佐太神社(さだじんじゃ)は、島根県松江市鹿島町佐陀宮内にある神社。出雲国二宮、旧社格は国幣小社。出雲國神仏霊場第四番。9月25日の御座替祭の前夜に行われる佐陀神楽が知られる。
「茣蓙替祭」は『出雲国風土記』にも記される年中行事。神職らは、本殿などの23ヶ所の茣蓙を取り替える。また、この夜は茣蓙を清める「七座神事」も奉納される。(引用:安達彰『安達彰 写真集 ユネスコ文化遺産佐陀神能』)
近辺に銅鐸・銅剣が出土した志谷奥遺跡がある。
祭神
正殿、北殿、南殿に、秘説四柱を含めて12柱が祭られている。
正殿
佐太御子大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、速玉男命、事解男命の五柱。
北殿
天照大神及び瓊々杵尊の二柱。
南殿
素盞嗚尊及び秘説四柱の計五柱。
神紋
正殿:扇の地紙
北殿:輪違
南殿:二重亀甲
文化財
ユネスコ無形文化遺産
佐陀神能
国の重要文化財
建造物
佐太神社 3棟 - 文化4年(1807年)
正中殿
北殿
南殿
附:棟札3枚、指図板1枚
所在地 島根県松江市鹿島町佐陀宮内73
位置 北緯35度30分32.1秒 東経133度0分23.2秒
主祭神 正殿:佐太御子大神
北殿:天照大神
南殿:素盞嗚尊
社格等 式内小社、国幣小社、別表神社
創建 養老元年(717年)
本殿の様式 大社造
札所等 出雲國神仏霊場4番
例祭 9月25日
主な神事 管粥神事、直会祭、神在祭裏祭、御田植祭、御座替神事、例祭、神在祭
2024年06月24日
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