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2017年08月06日
ツバメの給餌 子育て
先月撮った動画です。
車道沿いの事務所の軒先。
なんかデカイですが、親鳥に給餌してもらっているので、子供のようです。
左の一羽があまりにも大きいので、最初はこれが噂に聞く託卵ってやつかな?と思ったのですが、どう見てもツバメ。両親の片方が狩りに出ていて、もう片方が巣に残って子供に消化してエサをあげているのかな?とかとも思ったのですが、普通に大きな口あけてエサ貰ってるので、たぶん子供で間違いないと思います。分かりませんが、食いしん坊で他の兄弟より大きく育ったのかもしれません。
巣立ちの直前だったようで、この3日後に通りがかったところ、既に巣はカラでした。
最近はたくさんのツバメが楽しそうにびゅんびゅん飛び回っています。
今年は特にツバメが多かったような気がします。
普通に見る鳥なのであまり気にしていなかったのですが、考えてみるとツバメも面白い鳥。
なぜか山沿いや畑のある静かな方の家には巣を作らず(畑にエサは捕りに来てます)、交通量の多い車道沿いのお宅の軒先で巣を見かけます。
多くの車が行き交う電線の上でのんびり毛繕いしてます。
渋滞する交差点の上の電線でも。
歩いていると、ぶつかりそうなくらい近くをヒュールリと飛んでいくし、スズメなら確実に逃げる距離でも平然としています。野鳥の本読んでいたら、スズメは稲を食べる害鳥として迫害されてきたから人間を怖がるけど、ツバメは害虫を食べる益鳥として大切にされてきたから人間を怖がらないのだとか。興味深い話だと思いました。
ツバメといえば、忘れられない記憶があります。
何年か前、薬局さんの軒先に巣を作り、ツバメが子育てしていました。
2羽の親鳥が入れ替わりたちかわり巣にエサを運び、懸命に子育てしていました。
数日後、薬局に行ってみると、巣がカラになっていました。
ああ、巣立ったんだなと思って見上げていたら、直ぐ脇の電線にツバメが。
親鳥と思しき大きなツバメ。
このツバメ、なぜか電線にずっと留まっていました。
そして、私の足元をじっと見ている。
親鳥の視線を追って地面を見てみると、巣の真下でヒナが死んでいました(ずっと巣を見上げていたので気がつきませんでした)。恐らく、巣から落ちて死んでしまったのでしょう。親鳥はお葬式をしているんだなと思い、掌を合わせてきました。
親鳥は15分ぐらい、じっとヒナを見つめていました。
最後にチチッと鳴いて、羽ばたいて行きました。
先日行ってみたら、今年も同じ薬局の軒先に巣が出来ていました。
あのツバメの子や孫かもしれないなぁ。
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