航空機が使えない世界観で、地上戦メインで話が進む。あれこれ色々な人間の思惑や過去が絡み合う戦争を独立第八部隊と言う部隊を中心に描いていく話。
ただ航空機が使えない設定の説明が本編中にないと言う問題有り。
メカはCG、地上戦メインのため実弾、実体剣メインの戦闘が続く事になります。2大国が戦う中、第3国が武器を双方に流して利益を上げつつ戦争をコントロール、両国とも中身に爆弾を抱えており、話が進むに従って両国の抱える問題や思惑が明らかになっていくと言う展開。
その中で過去にトラウマを持つ隊長、国内の状況に不満を持つ軍人や、征服された国出身の軍人等がそれぞれの思惑で動いていき、その中で独立第八部隊が関わっていくと言う内容。
ある種ベタな作りで、ある意味陸戦版バディコン的な印象も。
あらすじ
長期化するインゲルミアとアランダスと言う2国間の戦争、長らくアランダスの国境を守ってきた要塞「グレートウォール」はついにインゲルミアの攻撃に陥落してしまう。
アランダスは劣勢に立たされたにも関わらず、軍上層部は危機意識らしい危機意識すらない状態であった。アランダス軍の独立第八部隊は辺鄙な砦を守っていたものの、グレートウォールの陥落により、将校であるイズミより「生きて不退の大門へ戻れ」との指令が下る。独立第八部隊は撤退を開始するが、そこにインゲルミア軍の攻撃を受けている正体不明の装甲車とトレーラーを発見するのだった。第八部隊の新兵「ススム・トキムネ」は命令を無視しそのトレーラーを救出してしまう、そのトレーラーには新型トレイルクリーガーであるアルジェヴォルンを運んでいたのである、追い詰められたトキムネはアルジェヴォルンを起動させてしまいそのまま追手のインゲルミア軍を撃退する、がアルジェヴォルンにはトキムネが登録されてしまい、トキムネしか動かせないようになってしまった。
その後はアルジェヴォルンを使いなんとかイズミ大佐の元に辿りつくが、そのまま味方の撤退を助ける為、不退の大門を守る事になる。
所が撤退する味方を助けるためにトキムネは再び独断で行動、然しインゲルミアのエース機に大苦戦。味方の援護で何とか退却出来た。その後も第八部隊はインゲルミア軍を食いとめるために各地を転戦するのだが、その内第三国であるウイルド・リベルドの暗躍やアルジェヴォンに搭載されているユーリンクシステムの謎、軍内部の腐敗等の問題が表面化してくる事になる。そしてインゲルミア軍の新兵器、亡霊が登場し、アランダス軍は次々と撃破されていく、第八部隊はその亡霊を迎撃するために出撃するが、敗北してしまうのだった。
登場メカ
因みに戦闘機等は使用できない設定があるのだが、本編でそのような説明があったかは不明。
両国ともウイルド・リベルドと言う第三国との取引が有り、そのウイルド・リベルド系の技術が兵器に使われている。
アランダス
豊かな資源を持っており、インゲルミアに狙われている。なまじ安定していたために軍上層部は腐敗しており、軍内部には不満も高まっている。
使用されているトレイルクリーガーはインゲルミア軍に「時代遅れ」と言われるようなものばかりだそう。
アルジェヴォルン:ススム・トキムネ
冒頭で極秘に輸送されていた謎のトレイルクリーガー。tトキムネが独断で救出してしまい、そのまま乗り込んで戦ってしまう。ユーリンクシステムと言うシステムを搭載しており、また機動性は既存のトレイルクリーガーとは比較にならない。
開発した企業は「キベルネス・マニファクチャリングカンパニー」と言うウィルド・リベルド系の企業で、最後まで詳細はわからないまま倒産、どうもペーパーカンパニーではないかと思われる言動有り。
コンゴウ
アランダス軍の主力トレイルクリーガー。緑色の旧型トレイルクリーガー、主にマシンガンやショルダーキャノンを装備しているが、鈍足で格闘性能は低いと思われ。
コクヨウ:シルフィー・アップルトン、ロレンツ・ジュリアーノ、ススム・トキムネ
コンゴウよりは新らしいトレイルクリーがー。独立第八部隊に初期に配備されていたのはすべてこれ。コンゴウとの性能の差は不明。
セイラン:シルフィー・アップルトン、ロレンツ・ジュリアーノ、ナミエ・ポートマン
中盤で独立第八部隊に配備された新型トレイルクリーガー。今までのトレイルクリーガーと比べて大幅にスリムになっており機動性が高いらしく、ある程度アルジェヴォルンについていくことが可能。耐久力も新素材により今までと変わらず。
セキエイ
ウォーカー型のトレイルクリーガー、小型で戦闘力は低い。ちょくちょくモブで登場するが終盤以外は対して目立たない。終盤はトキムネとジェイミーが乗りアルジェヴォルンの元へ移動する際に使われた。
ペルフェヴォルン
アルジェヴォルンの量産型。1機の有人機で複数の無人機を動かすことが出来、さらにアルジェヴォルンの機動性も引き継いでいるので既存のトレイルクリーガーに対して優位にたてる。
登場は終盤で、登場キャラの言動から配備数は少ない模様。単機であればシュトゥルームβを上回る性能だそうだが、数で負けている見たいな言動有り。
戦車
背景メカっぽいポジションでちょくちょく出てくる。
インゲルミア
周辺諸国を併呑しつつアランダスへと侵攻していた国家。詳細は不明な点が多いが、征服された諸国では再び独立しようとする動きがある模様。
ガンバス:シュライン・リヒトフォーヘン
インゲルミアの主力トレイルクリーガー。頭が全面に飛び出している構造。アランダスのトレイルクリーガー(コンゴウ)と比べ運動性、格闘能力共に高めっぽい描写有り。追加ブースターを装備してホバー移動可能、移動用らしく戦闘ではパージする。
ブラッディホッパー
1話時点では最新型のトレイルクリーガー、運動性が既存のものと比べて高い。2足歩行意外に4足歩行で這って移動することも可能、機動力を活かしグレートウォールの壁突破、グレートウォールを攻略した。不意打ちでペルフェヴォルンも撃墜しているシーンが有り、やや高性能な印象は受ける。
トルマリア
砲戦用トレイルクリーガー、地味。接近戦は弱い為か絵的に活動場所が限られ、割と出番は乏しい。
シュトゥルームα:シュライン・リヒトフォーヘン
アルジェヴォルンと同じシステムを搭載しており、やはりウイルド・リベルド系の企業が開発している。中盤は単機でアランダスの駐屯地を壊滅させる活躍を見せたが、後半の展開がサモンジとペルフェヴォルンがメインになったためか、フェードアウト気味。
最終的にパイロットのシュラインはシステムに飲まれていった。
シュトゥルームβ
シュトゥルームαの量産型。既存のトレイルクリーガーを大幅に上回る性能だが、有人の分無理が効かずペルフェヴォルンと比べやや性能で劣る模様、ただ配備数は圧倒的に上だった模様。とは言えシステム的にはアルジェヴォルンと同じものを使っているため、ペルフェヴォルンにハッキングされる形でペルフェヴォルン部隊に多数が鹵獲される事になる。
パジューム
アランダスのセキエイに類似しているトレイルクリーガー、3話でちょっとだけ登場したが詳細不明。
戦車
背景メカポジションでちょくちょく出てくる。
感想等
実は視聴は一週半、本放映のときは半端な視聴だったので見直しました。
割と不評な本作、だけど私としては最後まで見たら結構面白かった。序盤に関しては「不透明」な印象(ある意味AGEの序盤に近い)。
あと前半部分は硬いというか習作的っぽい部分有り。
主役メカや兵器名がやや長めなのは、ある種名前ネタがだんだん切れてきたと言えるかもしれません。
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