清水寺(せいすいじ)は、青森県八戸市是川にある真宗大谷派の寺院。山号は楞巌山(りょうごんざん)。観音堂は重要文化財に指定されている。
清水寺観音堂
歴史
平安時代の高僧として知られる円仁(慈覚大師)が開山したと伝える。当初は天台宗であったが、1869年(明治2年)、浄土真宗に改宗した。
観音堂は1581年(天正9年)の建立であり、野外建築物としては青森県内で最古である。宝形造、茅葺。正面・側面とも3間で、円柱を貫と台輪で固める。組物は平三斗を詰組(柱間にも組物を置く)とし、軒は反りの強い二軒繁垂木(ふたのきしげだるき)とする。内部には来迎柱(仏壇後方の2本の柱)が立つ。それより正面側は大虹梁(だいこうりょう)を渡して柱を省略し、柱位置には虹梁上に大瓶束(たいへいづか)を立てて台輪を廻す。1980年(昭和55年)1月26日、重要文化財に指定された。
交通アクセス
JR本八戸駅より車7分
所在地 青森県八戸市 是川字中居18-2
位置 北緯40度28分19秒 東経141度29分28秒
山号 楞巌山
宗派 浄土真宗
開基 (伝)円仁(慈覚大師)
札所等 糠部(ぬかのぶ)33観音第2番札所
文化財 観音堂(重要文化財)
2023年09月21日
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