アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2020年05月26日

感染予防のポイント  そして 少しでも変だと感じたら 即 体を温めて休む

DCF00152.JPG
挿木で根付いたつつじ2020/5/17

国内のコロナ感染者が、明らかに減ってきましたね。いいことです。では、ここでもう一度、コロナに対するポイントです。


先ず、私の体験したこと。
コロナの感染ではなかったと思います。それは、2018年春のことでした。日付は記憶なし、土曜日の午前11時の帰宅だったことは覚えています。
何か、体がヘン?・・・マァいいか、咳もクシャミも出ないので、そのまま昼〜夕方まで普通の生活をして夕方になりました。
体が寒い・震えるという事になって、体温を測ると38度でした。これは、またインフルエンザかな、そう思いました。私の感覚では、急に熱が出たという感覚なので、インフルエンザを疑ったのでした。そうなると、症状が出てから24時間経過しないと正確な判定は出ません。

そうすると、日曜日の夕方を過ぎないと24時間ではありません。日曜日は、休診で、診療は当番医です。しかも夕方。これでは、月曜日に診察を受けるほうが賢明だと思い、日曜日は寝て過ごしました。一番つらかったのは、日曜日の夕方でした。体温は39度でした。

そのまま我慢して寝て、夜中に起きました。その時、幾らか楽になっていました。体温は38度。それで朝まで寝ました。
朝体温を測ると、36.8度です。食事も普通に摂りました。で診療時間まで待って、診察を受けました。

先生の言うには「今は平熱で、咳もクシャミも無かったという事は、何か入って、出たという事。この後同じようなことがあれば、また来てください」
というものでした。なるほど、何か入って出たんだな・・・・・・・・・。

この時、医者は調べましょうとは言わなかったのでした。私もそれでいいと思いました。治ってから突き詰めたってしょうがない。それでそのままにしてしまいました。

これがあったので、下記の引用先を見たときに、なるほどなと、私は改めて免疫という事が認識できました。


感染予防のポイント@と、そして、免疫という誰にでも備わっている力を使って、肺炎まで進行させないこと。

肝心なのは、少しでも「何かヘン・カゼの初期かな?」と感じたら、即体を温めて、寝てしまうことです。寝ることで、体に入ったウィルスを退治してしまうのです。その時発熱します。37.5°〜38度の熱で、ウィルスは死滅します。解熱剤は飲みません。

一通り、まとめたので、根拠となった引用先を含めて、すべてお伝えします。どうぞ。

@感染予防のポイント
●ビタミンCを3時間ごとに、のどの奥のリンパ節に届ける。
(何のことかというと、ビタミンCを含む食品を摂る。ビタミンCがウィルスを始末してしまう。免疫学の小林つねお博士。ウィルスに毒性はなく、大概のウィルスは防げる。ウィルスは遺伝子を片方しか持っておらず、細胞にとり着く。ウィルスだけでは増殖できない。免疫学は、今のアメリカ医学では採用していません)
●免疫力を正常に保つには、体を冷やさないで、なるべく温めていることです。体⇒腸のことです。お腹を温めていることだと認識してもいいです。日本の発酵食品を摂取しているとなおいいでしょうね。納豆や糠漬け味噌など。
根拠は、下記です。時間のある時にご覧ください。

引用サイト@  実践実学大学#コロナウィルス #小林常雄博士 #東大博士号教授
https://www.youtube.com/watch?v=yrzfGZVlipU


引用サイトA  衝撃の真実 ! 今すぐ買っておけ!もし第2波が来ても、この2つがあれば 自分で治すことは可能なのです!
https://www.youtube.com/watch?v=044QsLL8lsw

対象は、糖尿など持病・疾患の無い人です。

Aこの考え方の基礎になっているのは、単なる「カゼ」もウィルス感染です。コロナもウィルスです。カゼの場合最も有効なのは、初期のうちに治してしまうというものです。それは、発熱した直後から安静にして寝てしまう。ということです。

この段階では薬は必要ありません。飲むとしても漢方の葛根湯で良いです。体を温めて動かない。ということです。すると、誰にでも備わっている免疫が働きます。これは、皮下脂肪を使って、発熱するということで、ウィルスを体外に出す作業をするのです。この温度が37.5度から38度です。

ですから、この段階では解熱剤は絶対飲みません。飲むと、せっかく発熱して外に出すという作業が出来ないのです。この間が2日。人によっては、3日掛ります。これで、熱が下がれば肺炎には進行しません。

●発熱したら寝る(薬は摂っても葛根湯だけ)
 発熱・即休むこと。発熱初期なので解熱剤は飲まない。
●動かないことで体力を免疫に使う(温かい水分は積極的に摂る・食べ物は少な目)
●38度前後の発熱はする。この間2日長くても3日。これで下がれば、肺炎にはならない。
●3日の発熱が続いても下がらなければ、抗生物質に頼る。ということは医者に行き、今までの経過を説明します。

カゼのウィルスは200種以上あるとされていて、その度に特定はしていません。インフルエンザもウィルスです。インフルエンザの場合は、症状が出て、24時間後の検体採取でないと判別できません。この段階で、まる1日経過していますので、もう1日か2日安静にすることで、こじらせない限り肺炎には進行しません。

発症初期に、安静にすることで免疫力に働いてもらい、肺炎に進行させないという考え方です。

ビタミンCの入った飴がありました。
DCF00143 (2).JPG




2020年05月25日

アメリカがFUOを認めた・自衛隊は「宇宙作戦隊」を発足させた。このことは、次に降りかかる災難が分かる。

アメリカがFUOを認めた・自衛隊は「宇宙作戦隊」を発足させた。このことは、私たちに次に降りかかる災難が分かる。

突然のコロナ過。世界中が大迷惑している。その最中に、アメリカがUFOを認めた。そして、日本は、自衛隊が宇宙空間を監視する「宇宙作戦隊」を発足させた。
少し調べてみると、宇宙空間の監視そのものは当たり前のように書いてある。それは分かる、たくさんの人工衛星が地球の周りにはある。宇宙ゴミも問題視されている。それらの監視は当然と言える。

だが、UFO・未確認飛行物体の監視は別である。

宇宙人がいるのかいないのか?ということになる。答えは・・・・・実は出ている。科学では、量子学とか量子力学とかいう分野の最先端では、もう1歩のところまで迫っている。
霊覚のある方は「いる」と答えは出してある。宇宙人に関してであって、この地球人が宇宙人と呼ぶ人は、地球という星を=人類を攻撃する気は無いと言い切っている。理由は簡単だ、人類のためにならない人種は、人類として進化できないからだ。進化すればするほど、自由自在度が上がる。霊界が分かる。すると、地球以外の宇宙の発展にも関わることになる。たぶん、何のことか分からない方がほとんどだろう。だが、分かる方は、分かっている。

ここまでは、宇宙人の事で、UFOという乗り物ではない。この乗り物と宇宙人に関しては、1975年の山梨県甲府市に、着陸したという証人が何人もいる事実が残っている。この事実には、証人が何人もいるのに、外部から「意見が塗布」されて、ボヤッとしたものになってしまっている。

UFOに関しては「半信半疑」の状態が今の人類といえる。

コロナの次はこの、UFOに関して半信半疑の状態を利用される。と仮定すると・・・・・

「UFOからの攻撃に備えるための防衛費」が必要になるという・・・・・・・その時私たちの出す答えは、どういうものだろうか。恐怖には、誰でも弱い。

こういうところを、利用されると、働いても働いても・・・・ジッと手を見る。というようなことにならないだろうか。今の日本は既に壊れていて、貧富の差は益々広がるばかり。真理の追究や真実の解明?一体何のことですかと、既に考えようともしなくなった。

こんなこと、仕組んだ側は無事に済むわけがないのだが、今生にそれが現れないから、修正できない。修正しないから壊れたのだ。完全に悪循環のただ中にいる。

この文明は、消滅しても不思議ではない。今までに、幾つかの文明は消滅している。自浄能力が無くなれば、戦争や自然災害の繰り返しになる。天地の浄化作用=悪想念を消す作用が働くのだ。
ということを忘れてしまった文明は消滅しても当然なのだよ。そして、これが大自然の摂理だ。この絶対的な力の呼び方は、皆さん子供のころからとっくにご存知だ。この破滅を止める方法が、1つだけある。これも、皆さん子供のころはしていたことだ。・・・捨ててしまっただけなのだが、まず、思い出せる方はいない。
運が幸いして教えられたとしても、実行する方はまず居ない。それほどまでに、破壊されてしまったのだ。

_112000556_p05rhx6s.jpg
米国防総省、空軍機撮影のUFO映像を公開

「UFO」の映像3本、機密解除し公開 米国防総省
2020年04月29日 BBC NEWS JAPAN
米国防総省は27日、機密解除された「未確認の飛行現象」の映像3本を公開した。

同省は「出回っている映像が本物かに関する、人々の誤った認識を解く」ことが目的だとした。
今回の映像は、2007年と2017年に流出していたもの。
うち2つはこれまで、米紙ニューヨーク・タイムズが取り上げた。残りの1つは米バンド「ブリンク182」のボーカル、トム・ディロング氏が共同設立した団体によって流出していた。

これらの映像をめぐり、未確認飛行物体(UFO)の存在が明らかになったと主張した人もいた。
何が映っている?

ニューヨーク・タイムズによると、2004年に撮影された映像は、海軍の戦闘機パイロットが撮影。約160キロ沖の太平洋上を円形の物体が浮遊している様子を示している。

他の2つの映像は2015年に撮影された。複数の物体が空中を移動し、うち1つは回転していた。片方の映像には、「おい、あれを見ろよ! 回っているぞ!」というパイロットの声が記録されている。

国防総省は、今回の映像の公開について声明を発表。機密情報の流出や、軍空域への侵入に関する調査の妨げにはならないと判断したと述べた。

また、「映像に見られる飛行現象は『未確認』と分類されたままだ」とした。

長年にわたって調査

国防総省は2017年、UFOとされるものを長年にわたって調べていことを認めた。ただ、調査はすでに打ち切ったとした。

米海軍は現在、説明不能な目撃を「未確認飛行現象」と呼んでいる。

BBCのジョナサン・マーカス防衛問題担当編集委員はその呼び名について、多くの人の潜在意識に刻まれ、「私たちは本当にこの宇宙で唯一の生物なのか」という根源的な疑問を思い起こさせる「UFO」に取って代わるものではないとしている。

一方、ディロング氏は映像の公開を受け、共同設立した団体「To the Stars Academy of Arts and Sciences」の株主たちにツイッターで謝意を述べた。同時に、物体に関するさらなる調査に出資する考えも表明した。

ディロング氏は、「次はテクノロジーを追求し、もっと答えを見つけ、物語を伝えようと計画している」とツイートした。

同氏はUFOや超常現象の研究を目的に、2017年にこの団体を共同設立した。
(英語記事 Pentagon releases UFO videos for the record)

米、自衛隊の宇宙作戦隊発足を歓迎 日本と連携強化
SankeiBiz2020.5.19 08:56
 米宇宙軍のレイモンド司令官は18日、日本の自衛隊が宇宙空間を監視する「宇宙作戦隊」を発足させたことを歓迎し「今後、宇宙空間での日米の相互運用性を高めていく」とするビデオ声明をツイッターで発表した。

 東日本大震災当時、在日米軍横田基地(東京)で勤務していたレイモンド氏は「トモダチ作戦などの経験を通じ、日米両国の協力がいかに価値あるものかを学んだ」と語り、宇宙空間でも連携を強化していく意欲を表明した。

宇宙軍は昨年12月に発足。「大国間競争」の相手と位置付ける中国やロシアから軍事作戦の要となる人工衛星網を守り、軍事的優位を確保するため、日本や北大西洋条約機構(NATO)との連携を模索している。(共同)
タグ:UFO

2020年05月20日

感染予防のポイント  そして 少しでも変だと感じたら 即 体を温めて休む

DCF00152.JPG
挿木で根付いたつつじ2020/5/17

国内のコロナ感染者が、明らかに減ってきましたね。いいことです。では、ここでもう一度、コロナに対するポイントです。


先ず、私の体験したこと。
コロナの感染ではなかったと思います。それは、2018年春のことでした。日付は記憶なし、土曜日の午前11時の帰宅だったことは覚えています。
何か、体がヘン?・・・マァいいか、咳もクシャミも出ないので、そのまま昼〜夕方まで普通の生活をして夕方になりました。
体が寒い・震えるという事になって、体温を測ると38度でした。これは、またインフルエンザかな、そう思いました。私の感覚では、急に熱が出たという感覚なので、インフルエンザを疑ったのでした。そうなると、症状が出てから24時間経過しないと正確な判定は出ません。

そうすると、日曜日の夕方を過ぎないと24時間ではありません。日曜日は、休診で、診療は当番医です。しかも夕方。これでは、月曜日に診察を受けるほうが賢明だと思い、日曜日は寝て過ごしました。一番つらかったのは、日曜日の夕方でした。体温は39度でした。

そのまま我慢して寝て、夜中に起きました。その時、幾らか楽になっていました。体温は38度。それで朝まで寝ました。
朝体温を測ると、36.8度です。食事も普通に摂りました。で診療時間まで待って、診察を受けました。

先生の言うには「今は平熱で、咳もクシャミも無かったという事は、何か入って、出たという事。この後同じようなことがあれば、また来てください」
というものでした。なるほど、何か入って出たんだな・・・・・・・・・。

この時、医者は調べましょうとは言わなかったのでした。私もそれでいいと思いました。治ってから突き詰めたってしょうがない。それでそのままにしてしまいました。

これがあったので、下記の引用先を見たときに、なるほどなと、私は改めて免疫という事が認識できました。


感染予防のポイント@と、そして、免疫という誰にでも備わっている力を使って、肺炎まで進行させないこと。

肝心なのは、少しでも「何かヘン・カゼの初期かな?」と感じたら、即体を温めて、寝てしまうことです。寝ることで、体に入ったウィルスを退治してしまうのです。その時発熱します。37.5°〜38度の熱で、ウィルスは死滅します。解熱剤は飲みません。

一通り、まとめたので、根拠となった引用先を含めて、すべてお伝えします。どうぞ。

@感染予防のポイント
●ビタミンCを3時間ごとに、のどの奥のリンパ節に届ける。
(何のことかというと、ビタミンCを含む食品を摂る。ビタミンCがウィルスを始末してしまう。免疫学の小林つねお博士。ウィルスに毒性はなく、大概のウィルスは防げる。ウィルスは遺伝子を片方しか持っておらず、細胞にとり着く。ウィルスだけでは増殖できない。免疫学は、今のアメリカ医学では採用していません)
●免疫力を正常に保つには、体を冷やさないで、なるべく温めていることです。体⇒腸のことです。お腹を温めていることだと認識してもいいです。日本の発酵食品を摂取しているとなおいいでしょうね。納豆や糠漬け味噌など。
根拠は、下記です。時間のある時にご覧ください。

引用サイト@  実践実学大学#コロナウィルス #小林常雄博士 #東大博士号教授
https://www.youtube.com/watch?v=yrzfGZVlipU


引用サイトA  衝撃の真実 ! 今すぐ買っておけ!もし第2波が来ても、この2つがあれば 自分で治すことは可能なのです!
https://www.youtube.com/watch?v=044QsLL8lsw

対象は、糖尿など持病・疾患の無い人です。

Aこの考え方の基礎になっているのは、単なる「カゼ」もウィルス感染です。コロナもウィルスです。カゼの場合最も有効なのは、初期のうちに治してしまうというものです。それは、発熱した直後から安静にして寝てしまう。ということです。

この段階では薬は必要ありません。飲むとしても漢方の葛根湯で良いです。体を温めて動かない。ということです。すると、誰にでも備わっている免疫が働きます。これは、皮下脂肪を使って、発熱するということで、ウィルスを体外に出す作業をするのです。この温度が37.5度から38度です。

ですから、この段階では解熱剤は絶対飲みません。飲むと、せっかく発熱して外に出すという作業が出来ないのです。この間が2日。人によっては、3日掛ります。これで、熱が下がれば肺炎には進行しません。

●発熱したら寝る(薬は摂っても葛根湯だけ)
 発熱・即休むこと。発熱初期なので解熱剤は飲まない。
●動かないことで体力を免疫に使う(温かい水分は積極的に摂る・食べ物は少な目)
●38度前後の発熱はする。この間2日長くても3日。これで下がれば、肺炎にはならない。
●3日の発熱が続いても下がらなければ、抗生物質に頼る。ということは医者に行き、今までの経過を説明します。

カゼのウィルスは200種以上あるとされていて、その度に特定はしていません。インフルエンザもウィルスです。インフルエンザの場合は、症状が出て、24時間後の検体採取でないと判別できません。この段階で、まる1日経過していますので、もう1日か2日安静にすることで、こじらせない限り肺炎には進行しません。

発症初期に、安静にすることで免疫力に働いてもらい、肺炎に進行させないという考え方です。

ビタミンCの入った飴がありました。
DCF00143 (2).JPG




2020年05月18日

「コロナに効く」のトンデモ情報への、注意喚起記事ありました。

img_1ac8fa4b672d4c9ddf913de4d6ee5114262985.jpg
写真PIXTA

貴方の、コロナ対策は、マスクだけ?それとも、他に何かありますか。
とんでもない情報に振り回されては、無駄。そして、大変なことになります。巷のとんでも情報への注意喚起記事がありました。どうぞ。

DIAMOND online
「コロナに効く」のトンデモ情報に気をつけろ!正露丸、納豆、花崗岩…
川口友万:サイエンスライター
ライフ・社会 News&Analysis 2020.4.22 5:25
政府の緊急事態宣言も出て、日々緊迫感を増す新型コロナウイルス。マスクや消毒液が市中に回らず、病院に行っても治療はおろか検査さえ受けられない。特効薬もないため、感染したとしても重篤化するまでは入院するのみ。大変な状況である。そして人が困れば困るほど、そこにつけ込む輩が現れる。巷にあふれる怪しい健康情報を調べてみた。(サイエンスライター 川口友万)

納豆や正露丸は
コロナに効かない

 独立行政法人国民生活センターによれば、コロナ騒ぎに乗じた詐欺が横行しているという。

「新型コロナのせいで仕事がなくなり、お金がないから振り込んでほしい」というオレオレ詐欺や、マスクの違法販売サイトへの誘い込みのほか、「補償金の対象になったからマイナンバーを教えてくれ」「市からの委託でコロナの殺菌に行く」「水道がコロナで汚染されているから洗浄しませんか?」などなど、あの手この手でだましてくる。

 そんなご時世なので、誰もあてにならない。自分の健康は自分で守るしかないと、インターネットを検索すれば、実に多くの健康情報が飛び交っている。

 しかし、多少とも医療情報をかじっている人から見れば、いくらなんでもこれはないというトンデモなコロナ対策が流布しているのが現状だ。詐欺とは違って悪意はないだろうが、信じ込んでしまうと健康被害に遭ったり、治療が遅れることもある。

 実際、どんなコロナ対策の健康情報が流布しているのか。
まずはお湯だ。

 今年2月ごろ、ツイッターを中心に拡散した噂で、「中国人医師がコロナは熱に弱いことを発見。36〜37度(25〜26度という噂も)で死滅するので、こまめにお湯やお茶を飲みましょう」というもの。

 ウイルスが熱に弱いのは本当だが、だからといって体温程度で死ぬなら感染拡大なんてしない。この噂が真実であれば、感染と同時にウイルスは体内で死ぬことになる。

 また、正露丸で治るという噂も広がった。

 おそらく手をアルコール消毒してウイルスが死ぬのなら、殺菌力の強いクレオソートが主成分の正露丸でウイルスも死ぬと思ったのだろう。

 コロナウイルスがアルコールで死滅するのは、覆っている膜(エンベロープ)がアルコールで壊れるため。一方、ノロウイルスのようにエンベロープのないウイルスはアルコールに強い。

 クレオソートがおなかに入った有害菌を殺菌するから正露丸は効くと長い間考えられていたが、発売元の大幸薬品によりおなかの中では殺菌できる濃度になく、腸の異常運動と水分の過剰を抑える作用により腹痛や下痢を治すことがわかった。したがって、コロナウイルスを死滅することはできない。

 コロナに効くという食べ物もいろいろと話題になっている。

 有名なところでいえば納豆だろう。いまだにスーパーでは売り切れが続いている。納豆やヨーグルトなどの発酵食品を食べると免疫力が上がるから、らしい。
同じく「免疫力が上がる」という理由で、からだを温める(子宮を温めると治るというものも)とよいという話も広がっている。

 体温が下がると免疫力が下がるし、腸内環境が乱れた人は免疫力が落ちる。これは間違いない。しかし逆に○○をやったら免疫力が上がるというものではない。繰り返しになるが、「体温が下がった=免疫力が下がった」は正しいが、「体温が上がった=免疫力が上がる」は誤りだ。

 免疫力を上げるには、バランスよく食べて、適度に運動し、十分な睡眠をとるなどのストレスのない生活を送ることのほか、確実な方法は知られていない。

 だから、スーパーに買い物に行けるほど健康な人がいくら納豆を食べようとも、免疫力の向上にはつながらない。もちろん、納豆自体は栄養価が高く、健康維持に役立つが。

 ビタミン類が効くという噂もある。特にビタミンCとビタミンDを摂取すると免疫力が上がり、コロナウイルスにかからないのだという。

 ビタミンCはコラーゲン合成に不可欠なので、血管の老化を防ぐ。抗酸化作用が強く、初期の風邪が悪化するのを防ぐ。ビタミンDはカルシウムの吸収に必要不可欠。どちらも体に必要だが、免疫を高めるかどうか、抗ウイルス物質として働くかは証拠がない。

 実際、国立健康・栄養研究所から『「新型コロナウイルスにビタミンDが効く」等の情報に注意』という注意喚起が出されている。

 それによれば、「ビタミンDやビタミンCが新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に対しても効果があるように謳う宣伝が見受けられますが、現時点ではそのような効果は確認されていません」(同引用)とのこと。

 結局、コロナウイルスを防ぐ手立ては、手洗いと健康管理に尽きるのだ。
巷にあふれるコロナ対策の中には、摂取することで健康被害が懸念されるものもある。

「次亜塩素酸水」は塩水を電気分解して作る殺菌効果のある水で、うがい薬としても使われている。それと異なるものに「次亜塩素酸ナトリウム」があり、これは漂白剤に使われる強いアルカリ性薬品だ。

 だが、宇都宮市議でNHKから国民を守る党所属の遠藤信一氏が自身の動画で次亜塩素酸ナトリウムを飲むとコロナに効くと紹介。それを真に受けて飲んだ同党関係者が病院に行くという騒ぎがあった。

 次亜塩素酸ナトリウムは水道水の殺菌にも使われるので、濃度の問題ではあるが、遠藤氏によれば濃度25%の水溶液を飲むと効くとのこと。人間の内臓を漂白してどうするのだろうか。

 次亜塩素酸水を飲むと治ると主張する人たちもいる。

 ケシュ財団なる非営利組織がコロナウイルスを殺す水として、インターネット動画などを通じて世界に拡散。「プラズマエネルギー」なるものでコロナを倒す「ワンカップワンライフ水」として紹介しているのだが、これは要するに、塩水を電気分解して化学的に生成される次亜塩素酸水である。

 それがどんな代物なのか、私自身、実験で作ってみた。

 動画には薄めて飲むとあったが、何倍に希釈するなどの指示はない。相当に薄めてみたものの、味も見た目も臭いもひどいものだった。

 うがい用の次亜塩素酸水レベルに薄めればいいのだろうが、だからといってうがい薬を飲む人はいないし、飲んで効果があるとは思えない。ケシュ財団がいう「プラズマエネルギー」の働きは筆者にはうかがい知れないが。
国内外にあふれる
数々のトンデモ情報

 食べ物やビタミン剤でコロナウイルスから体を守る、というのは、医学的に間違ってはいても、気持ちとしてはよくわかる。しかし、中には理解しがたい代物もある。

 コロナの感染が拡大する中、メルカリで石(花崗岩)が売り出され、それがことごとく売れるという意味不明なことが起きた。

 その理由はすぐに判明した。花崗岩を売り始めた人たちによれば、花崗岩から出る微量の放射線が「ホルミシス効果」を生み出し、免疫を高めるのだという。それが本当ならすごいことだが、いかんせん理屈がデタラメ。

 確かに、微弱な放射線を浴びると健康になるホルミシス効果というものがある。1993年に行われた『放射線ホルミシス効果検証プロジェクト』(東北大学、東京大学、東邦大学、京都大学など、14の研究機関の参加)では、老化抑制やがんの転移抑制、免疫細胞の活性化などが確認され、一定の効果はあるらしいが、ただし否定的な研究者も多く、その評価は定まってはいない。

 花崗岩を売っている人たちの理屈は、こうしたことに乗っかったものなのだろうが、「花崗岩から出る放射線に変調された紫外線が強い殺菌力(ウイルスに対して)を発揮する」とか「放射線はどんなものでも通過するので、ウイルスがどこに隠れようが(体内も含む)一瞬にして分解してしまう」というのは、あまりにも無理筋である。
同じような理屈で、ヒノキの殺菌作用がコロナウイルスを殺すとの理屈で、ヒノキのチップを売る人たちも目立った。

 ヒノキの芳香成分に殺菌作用があるのは事実だが、それがウイルスに効くのかは別問題だ。奈良県農林部奈良の木ブランド課が行った実験では、ヒノキに触れたインフルエンザウイルスが不活性化することが判明しており、手すりや建材にヒノキが使われていれば、一定のウイルス抑制効果はあるだろう。

 しかし部屋にヒノキのチップを置いても意味はない。

 このように日本国内でも数々のトンデモ情報があふれているが、さらに海外に目を向ければ、もはや驚きを超えてあきれるようなコロナ対策がいくつもある。

 インドでは牛の尿が効くといってヒンドゥー教団体が「飲尿パーティー」を開催。ほかにも、あるロシア人学者は「特定の数字の配列が、特定の事柄を引き寄せる」として、特定の数字の配列を瞑想して病気を治すという。

 フェイクニュースも多い。ユニセフがアイスクリームを食べるとコロナ予防ができると発表した、とか、イギリスでは5Gの電波がコロナウイルスを広げているとして電波塔が放火される騒ぎも起きている。

 ここまでくると、もはや呪術の世界である。呪文の代わりに数列を唱え、石を部屋に置いて悪霊退散。時代は変わっても、人間の本質は何も変わっていない。

 こうした「現代の呪術」は科学用語を使って紹介されるのが特徴であり、したがって、横文字だらけの健康法は、とりあえず疑ってかかるのが正解だ。残念ながら、この世に魔法は存在しないし、コロナウイルスにかからないほど免疫力を上げる魔法の食材も今のところ、見つかってはいないのだから。




タグ:コロナ

2020年05月16日

感染予防のポイント  そして 少しでも変だと感じたら 即 体を温めて休む

DCF00152.JPG
挿木で根付いたつつじ2020/5/17

国内のコロナ感染者が、明らかに減ってきましたね。いいことです。では、ここでもう一度、コロナに対するポイントです。

感染予防のポイントと、そして、免疫という誰にでも備わっている力を使って、肺炎まで進行させないこと。

肝心なのは、少しでも「何かヘン・カゼの初期かな?」と感じたら、即体を温めて、寝てしまうことです。寝ることで、体に入ったウィルスを退治してしまうのです。その時発熱します。37.5°〜38度の熱で、ウィルスは死滅します。解熱剤は飲みません。

一通り、まとめたので、根拠となった引用先を含めて、すべてお伝えします。どうぞ。

@感染予防のポイント
●ビタミンCを3時間ごとに、のどの奥のリンパ節に届ける。
(何のことかというと、ビタミンCを含む食品を摂る。ビタミンCがウィルスを始末してしまう。免疫学の小林つねお博士。ウィルスに毒性はなく、大概のウィルスは防げる。ウィルスは遺伝子を片方しか持っておらず、細胞にとり着く。ウィルスだけでは増殖できない。免疫学は、今のアメリカ医学では採用していません)
●免疫力を正常に保つには、体を冷やさないで、なるべく温めていることです。体⇒腸のことです。お腹を温めていることだと認識してもいいです。日本の発酵食品を摂取しているとなおいいでしょうね。納豆や糠漬け味噌など。
根拠は、下記です。時間のある時にご覧ください。

引用サイト@  実践実学大学#コロナウィルス #小林常雄博士 #東大博士号教授
https://www.youtube.com/watch?v=yrzfGZVlipU


引用サイトA  衝撃の真実 ! 今すぐ買っておけ!もし第2波が来ても、この2つがあれば 自分で治すことは可能なのです!
https://www.youtube.com/watch?v=044QsLL8lsw

対象は、糖尿など持病・疾患の無い人です。

Aこの考え方の基礎になっているのは、単なる「カゼ」もウィルス感染です。コロナもウィルスです。カゼの場合最も有効なのは、初期のうちに治してしまうというものです。それは、発熱した直後から安静にして寝てしまう。ということです。

この段階では薬は必要ありません。飲むとしても漢方の葛根湯で良いです。体を温めて動かない。ということです。すると、誰にでも備わっている免疫が働きます。これは、皮下脂肪を使って、発熱するということで、ウィルスを体外に出す作業をするのです。この温度が37.5度から38度です。

ですから、この段階では解熱剤は絶対飲みません。飲むと、せっかく発熱して外に出すという作業が出来ないのです。この間が2日。人によっては、3日掛ります。これで、熱が下がれば肺炎には進行しません。

●発熱したら寝る(薬は摂っても葛根湯だけ)
 発熱・即休むこと。発熱初期なので解熱剤は飲まない。
●動かないことで体力を免疫に使う(温かい水分は積極的に摂る・食べ物は少な目)
●38度前後の発熱はする。この間2日長くても3日。これで下がれば、肺炎にはならない。
●3日の発熱が続いても下がらなければ、抗生物質に頼る。ということは医者に行き、今までの経過を説明します。

カゼのウィルスは200種以上あるとされていて、その度に特定はしていません。インフルエンザもウィルスです。インフルエンザの場合は、症状が出て、24時間後の検体採取でないと判別できません。この段階で、まる1日経過していますので、もう1日か2日安静にすることで、こじらせない限り肺炎には進行しません。

発症初期に、安静にすることで免疫力に働いてもらい、肺炎に進行させないという考え方です。

ビタミンCの入った飴がありました。
DCF00143 (2).JPG




2020年05月12日

感染予防のポイント  そして 少しでも変だと感じたら 即 体を温めて休む

DCF00143 (2).JPG

感染予防のポイント。そして、免疫という誰にでも備わっている力を使って、肺炎まで進行させないこと。

肝心なのは、少しでも「何かヘン・カゼの初期かな?」と感じたら、即体を温めて、寝てしまうことです。

一通り、まとめたので、根拠となった引用先を含めて、すべてお伝えします。どうぞ。

感染予防のワンポイント
●ビタミンCを3時間ごとに、のどの奥のリンパ節に届ける。
(何のことかというと、ビタミンCを含む食品を摂る。ビタミンCがウィルスを始末してしまう。免疫学の小林つねお博士。ウィルスに毒性はなく、大概のウィルスは防げる。ウィルスは遺伝子を片方しか持っておらず、細胞にとり着く。ウィルスだけでは増殖できない。免疫学は、今のアメリカ医学では採用していません)
●免疫力を正常に保つには、体を冷やさないで、なるべく温めていることです。体⇒腸のことです。お腹を温めていることだと認識してもいいです。日本の発酵食品を摂取しているとなおいいでしょうね。納豆や糠漬け味噌など。
根拠は、下記です。時間のある時にご覧ください。

引用サイト  実践実学大学#コロナウィルス #小林常雄博士 #東大博士号教授
https://www.youtube.com/watch?v=yrzfGZVlipU


引用サイト  衝撃の真実 ! 今すぐ買っておけ!もし第2波が来ても、この2つがあれば 自分で治すことは可能なのです!
https://www.youtube.com/watch?v=044QsLL8lsw

対象は、糖尿など持病・疾患の無い人です。

この考え方の基礎になっているのは、単なる「カゼ」もウィルス感染です。コロナもウィルスです。カゼの場合最も有効なのは、初期のうちに治してしまうというものです。それは、発熱した直後から安静にして寝てしまう。ということです。

この段階では薬は必要ありません。飲むとしても漢方の葛根湯で良いです。体を温めて動かない。ということです。すると、誰にでも備わっている免疫が働きます。これは、皮下脂肪を使って、発熱するということで、ウィルスを体外に出す作業をするのです。この温度が37.5度から38度です。

ですから、この段階では解熱剤は絶対飲みません。飲むと、せっかく発熱して外に出すという作業が出来ないのです。この間が2日。人によっては、3日掛ります。これで、熱が下がれば肺炎には進行しません。

●発熱したら寝る(薬は摂っても体を温める葛根湯だけ)
 発熱しても休まないなどはしない。発熱初期なので解熱剤は飲まない。
●動かないことで体力を免疫に使う(温かい水分は積極的に摂る・食べ物は少な目)
●38度前後の発熱はする。この間2日長くても3日。これで下がれば、肺炎にはならない。
●3日の発熱が続いても下がらなければ、抗生物質に頼る。ということは医者に行き、今までの経過を説明します。

カゼのウィルスは200種以上あるとされていて、その度に特定はしていません。インフルエンザもウィルスです。インフルエンザの場合は、症状が出て、24時間後の検体採取でないと判別できません。この段階で、まる1日経過していますので、もう1日か2日安静にすることで、こじらせない限り肺炎には進行しません。

発症初期に、安静にすることで免疫力に働いてもらい、肺炎に進行させないという考え方です。



タグ:コロナ

2020年05月10日

カゼの原因もウィルス・コロナもウィルスです。では?

DCF00009.JPG

コロナを退治する方法として、カゼの初期と同じ対処法

肝心なのは、初期で、体を温めて免疫力が働けるようにしてあげる事。
それが、初期症状から 肺炎に進行させないことになります。

詳しくは下記です 「サイト 衝撃の真実」

https://www.youtube.com/watch?v=044QsLL8lsw

こちらもどうぞ。続き。

衝撃の真実 ! のサイトはこちらです 。










タグ:コロナ

2020年05月09日

カゼの原因もウィルス・コロナもウィルスです。では?

コロナを退治する方法として、カゼの初期と同じ対処法が出ていた。
肝心なのは、初期で、体を温めて免疫力が働けるようにしてあげる事。
詳しくは下記です 「サイト 衝撃の真実」

https://www.youtube.com/watch?v=044QsLL8lsw


こちらもどうぞ。続き。


DCF00009.JPG

衝撃の真実 ! のサイトはこちらです 。






休業要請、10県が全面解除 休業要請、10県が全面解除一部は18県、継続4県 詳細はこちら

休業要請、10県が全面解除

一部は18県、継続4県 詳細はこちらでご覧ください。

2020/5/8 22:08 (JST)5/8 23:02 (JST)updated
コピーライトマーク一般社団法人共同通信社


新型コロナウイルス感染症の重点対策が必要な13の「特定警戒都道府県」以外の34県のうち、事業者への休業要請を全面的に解除する方針の自治体が10県に上ることが8日、分かった。人が密集して感染リスクの高い施設などを除いた一部解除は18県。休業要請を当面継続するのは4県で、岡山、徳島の2県は休業要請を実施していない。内閣官房の7日時点の集計を基に、共同通信が自治体の8日の発表などを反映させた。

 政府は4日、緊急事態宣言の延長に合わせ基本的対処方針を改定。感染抑制地域での休業要請緩和を部分的に容認。これを受け、自治体に経済活動の再開に向けた動きが広がっている。






タグ:コロナ

2020年05月07日

コロナ後、世界秩序が変化 中国覇権強まる ダリオ氏語る

コロナウィルス終息後の世界を、ヘッジファンド運用会社の創業者が予測していた。
さもありなん、というようなことで、脅かしているのではない。自社への利益誘導のためでもなく、冷静に世界を分析している。
〇中国の覇権が強まる。
〇地政学的パワー・バランスが崩れ、世界の秩序が大きく変わる
〇個人も企業も国も貯蓄のないところではやがて破産に直面する。
〇国同士でも国内でも富と権力を巡る対立が激化する。
〇ドルの基軸通貨としての価値が低下する。そうなると米国の国力も低下する。
〇中国の人民元が基軸通貨になるには時間がかかるだろう。そのためにはまず中国の資本市場を開放することが必要だからだ。
と続き、最後に日本の予測がある。ごゆっくり、ご覧いただきたい。

コロナ後、世界秩序が変化 中国覇権強まる ダリオ氏語る
新型コロナ 北米 2020/5/7 2:01 (2020/5/7 5:39更新)日本経済新聞 電子版

世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。米最大のヘッジファンド運用会社ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者のレイ・ダリオ氏は「コロナ後には世界の秩序が大きく変化し、中国の覇権が鮮明になる」と読む。歴史上の経済・金融危機を分析し、2008年のリーマン危機でも投資収益を確保した同氏だが、分析データに過去のパンデミックを加えていなかったことを反省データを再構築していることを明らかにした

――歴史的に俯瞰(ふかん)して今回のコロナ危機をどう捉えますか。

コロナ危機が起きる前から景気はすでに非常に不安定な状態となっており、コロナが引き金を引いたが経済の悪化はなるべくしてなったといえる。米国のように高水準の債務と貧富の格差が拡大していた国では、中央銀行にできる力は限界に達していた。これは1930年から1945年に起きた経済・金融危機とよく似ている。

中央銀行や政府は資産買い取りのための紙幣印刷によって、新たに生み出したお金と信用で所得やバランスシートにあいた大きな穴を埋めるのに必死だ。しかし、個人も企業も国も貯蓄のないところではやがて破産に直面する。1930年から45年に起きたように地政学的パワー・バランスが崩れ、世界の秩序が大きく変わる。国同士でも国内でも富と権力を巡る対立が激化する。45年以降の世界に起きたように富の再分配を巡って、資本主義と社会主義の両極端の対立も起きるだろう。

無題2.png
ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者のレイ・ダリオ氏 日経電子版

――米国の立場はどう変化しますか。

ドルが基軸通貨で、かつ新興国などがドル建て債務をドルベースで返済し、そしてドルによるモノの購入が続く限り、米国は覇権を維持できるだろう。しかし、いずれはドル建て債務の不履行が起きて債務が帳消しになったり、米連邦準備理事会(FRB)によるドル紙幣の印刷が増えて、ドルの基軸通貨としての価値が低下する。そうなると米国の国力も低下する。歴史が示すように大英帝国やオランダの衰退も債務の拡大と通貨の下落とともに起こった。

米国の次に覇権を握るのは中国だ。サプライチェーンやテクノロジーの進化で誰が主導権を握るのかを巡って世界秩序の再編が起きるなか、中国が主役となる。ただ、中国の人民元が基軸通貨になるには時間がかかるだろう。そのためにはまず中国の資本市場を開放することが必要だからだ。

――ファンド運用で効果を発揮してきた「ストレステスト・システム」について教えて下さい。

歴史上で起きた金融危機は同じ理由で繰り返し起きている。それを踏まえ1800年まで遡ってそれぞれの大きな出来事をシステムに入れて私が構築した投資のプリンシプル(原理)にどう反応するかを分析してきた。

――このシステムにはパンデミックとなった1918年のスペイン・インフルエンザも含まれていましたか。

残念ながら含んでいなかった。これは大きな後悔だ。スペイン・インフルが起きたときはちょうど第一世界大戦直後の経済悪化と重なり、スペイン・インフルからの経済への打撃を見逃していた。コロナウイルスの感染が拡大して初めて経済への打撃を認識した。

――将来的にはパンデミックをストレステスト・システムの要素に加えますか。

その計画だ。実際、パンデミックに加えて、干ばつや洪水をはじめとする気候変動など経済や政治に大きな影響を与える自然災害も加えるようこのシステムを過去に遡って再構築している最中だ。

――コロナ危機に対応した各国政府の経済刺激策をどう評価しますか。

お金と信用を創造するために各国の政府は大規模な景気刺激策に乗り出しているが、所得の減少などを埋めるにはさらなる対策が必要だ。ただ、国によってその効果には大きな差がある。債務水準が高く、価値の安定していない自国通貨での紙幣印刷しかできない新興国は、信用危機やインフレ加速という問題に直面する。日本のように円という国際決済通貨を持つ国には国際的な購買力があるので日銀の政策が効力を発揮するだろう。

(聞き手はニューヨーク=伴百江)



リンク集
写真ギャラリー
検索
<< 2024年04月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新記事
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ
プロフィール
小出美水さんの画像
小出美水
定年退職年金暮らしです。
プロフィール
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。