出津教会堂(しつきょうかいどう)は、長崎県長崎市西出津町にあるキリスト教(カトリック教会)の教会堂(聖堂)である。国の重要文化財に指定されており、ユネスコの世界遺産(文化遺産)候補で2018年に登録審査が決まり、同年6月30日に登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する「外海の出津集落」に包括される教会である。正式名称はカトリック出津教会で、出津教会とも呼ばれている。
概要
1882年(明治15年)、出津地区において主任司祭を務めていたマルク・マリー・ド・ロ神父の設計により建設された。その後信徒数の増加等により2度の増築(いずれもド・ロ神父の設計による)を経て1909年(明治42年)にほぼ現在の姿が完成した。
教会堂は角力灘(五島灘)に面する風の強い当地の気象に対応して、レンガ造瓦葺き平屋建て(外壁は白漆喰を使用)の低い屋根を持つ建物となっている。
所在地
〒851-2322 長崎県長崎市西出津町2633
アクセス
さいかい交通、「出津」または「出津文化村」バス停下車、徒歩7分。
長崎市中心部から車で約45分。
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