岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、青森県弘前市百沢の岩木山の南東麓にある神社。別称、「お岩木さま」「お山」「奥日光」。旧社格は国幣小社で、津軽国一宮とされる。
概要
昔から農漁業の守護神として、津軽の開拓の神として、地元の人々の祖霊の鎮まるところとして、親しまれてきた。なお神社の参道は岩木山の登山道の1つとなっていることでも知られており、この神社の奥宮は岩木山の山頂付近にある。
社殿は、神仏習合の時代の名残りをとどめ、鎌倉時代以後の密教寺院の構造がみられる中に、桃山時代の様式を思わせる色とりどりの絵様彫刻がみられ、そうした外観が日光の東照宮を思わせるとして、「奥日光」と呼ばれるに至った。
祭神
顕国魂神(うつしくにたまのかみ)-大国主神
多都比姫神(たつびひめのかみ)
宇賀能売神(うかのめのかみ)
大山祇神(おおやまつみのかみ)
坂上刈田麿命(さかのうえのかりたまろのみこと)
以上をまとめて岩木山大神(いわきやまおおかみ)と称する。
文化財
国の重要文化財
岩木山神社楼門 附 棟札4枚 - 1908年(明治41年)4月23日指定。
岩木山神社拝殿 附 棟札2枚 - 1908年(明治41年)4月23日指定。
岩木山神社 4棟 - 1971年(昭和46年)6月22日指定。
本殿 附 棟札3枚。
奥門
瑞垣 附 棟札1枚
中門 - 1986年(昭和61年)1月22日追加指定。
交通
東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線弘前駅(中央口)、弘南バス弘前バスターミナルより弘南バス枯木平行にて約40分、岩木山神社バス停下車。
所在地 青森県弘前市百沢字寺沢27
位置 北緯40度37分18.8秒 東経140度20分26.2秒
主祭神 顕国魂神
多都比姫神
宇賀能売神
大山祇神
坂上刈田麿命
社格等 旧国幣小社
別表神社
創建 (伝)宝亀11年(780年)
本殿の様式 三間社流造銅瓦葺
例祭 旧暦8月1日(八朔祭)
2024年05月20日
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