永井豪 77〜78年 1巻(後年)
一応ロボット漫画に分類される場合があり、ビッグタイタンと呼ばれるスーパーロボットが登場し主人公が乗り込んで戦う。
がビッグタイタンはやられメカであり、あっさりやられてしまうので何とも言えない扱い。
主人公が迦楼羅王の心だと告げられて、かりそめの肉体を失って本来の肉体であるガルラと合体しろと告げられるところで終わっている。
話の流れから本来だったらガルラと合体してその後ムー人と戦うことになると予想され、ビッグタイタンは前座扱いだったのだろうが、その前に終わってしまい何が何だか。
相当数伏線を残しており多分消化するには6〜8巻は必要だったと思われ。
宗教色の強い設定で、宗教系の話が混ざって設定が作られている。
どうも調べると円谷プロによる特撮化計画があったとか。
あらすじ
鳳隼人率いる立花学園水泳部は合宿を行っていた、その夜に隼人は突然暴走をはじめ、ガルラという単語を発しながら走り回る。
そのころ謎の怪獣が暴れまわり、謎の僧が世界の終わりを予感し意味深な発言をしていた。
暴走した隼人を追いかけていたつぐみは海で遭難しかかるが、謎の光る人に助けられ、気が付いたら兄の蛮次郎のもとにいた、蛮次郎は隼人に暴走の理由を聞くが隼人もよくわからない。
そして隼人はガルラという単語だけがひどく懐かしいといったのだが、そこに怪獣出現のニュースがもたらされる、その怪獣がガルラだと察した隼人は、蛮次郎の開発したスーパーロボットビッグタイタンに乗って戦わせてくれと頼む。
蛮次郎はそれを承諾、ビッグタイタンは出撃するがガルラの力の前には無力だった。
その後ガルラは溶岩の中に姿を消した、ビッグタイタンの剣にガルラの皮膚という名の溶岩を残して。
そんな中突然海上に浮上するものがあった、かつての地球の支配者であるムー大陸人の都市だった、ムー大陸人は人類を再び支配すると宣言する。それを聞いて途方に暮れる隼人のもとに突如謎の僧が現れ、隼人は迦楼羅王の心であるという、そしてガルラは肉体だといい、またムー大陸人がかつて地球を地獄にしたということを伝えた。
そしてそれに対抗するために、ガルラと一体化するためにガルラを呼び出すのだが…そこで終わった。
メカ
ビッグタイタン:鳳隼人
スーパーロボット。水原蛮次郎が開発した。暴れまわる怪獣ガルラを抑えるために出撃するが、破壊される。
腕四本、下半身は怪獣型のメカと合体しており分離も可能。
多分前座扱いであり、一回だけ出てきてやられるだけ。
キャラ
鳳隼人
水泳部キャプテン、実は迦楼羅王の心であり、肉体であるガルラ、金翅鳥の知恵が合わさり迦楼羅王が復活、ムー大陸人と戦うことが出来る。
水原蛮次郎
ロボット博士としては弓博士や早乙女博士に匹敵する人物。謎の怪獣に対抗するためにスーパーロボットビッグタイタンを開発する。
外見はボスとかの外観。
水原つぐみ
水泳部部員、蛮次郎の妹。
用語
ムー大陸人
かつて地球を支配した宇宙人、エデンの園、楽園だった地球に襲来し、地球を地獄に変えた。
また恐竜を作り出し地球を恐怖に陥れたのも彼らである。この世界での爬虫類はムー大陸人が作り出した恐竜が退化したものとなっている。
とにかく極悪であり非常にタチが悪く、とりあえず目についた惑星は滅ぼして歩いている。
感想等
打ち切り作品っぽいですが、割と読み応え自体はありました。なんだかんだ有名原作の力かって思います。
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