声優交代で新ドラになって以降、旧作リメイクがちょくちょく出るようになったドラえもん映画、本作はそのリメイク映画の一つ。
だいたいの展開はリメイク前と同じだが、ザンダクロス頭脳のピッポがリルルと役割を分担しており、しずかちゃんとリルルの関係とは別にのび太とピッポとの関係がつくられている。またミクロスの役割もピッポが持っていった。他ピッポ(ジュド)のメカトピア時代の姿も一応描かれている。
サブタイトルのはばたけ天使たちは、旧作に幾度となく天使のようなロボットと言う表現が出てきており、それだと思われる。
あらすじ
ラジコンロボットミクロスを羨ましがるのび太、ドラえもんにおねだりするが切れられて逃げられる。のび太はドラえもんを追って北極へ行くが、そこでボウリングのボールのような青い玉と巨大ロボットのパーツを手に入れる、ドラえもんに頼んで鏡面世界へ移動し、そこでロボットを組み立てることになるが、そこにコンピューターが入ってない、ドラえもんはコンピューターを購入、しずかちゃんを加えてロボットで遊び、ロボットに「ザンダクロス」の名前をつける、しずかちゃんが適当に押したボタンがビーム発射装置になっており、ビルが破壊される。
ドラえもんはその威力を見てザンダクロスの封印を決意する、しかし謎の少女リルルが登場し、のび太がザンダクロスを持っていることを嗅ぎつけてザンダクロスを回収、のび太には口止めをする。しかし裏山に謎の光が落ちており、確認するとリルルが巨大基地を建設していたのだった、そして鉄人兵団の基地を作っている事が判明したのだった。
ドラえもんは野比家の倉庫に放り込まれていたザンダクロスの頭脳に翻訳こんにゃくをつかって情報を聞き出そうとするが、暴れまわってこんにゃくが落ちてしまうので、ともだちボックスでザンダクロス脳ジュドをひよこに改造してしまう、そして名前はのび太の手によってピッポの名付けられるのだが・・・。
登場メカ
ザンダクロス(ジュド):ピッポ、野比のび太、ドラえもん、しずかちゃん、スネ夫
のび太が北極で回収した巨大ロボット。土木工事用ロボットの設定はそのままなのだが、武器が強化されておりビーム以外にミサイルも搭載されている。ザンダクロスと本体の脳(ピッポ)が分離しており、ピッポのメカトピア時代の姿が描写されているが、その時代は脳だけの青玉として活動している。
脳の搭載以前はサイコントローラーで操縦可能になっている、しずかちゃんがビーム発射装置を押してしまう等はそのまんま再現。ただし脳の改造プロセスはなく、脳がドラえもんの道具でひよこになりピッポと名前が付けられる。
デザインはリファインされているためか、百式度は少し下がっている。
しずかちゃんはラッコちゃんというが、今回はのび太の提案はなく、ドラえもんの発言で北極生まれなのでザンダクロスとつけられる。サイコントローラー以外に明確にコックピットからでも操縦が可能になっており、スネ夫が少しだけ操縦している。
技術的に進歩したためか登場時間は少し長くなっている。
ミクロス:スネ夫
ピッポ(ザンダクロス脳)がミクロスの役割を殆ど持っていったのであんまり出番はない。
ドラえもん
おなじみ21世紀ロボット。大きくて、歩いて、ミサイルを出すロボット。ただしカッコよくない、足短い、小さい。
鉄人兵団の司令官
鉄人兵団の司令官、カブトムシ。
副司令官
カマキリ。
鉄人兵団の母艦:司令官
旧作と違い母艦が一応ある。
兵士
モノアイのロボット。小型。
作業用ロボット
作業用。
感想等
一部オリジナル要素があるものの、展開はだいたいリメイク前のものなので、だいたいやる事は同じ、メカシーンはちょっと余裕が出たのか少し増えています。
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