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2019年04月13日
リンゴどろぼー捜査 1 捜査線上に浮かぶ容疑者
庭に野鳥用の簡単な餌台があります。
時折(特に冬)、リンゴを置いたりしています。
ここの所、朝になると置いてあったリンゴが消える事件が発生していました。
カットしてあるとはいえ、ヒヨドリとかの鳥が持っていける重さではありません。
現場検証してみると、ごく僅かにですが、ぬかるんだ地面に獣の足跡が残っていました。
近所の人の話では、シカやイノシシなんかも畑に来るそうで、深夜に物音に起こされることもあります。
ちなみに、タヌキなんかもたまに道で見かけます。
これは何か来ているなと。
てなわけで、昨年の夏に深夜徘徊不審者対策に購入した暗視機能付きネットワークカメラ、その後止んだので取り外していましたが、再度設置してみました。リンゴどろぼーを捜せ!
果たして、昨日餌台に置いておいたリンゴ、今朝なくなっていました。
ネットワークカメラの録画データを確認してみたところ―
犯人、もとい犯獣の姿が映っていました。
深夜0時47分、上側の茂みから姿を現した犯獣。
大きなまんまるの眼光を放ちながら、高速の動きでリンゴに近付きます。
前足を棒にかけ、犯行に及ぶかと思いきや―
良心の呵責に耐えかねたのか、棒から腕を放し、その場から立ち去る素振り―
かと思いきや足を止め、頭上の台をピカピカおめめで見上げ―
一瞬の内に反対側から登り、パクッ!
前足は台の皿に、後ろ足は棒に引っ掛けていました。
この棒、ただ地面に刺してあるだけなので、人の力で揺すればぐらぐらするくらいなんですが、さすが一流のリンゴどろぼー、軽やかな犯行。
その後、リンゴを咥え、画面から一度姿を消すものの、数秒後に再び戻ってきて、樹の根元を物色していました(餌台の左下)。リンゴ咥えたまま。なんと大胆な犯人、いや、犯獣。思い当たる節はないんですが、樹の根元においしそうな物なり仲間の匂いなりがあるのかもしれません。
以下、一連の動画です↓
さて、犯獣は誰かと。
ちなみに、動画を確認後、庭を再び現場検証してみましたが、はっきりとした足跡などは残っていませんでした。
パッと思いついたのはのら猫。
殆ど見かけなくなったとはいえ、稀にケンカの声などは聴こえてくるので、のらにゃんも容疑者の一人。
しかしながら、不鮮明な動画とはいえ、ネコとは少し違う気がします。
足が短く、流線型で胴が長く、耳もネコより小さいような。
何より、尻尾がキツネのように大きいです。もっふもふ。
てか、ネコってそんな積極的にリンゴ食べないですよね?
それにネコの重量なら、棒が倒れないまでもぐらつくはず。
ネコよりも小さい。
次に浮かんだのがハクビシン。
近所ではないものの、近隣の畑にハクビシンが出るという話を聞いたことがあります。
しかし、画像検索してみたところ、ハクビシンは基本的に尻尾が細目のよう。
動画解析及び画像検索から推測するに、現在のところ、イタチもしくはテンが容疑者として捜査線上に浮かんでいます。足の先がソックスで黒いのも特徴。画像検索すると、両方ともこの特徴がある個体が出てきました。ですが、どうも今のところ、イタチのような気がします。
とはいえ、現状で犯人を断定してしまうと、冤罪の可能性が高いため、ケイゾク捜査します。
本日、ネットワークカメラの位置をより近くに変え、画質設定も高画質に変更して設置してみました。
さてさて、何が映るか。
次回をお楽しみに。
タグ:リンゴどろぼー