清水寺(きよみずでら)は、島根県安来市清水町にある天台宗の寺。山号は瑞光山(ずいこうざん)。中国観音霊場第28番札所、出雲観音霊場第27番札所、出雲國神仏霊場第11番札所。開山は尊隆上人、本尊は十一面観世音菩薩。
歴史
寺伝では用明天皇2年(587年)、尊隆上人により開かれたというが、一時廃れ、大同元年(806年)平城天皇の勅旨を受け、盛縁上人により復興されたという。
その後承和14年(847年)、唐からの帰路立ち寄った円仁(慈覚大師)により光明真言会が創められ、天台宗に帰依したという。
その後幾度かの火災と復興を経て、明徳4年(1393年)にほぼ現在の寺域が定まったが、戦国時代兵火に襲われ根本堂以外の建物は焼失した。伽藍はその後毛利氏及び松平氏により復興され、加えて安政6年(1859年)には信徒の手により三重塔が建立され、現在の形となった。
三重塔
行事
1月1日〜1月5日 - 修正会
4月29日〜5月5日 - 還誕祭
5月第4日曜日 - 仏教文化講座
8月23日 - 萬燈会
10月第3日曜日 - 光明真言会
12月17日 - 大梵焼祭
12月31日 - 除夜祭
交通アクセス
JR安来駅からイエローバスで14分(運賃は大人200円)。
JR米子駅からイエローバスで18分(運賃は大人200円)。
根本堂
所在地 島根県安来市清水町528
位置 北緯35度24分8.1秒 東経133度16分54.8秒
山号 瑞光山
宗派 天台宗
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 (伝)用明天皇2年(587年)
開基 尊隆上人
正式名 瑞光山清水寺
別称 安来清水寺
札所等 中国観音霊場28番、出雲観音霊場27番、出雲國神仏霊場11番
文化財 根本堂、木造十一面観音立像、木造阿弥陀如来両脇士坐像、木造阿弥陀如来坐像他
2023年09月11日
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