「そうしなければなりませんね」「はい、必ず」二人は合意を交わした。
しかし・・・別の日
正装してバスに走りこんで乗る二人。ジホはホワイトドレスみたい??
バスの中で「けど、私たち・・・何もしないって言ってませんでしたっけ?」「はい、そうだった・・ですね」
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