色は…赤(国際、戦争、事件など)、オレンジ(海外娯楽、サブカル関連)、青(日本事件など)、紫(日本流行)、緑(日本サブカル関係、コンテンツ関係)、黒(日本その他)、ピンク(ネタ)。
要はロボットアニメの歴史と世の中の関わりってどんな感じだったんだろうと考えるために書きました。
しかし如何せん価値判断が難しい、これは入れるべきか、入れないべきか等。
因みにロボットアニメ年表ではないので、すべてのロボットアニメを載せていません、ネットに出来の良い年表
が複数有るのでここで作る意味があまりなかったため、当ブログのノリに合わせた独自の年表を作りました。
途中で力尽きた感があるのでなにか色々抜けてる気がする、終わらないこれ。
60年代
※ロボットアニメ的には前史と言った時代。まだ巨大ロボットと等身大ロボットが分離せず、巨大怪獣と巨大ロボットが分離せず、SFというジャンルもかなり曖昧だったと思われる(知識がない)時代、テレビもモノクロ、ネット何それ美味しいの?携帯デバイス、有るはずがない。
70年代(曖昧)
第一次バイクブーム(厳密な時期は不明)
大阪万博(70年)
受験戦争の激化(厳密な時期不明)
プロレスの人気が高かった頃
72:マジンガーZ、アストロガンガー
あさま山荘事件
日本列島改造論
ベルサイユのばら(アニメ79)
デビルマン
※甲児君がバイク好きだったり、マジンガーZvsデビルマンで唐突にバイク対決始めたり、バイクブームの人気の高さを感じたりする。後ちょくちょくセリフが崩れる甲児君に昭和を感じる、基本的に古い作品ほどどこか江戸っ子感があったり。この時代にはもう日本語は現代語っぽくなっていたので、あまりそういったものを感じる機会はなかったり。60年代から70年代へとの移行を感じる雰囲気。
73:マジンガーZvsデビルマン
ノストラダムスの大予言ヒット、しばらくオカルトブーム(終点不明)
第一次オイルショック
仁義なき戦い
74:ゲッターロボ、グレートマジンガー
宇宙戦艦ヤマト
ドラゴン怒りの鉄拳
※ヤマトが放送された年。ゲッターとグレートが始まってロボットアニメもほぼジャンル化、形式が整った頃かなと。ドラゴン怒りの鉄拳はアチョーが人口に膾炙しているのであえて採用。
75:勇者ライディーン、UFOロボグレンダイザー、鋼鉄ジーグ
ベトナム戦争終結
秘密戦隊ゴレンジャー
※この頃の作品は主人公がバイクに乗っている傾向にあり、当時のバイク人気を偲ばせる。いつかは不明だが主人公はバイクに乗らなくなった。単に飲酒喫煙と合わせて描写が厳しくなったのも有るんだろうとは思うが。
76:大空魔竜ガイキング、超電磁ロボコンバトラーV、ゴワッパー5ゴーダム、グロイザーX、ブロッカー軍団Wマシーンブラスター
スーパーカーブーム(〜78年頃まで)
※この頃になるとロボットアニメの数が増えてきますね。
77:合身戦隊メカンダーロボ、惑星ロボダンガードA、超電磁マシーンボルテスX、無敵超人ザンボット3
78:無敵鋼人ダイターン3、闘将ダイモス、
スターウォーズEP4日本公開(米では前年)
79:機動戦士ガンダム、未来ロボダルタニアス、闘士ゴーディアン
第二次オイルショック
共通一次
インベーダーゲーム
ウォークマン
ソ連アフガニスタン侵攻
キン肉マン(アニメ83)
ドラえもん(2期、つまり現在に続く奴)
80年代
第二次バイクブーム
竹の子族
イライラ戦争
80年:伝説巨神イデオン、宇宙戦士バルディオス、無敵ロボトライダーG7、太陽の使者鉄人28号
日本自動車生産台数世界一
81年:最強ロボダイオージャ、百獣王ゴライオン、黄金戦士ゴールドライタン、宇宙魔神ゴーショーグン、太陽の牙ダグラム、六神合体ゴッドマーズ他
※ポストガンダムの時代へ突入した感がある時期。
82年:戦闘メカザブングル、機甲艦隊ダイラガー15、銀河烈風バクシンガー、超時空要塞マクロス他
フォークランド紛争
83:聖戦士ダンバイン、機甲創世記モスピーダ、銀河疾風サスライガー、サイコアーマーゴーバリアン、装甲騎兵ボトムズ、超時空世紀オーガス、銀河漂流バイファム、特装機兵ドルバック他
おしんブーム
第二次バイクブーム(ピーク)
千葉の某鼠の国開園
北斗の拳(アニメ84)
※やはり主人公がバイクに乗っている作品がちょくちょく、因みにこの年は第二次バイクブームピークの年だったらしい。この時期はちょうどリアルロボット全盛期と言っていい時期かもしれない、作品の大半がリアル系〜スーパー系でもリアル系よりの作風と言う…。
84:重戦機エルガイム、超攻速ガルビオン、ビデオ戦士レザリオン、巨神ゴーグ、ゴッドマジンガー、超時空騎士団サザンクロス、星銃士ビスマルク 、超力ロボガラット、機甲界ガリアン
ファミコン、SG-1000発売
風の谷のナウシカ
ドラゴンボール連載開始
ゴジラ(第二期)
※ファミコン発売年、ついでにセガも。まだそんなに影響力は無かった頃。振り返ってみるとファミコン、ナウシカ、DBと何かサブカル全体でのターニングポイントと言うか、次の時代のはじまりみたいな年になっている気がする。
85:トランスフォーマーG1、機動戦士Zガンダム、超獣機神ダンクーガ、蒼き流星SPTレイズナー、忍者戦士飛影他
スーパーマリオブラザーズ発売
86:機動戦士ガンダムZZ、マシンロボクロノスの大逆襲、トランスフォーマー2010、ガルフォース
DQ1発売
バブル経済(〜91)
チェルノブイリ
※ファミコンの勢力が拡大して無視できなくなってきた頃。この時期に大規模な世代交代が起こったなと思う。この当たりで玩具からゲームへと子供のインドア需要が移行し、ここでロボットアニメの黄金時代は終わりを告げたんじゃないかなぁ。後アニメ冬の時代とか言う言葉もあって、80年代後半から徐々にアニメが数字取れなくなっていったと言う話も聞いたことが有るのですが、時間の活用がファミコンに移ったのも大きいと考えます。
87:機甲戦記ドラグナー、トランスフォーマーHM
FF1発売
※FF1も発売され和製ファンタジーがどんどん出てくる状況を作った気がする。
88:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア、パトレイバー(OVA)、トランスフォーマーMF
一杯のかけそば
89:魔動王グランゾード、トランスフォーマV(ここでG1TVは終了)、パトレイバーTV
平成元年
消費税
宮崎勤事件
ゲームボーイ
90:勇者エクスカイザー(97年まで勇者シリーズ)、魔神英雄伝ワタル2、NG騎士ラムネ&40、からくり剣豪伝ムサシロード、RPG伝説ヘポイ
スーパーファミコン発売
スラムダンク(アニメ93)
※何かRPG路線になってきた時代だなって思う作品。
91:絶対無敵ライジンオー、太陽の勇者ファイバード、ゲッターロボ號、機動戦士ガンダムF91
バブル崩壊
トレンディドラマ全盛期
湾岸戦争
ソ連崩壊
92:伝説の勇者ダ・ガーン、元気爆発ガンバルガー
ポケベル全盛期(〜96まで)
のぞみ(300系)
93:疾風アイアンリーガー、熱血最強ゴウザウラー、勇者特急マイトガイン、機動戦士Vガンダム
Jリーグ
94:覇王大系リューナイト、機動武闘伝Gガンダム、マクロス7、勇者警察ジェイデッカー
PS1、SS発売
ジャンプ発行部数最大653万部
※私的に90年代中盤〜後半はサブカル激動の時代だと考えている、この時代は80年代中後半からの動きの帰結であり、90年代そのものであり、00年代へ向けての胎動でありといろんな要素が本当に凝縮されていると思う、反面00年代前半は動きが乏しかったと思う。
この年はジャンプ全盛期であり、PSSSが発売された年。
95:新世紀エヴァンゲリオン、新機動戦記ガンダムW、黄金勇者ゴルドラン
地下鉄サリン事件
阪神淡路大震災
Windows95発売
DB連載終了
※エヴァの年。この年も重要な年だったと思う。暗い世相と言った事件が多い。
96:機動新世紀ガンダムX、天空のエスカフローネ、機動戦艦ナデシコ、勇者指令ダグオン
ポケモン赤緑発売(同年ポケカ発売、アニメ翌年)
64発売
遊戯王連載開始(まだOCGはない)
たまごっち
※ポケモンの発売年であり、今後起こるトレカの隆盛への準備が始まった年、多分ここもターニングポイント。
95年の世紀末感と比べなんとも緩い、私的に95と96に大きな壁を最近ネットで強く感じている。
97:勇者王ガオガイガー、トランスフォーマーBW、超特急ヒカリアン
FF7発売
タイタニック
ワンピース
ポケモンショック(アニメを見る時は部屋を明るくしてテレビから離れてみてくれ)
※前年にG(V)から続いていたガンダムが終了、更にここで勇者も終了し、この当たりから本格的にロボットアニメ冬の時代感が。
※ポケモンショックの年、これにより以降例のテロップが。
98:トランスフォーマーBWU、Bビーダマン爆外伝、真ゲッターロボ、ガサラキ
FF8
長野オリンピック
DC
99:メダロット、ゾイド、THEビッグオー、地球防衛企業ダイ・ガード、∀ガンダム、TFBWNEO、メタルス、Bビーダマン爆外伝V
世紀末
モヒカンが流行(嘘)
アンゴルモア復活(嘘)
マトリックス
NARUTO(アニメ02)
※世紀末でモヒカンが流行したりアンゴルモアが復活したりした年(嘘)、
00年代:GEAR戦士電童、ヴァンドレッド、TFカーロボット
ガラケー黄金時代(90年代後半から10年くらいまで、それ以降はスマホが急速に進む)
PS2(に伴うDVDの本格的な普及)
三宅島噴火
※ロボットアニメは数はあったものの、当たった作品が少なく代表がわからない、前年は結構豊作だったんだけど。
01:ゾイド新世紀スラッシュゼロ、電脳冒険記ウェブダイバー
世界同時多発テロ
アフガニスタン戦争
えひめ丸事故
ブロードバンド元年、高速回線が急速に普及が進む
池田小事件
千と千尋の神隠し
02:フルメタル・パニック、ラーゼフォン、機動戦士ガンダムSEED、電光超特急ヒカリアン
XBOX
タマちゃんブーム
03:神魂合体ゴーダンナー、トランスフォーマーマイクロン伝説(以下3部作)、マシンロボレスキュー
イラク戦争
※トランスフォーマーが再会したので対抗する形なのかマシンロボもスタートした年。
04:蒼穹のファフナー、ガンダムSEEDDESTINY、トップをねらえ2
DS、PSP発売
ゴジラファイナルウォーズ
※DSPSPが発売、翌年から日本のゲームは主役が据え置きから携帯機へと急速に移行していく、私的にゲームやってただけにこれ以降の流れは箱○の推移なんかも含めてかなりゲームの環境を変えていき、
そして同時にゴジラがファイナル、大きなものの時代の終焉とも言える気がする。
05:創聖のアクエリオン、ガン・ソード、交響詩篇エウレカセブン、劇場版Z
XBOX360
愛知万博
06:ゼーガペイン、コードギアス反逆のルルーシュ
livedoor事件
冥王星降格
PS3、WII
07:天元突破グレンラガン、ガンダム00、アクエリオン、ぼくらの、エヴァ新劇場版
ニコニコ動画
リーマンショック
郵政民営化
※この年からニコニコブームが誕生、チョイスした4作品はそれぞれニコニコで話題になった作品。
※ガンダムに関しては、掲示板で荒れた種、ニコニコで盛り上がった00、まとめで叩かれたAGEなどと一部で言われていたりする。
08:マクロスF、鉄のラインバレル
※今思えばロボットアニメ最後の花火みたいな年かもしれない、この年を境にロボットアニメの話題が消えていったような…?。
09:真マジンガー
民主党政権
ギリシャ危機
アバター
※色々言われた真マジンガーだけど、他の作品が大半劇場版や2みたいなのばかりだったので単独で。
10:ガンダムUC、SDガンダム三国、ブレイクブレイド、STAR DRIVER輝きのタクト
はやぶさ帰還
FacebookJAPAN
11:ダンボール戦機(〜03年)、機動戦士ガンダムAGE
311
地デジ化
Hulu日本サービス開始(動画系のサブスクの本格展開)
TwitterJAPAN
なでしこ優勝
有名人多数死亡
3DS、VITA
※何か色々あった年、この年もターニングポイントだったと思う。
※地デジ化の結果、ブラウン管テレビから薄型へ完全移行したはいいが、この時期には動画サイトやサブスク、スマホの普及などが本格化しており、結果テレビ離れが加速していく事に。
12:輪廻のラグランジェ、トランスフォーマープライム
スカイツリー
第二次安倍内閣
パズドラ
※ロボットアニメは数が出てるが、話題性の乏しかった続編やシーズン2とかそういうのが多く、正直何を採用すればいいの変わらなかった、ということで良くも悪くも話題になった?鴨川を採用。
13:革命機ヴァルヴレイヴ、銀河機攻隊マジェスティックプリンス、翠星のガルガンティア
スマホの出荷台数ガラケーを上回る
※色々言われたヴヴヴだけど、近年の作品では良くも悪くも目立つ作品ではあったんだなとリストを見て思う。
14:シドニアの騎士、健全ロボダイミダラー
PS4
15:蒼穹のファフナーEXODUS、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ
アマゾンプライムビデオ、Netflix、日本サービス開始
マイナンバー
五輪エンブレム騒動
※アマプラなども日本で本格展開、サブスク戦争が激化していく。五輪エンブレム騒動はその後の上級ネタを生み出したため採用。
16:マクロスΔ
パナマ文書
選挙18歳
ポケモンGO
君の名は
SMAP解散
17:ナイツ&マジック、トミカハイパーレスキュードライブヘッド 機動救急警察
トランプ大統領
※劇場版やWEBなどが多かった年。
18:新幹線変形ロボシンカリオン、マジンガーZINFINITY、ゾイドワイルド、ガンダムBD、ガンダムNT
※最近では比較的豊作だった気がする年。ただ既存ブランドがメインだったため閉塞感は拭えず。
19年:エガオノダイカ
改元
※改元になったので一度止めます、作品に関してはノーコメントで。
起きなかった出来事
BDのDVDに対する逆転→未だにDVDを完全に越えられていない状態の模様。レコーダー等は完全にBDに移行したしセルもBDに移行したものの、プレーヤー含めると未だに不完全な模様。
思ったこと1:売上と影響はそこまで厳密ではない
当然「売れなければ影響はほぼない」のだが、売上が大きければ絶対に影響が現れるわけではないとも考える。
映画の興行収入を検索した所、一番大きかったのが千と千尋、しかし影響力は?って考えると多分ラピュタの方が大きかったと思う、これは主観だけど、ラピュタの世界観はいろんな作品になんとなく影響を与えている(特に一時期のJRPG)し、観光地の多くが「ラピュタみたい」を売りにしている、千と千尋も千と千尋風を売りにしていたりモデルの建物があったりするのだが(一部は私も実際に行ったことが有る)、ラピュタと比べると正直弱い。
ゲームみたいに影響が遅効性のコンテンツ(その世代が親世代になったときに影響が出てくるタイプ)も多いので短絡的に判断は出来ないの。
思ったこと2:ここ10年ロボットアニメは流行を追えなくなった
ロボットアニメの歴史を日本の戦後史と振り返ると、その時その時の流行を取り入れている事がわかる、70年代にオカルト流行るとUFO古代遺跡超能力者、その後SFブームでSF色が強まり、ファミコンブームになるとファンタジー色が強まるように。
しかし如何せんここ10年そういった物が見えなくなった。原因としては「メディアの多様化で流行そのものがわかりにくくなった」「ロボットアニメというジャンルが高齢化してそういった物が求められなくなった」「ロボットアニメのシステムが現在の小回り重視の環境では重厚長大過ぎた」ことだと考えています。
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