劇場公開版3作目で、BD、DVDの販売を行うという形式で続いており、現在はやっと一年戦争へ突入する。
シャアの過去編として、キャスバルがアルテイシアの元を去る経緯、なぜシャアが1年戦争までに3つの名前を持つようになったのか、シャアがなぜガルマの親友となったのか、ジオンがどのような経緯で連邦と開戦したか、ドズルがなぜ結婚してミネバが生まれたのか、そういったあくまで設定としてしか語られていなかった様々なエピソードがどんどん描かれていく。
ただし設定面で多くが変更されている(一部キャラの年齢、MSに関する設定等)為に、あくまでパラレル。
あらすじ
スペースコロニー群サイド3では、指導者であったジオン・ダイクンが死亡、その結果ザビ家がサイド3の指導者となるのだった、そしてダイクンの遺児であるキャスバル、アルテイシアの2名は逃走、マス家に匿われる事になったのだが、ダイクンの腹心であったジンバ・ラルはザビ家の転覆を図っていた、そのために暗殺さが派遣されたがかろうじてキャスバルとアルテイシアは生き残るがジンバは死亡する。そしてキャスバルはテキサスコロニーに逃走するが、そこでキャスバルに瓜二つのシャアと出会う。キャスバルとシャアはサイド3(
ジオン)の士官学校に入学することになり、宇宙港へ向かう。
そこでキャスバルはシャアのバッグに拳銃を入れ、その結果シャアは宇宙港で宇宙船に乗れなくなってしまう。キャスバルはシャアと入れ替わり、シャアをキャスバル(現在は偽名エドワウ)として乗せ、キャスバル自身は「シャア・アズナブル」として宇宙港に残ることになる。
ダイクンの遺児であるキャスバルはザビ家に命を狙われており、彼が乗る予定だった宇宙船に爆弾が仕掛けられていたのだった、それを察したキャスバルはシャアをおとりにして生き残り、自らシャアに成り代わる計画だったのである。
そしてシャア・アズナブルとなったキャスバルは士官学校に入り、成績はすべてAという天才っぷりを披露、ザビ家の御曹司であるガルマはシャアに対抗意識を燃やすが全く勝てず、しかし訓練中にガルマはシャアを出し抜こうとして怪我をして遭難、シャアに救われる。ガルマはシャアと同室になることを要求し、シャアのルームメイトとなるのだった。そしてシャアは訓練終了後、連邦軍の軍監へある質問をぶつけるのだが、それが元で軍監は怒る、そしてシャアは殴られるのだが、士官候補生たちが一丸となってシャアをかばうのだった。
その後ジオンの船と強引にやってきた連邦の軍艦によって事故が起こしてしまい多数の死者を出す、それはまたジオンの独立の機運を高めていき、コロニー市民たちは暴動をおこし、連邦軍はそれを鎮圧する。シャアは連邦軍を襲撃し武装解除させようとガルマに持ち掛けるが…。
登場メカ
まだMSは開発中。
モビルワーカー01式
MSの試作型、あくまで作業用という名目。背中に大型のエンジンを背負っており、弱点がむき出しのためギレンは一度は開発中止を打ち出すが、ミノフスキー博士による新型エンジンの話で開発を続行した。
事故の後のデブリ回収などに使用されている。
ヴァッフ
MS03、ミノフスキー博士によってエンジンの小型化に成功したMS。イメージ映像で大活躍。
61式戦車:リノ・フェルナンデス
連邦軍の戦車、サイド3に駐留する連邦軍も使用していた。シャアの同級生であるリノが暁の蜂起の際に連邦軍から奪取して使用するが…。
感想
今まで大まかに語られてきたシャアの過去設定を強引な所や大幅な設定変更は多いものの、基本的に言われてた要素は大体反映して見事に一つのシナリオに仕立て上げており、なかなか見ごたえあり。
また一年戦争の以前のジオンに関するエピソードもたっぷりと入っておりなかなかな。
然しシャアの冷酷有能イケメンっぷりが強調されてますね、
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