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b.和束町から滅多にヒトも通らない三国越(ミクニゴエ)林道を地味に登ってきましたが、途中から左折して進むと、いきなりとんでもなく広くキレイなアスファルト道、どうなっとるんすか、
a.タヌキに化かされたみたいや、なぜこんなヒト気のない山奥に白線もまぶしいピカピカの新道が延びてるんや、
b.これが平成の林道なんでしょうかねえ、
a.どこにこんなカネがあるのか・・・ところで、本気で疲れてきたんで、ちょっと空き地を探してしっかり休憩させちくり、
b.このまま行くと集落の中に入っていくようなんで、ここを右折してみましょう、
a.おお、ここも山を崩してガードレールまでまぶしい新道が出来ておるぞ、ここの空き地が休憩に良さそうだ、
b.かれこれ3時になりますが、
a.いくら何でも6時には琵琶湖へ着けるやろ、
b.でも信楽まで下ってから、今度はまた登りですよね、
a.今きた林道ほどエグくないから大丈夫、その坂を越えたら今度は下りっぱで琵琶湖から流れる瀬田川へ合流するはず、
b.じゃあ、まあとりあえず、信楽の町に下りたらコンビニで水分と栄養をバッチリ補給しときましょう、
a.あい分かった、そんじゃ、つぎ行ってみようか、
b.童仙房よりはるかに規模の大きな村に出てきました、ほっとしますね、ヒトがそれなりにたくさんいて、廃校じゃない現役小学校もある、
a.甲賀市立多羅尾(タラオ)小学校か、林道を抜けていつしか滋賀県甲賀市(コウカシ)なんだなあ、
b.デイリー信楽のゴルフ場にそってようやく始まりました延々の下り坂、一気に信楽中心部へ吸い込まれて行きます、
a.全部下り終えて、国道307号線に出てきた、さすがにクルマ多いな、大型トラックの脇すれすれをロードバイクがけっこうなスピードで走ってる、サイクリングも命がけやで、
b.ちょうど交差点にコンビニもありました、
a.さあ、ここから最後の登りが始まるぞ、
b.いきなり細い山道から何台も下りてきますよ、高級セダンたちが、
a.このあたりゴルフ場多いから、きっと運悪くその帰り組とかぶったんやな、
b.こうなると三国越(ミクニゴエ)林道のあの静けさも逆に恋しいような、
a.しかし、この道でホントいいのかなあ、初めての道は緊張するな、
b.あってるはずですけど、問題はこの林道すね、
a.ふつう自転車乗りが利用する国道422号線はクルマがそれなりに多くて、できれば走りたくないし、林道を選ぶことにしたんやけど、
b.坂を一気に下って、なぜかここで行き止まりっす、建物の中で大勢が怖いほどデカい音で太鼓をたたき続けてます、宗教団体の敷地内じゃないすか、
a.おかしいな、あんな広い道がいきなりぶち切れるなんて、地図にそんなのないけどな、とにかく引き返そう、道がなかったら最寄りの信楽駅から輪行すりゃいいさ、
b.ああまたこの坂のぼんのか、
a.右手になんか無いか、行けそうな道、
b.ああ、これすかねえ、見落としてた、細くて行けるか分かんないけど、いちおう舗装されてるし、
a.それ、行けるだけ行ってみよう、
b.大丈夫そうですね、このまま舗装路が続いてます、時々ガードレールもあるし、
a.ああ、しかし、サイクリングも後半になるとすぐ疲れるな、峠に来たしちょっと休憩や、このわき道で、
b.現在午後4時、この峠で甲賀市から大津市に入ります、これなら明るい内に琵琶湖が見れそうですね、
a.きょうは結局降りそうで降らなかったし、何とかなりそやな、ああゴールが近づいてきて段々うれしくなってきた、
b.しかし50過ぎのオッチャンでもやれば出来るもんすね、
a.好きじゃないと出来ないよなあ、疲れてくると、自分でも何が楽しいか分からんくらいだし・・・だからたまに月曜日になって会社へ行くとホッとするんや、ああしばらく漕がなくていいって、
b.まあどっちにしてもこの林道、今休んでるこの脇道みたいな路面じゃなくて助かりましたよ、
a.じゃあ次回は峠を下って、ゴールの琵琶湖をめざすことにしよう、
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