OVA7話をTV22話に分割、OP、ED等を付けたもの。微妙に不足した尺は冒頭ナレーションを入れることで補っており、なんと100秒でわかるガンダムユニコーンも最終話の冒頭に入っている。
基本的にOVAと大きな変化はないので、円盤等は販売されず?(情報不足)、その為現在は一部のVODサービスでテレビ放映版を見ることが可能。
放映時間はニチアサ、戦隊の前の時間。大昔はガンダム枠だった(1st、Z、ZZの三作が放映された枠、ほか勇者シリーズ等色々)枠なので、あくまでガンダムという目線で見ればZZガンダムの次なので、時系列的には全く問題がないはず、問題がないはず…。
ガンダムUCが放映されたため、一時的にガンダム→戦隊→ライダーと言うある意味黄金とも言える流れができちゃったといえばできちゃった。
基本的にただの再編集版なので、ほぼ変化は無し、一部カットが弄られている程度。ただしOPは新規で音楽が用意されている。ただし映像は再編集と止め絵がほぼ。EDは新規曲なものの、一部の特殊なEDはOVAのもの。
あらすじ
工業コロニーインダストリアル7、そこに住む少年バナージ・リンクス。そこに現れた少女「オードリー・バーン」、彼女は戦争を止めたいと言うのだった、バナージは彼女が気になり追いかけるが…。その頃ネオ・ジオン船、ガランシェールのキャプテン「ジンネマン」がビスト財団と開ければ連邦が大変な事になるらしいラプラスの箱の受け渡しの交渉を行っていた、しかしその交渉はそれを察知したロンド・ベルの攻撃により決裂、コロニーは戦場と化す、負傷した財団の当主カーディアスは、オードリーを追って来たバナージにラプラスの箱を指し示すモビルスーツ「ガンダムユニコーン」を託すのだった。
その後ネオ・ジオンの追撃で、バナージはネオジオンの要塞パラオに囚われる、その後現在のネオ・ジオン総帥の「フル・フロンタル」との面会の後、ネオ・ジオンの現状や先の戦闘で自分が人を撃った事を知る事になる。同刻ネェル・アーガマではバナージ救出作戦が進行中で、その作戦の中バナージはユニコーンと共に脱出。
しかしオードリーはロンド・ベルの「リディ・マーセナス」と共にMSデルタプラスて地球に降りようとしており、バナージはリディを見込んでオードリーを託す。
バナージはユニコーンが指し示す次のポイントに向かうがそこで再びネオ・ジオンと戦闘になるのだった、そしてバナージを庇う形でエコーズの「ダグザ」が死亡、さらにバナージが撃った弾がパラオで世話になった「ギルボア」のMSを打ち抜いてしまう。そしてバナージもまたガランシェールと共に地球へ墜落するのだった。そしてガランシェールの預かりみたいな形になるが、そこで地球のジオン残党と共にユニコーンが示す次のポイントであるトリントン基地へ向かう事になるが、そこでジオン残党のロニがMAと共に大量破壊を始めるのだった…。
登場メカ
視聴2回目だとより細かいところが見えて来る。大体が1st〜CCAまでのMS及びそのアレンジ、バリュエーションで構成されている。その為種類がめちゃくちゃ多い、モブ率も高く一瞬しか映らないようなのも多い。
ユニコーンガンダム:バナージ・リンクス
ラプラスの箱のありかをちょこちょこと示すMS。通常はジム顔だがNT‐Dが発動するとガンダム顔に変形する。バナージがカーディアスより託され、バナージしか起動できない。
バンシィ:リディ・マーセナス、マリーダ・クルス
ユニコーン2号機。元々アルベルトの元で再調整されたマリーダが乗っていたが、後に闇落ちしておかしくなったリディが搭乗しバナージを追う。
地球連邦軍
ロンド・ベルとエコーズ
ロンドベルはかつてのWB艦長ブライトノアの指揮する艦隊で、ほかの艦隊と比べ独自に動く事が出来る。エコーズは連邦の特殊部隊で、ラプラスの箱確保を目的にネェル・アーガマに乗り込んでいた。
ジェガン
現在の連邦主力MS。ロンドベルにも他の連邦軍にも多数配備されている。バリュエーションも多い。
ロト
エコーズが使用する小型MS、後にF91等を開発するサナリィ製。対MS戦よりも兵員輸送などに使われる様子。対MS戦では待ち伏せ等がメイン。
リゼル:リディ・マーセナス
Zガンダムの量産型らしいが、メタス系の要素も多い。可変機としては珍しく多数登場する。ゼネラルレビルに配備されているリゼルは少し仕様が違う。
デルタプラス:リディ・マーセナス
リディが地上に降りる際に使ったMS。ちゃんと変形できるデルタガンダムの完成形。本来ゼータプラスを使うつもりだったのが権利関係で急遽用意されたMSらしい。
ジェスタ:ナイジェル・ギャレット他
νガンダム並の性能があるらしい。ラー・カイラムに3機が配備されている。
ネェル・アーガマ:オットー・ミタス他
ZZガンダムに登場したガンダムチームの母艦。その後もロンド・ベルで運用されていたが、これ1隻しかないためクラップ級で構成されるロンド・ベルの本隊とは別行動をとることが多かった模様。概ねネェル・アーガマがメインで話が進む。
ラー・カイラム:ブライト・ノア他
おなじみラー・カイラム。ロンド・ベルの旗艦として使われている。
因みに半世紀経ったVガンダムの時代にもまだこのタイプの戦艦が使われている。
連邦その他
普通の連邦軍、地上の基地は旧型MSが目立つ。
主なMS
新型や改良型は割と目立つ。
バイアランカスタム
バイアランを改良したMS。元のバイアランとは体系こそ近いものの、元あったジオン系の特徴が消えている。トリントン基地を襲撃したジオン残党軍相手に大立ち回り。
アンクシャ
アッシマー系統のMS、アッシマーと違いゴーグルアイ。ガランシェールにくくりつけられたギラ・ズールにさえ落とされると言ういいとこなしなMS。
その他のMS
旧作に登場したようなMS。出番は1カットとか少ない。
グスタフ・カール
連邦シャイアン基地に配備されていたMS。他のMSと違いこれよりあとの時代を描いた閃光のハサウェイより登場、つまり最新型。
ゼータプラス
原作ではこれが出せずデルタプラスを出したものの、アニメでは出せてしまった。特にいいところはなくやられるのが仕事。
ネモ
エゥーゴのMS。塗装など色々と変更されている。
ジムV
ネモと共に登場。ジム系のMS。
ジムU
旧型MS。トリントン基地ではまだ使われている。
ガンキャノン・ディクター
名前に反してメタス系のMS。
ガンタンクU
1年戦争時の超旧型戦車。
アクアジム
ジムの水中型。1年戦争時の旧式なのに連邦にロクな水陸両用型MSがないためか未だ運用されている。
ゼネラル・レビル
Zガンダムに登場したドゴス・ギア級。ロンドベル及びネオ・ジオンを追撃してきたが、特にいいところはなく、フロンタルにフルボッコにされたりするくらいの仕事。
セイバーフィッシュ
1年戦争以前から連邦が使っていた戦闘機。発進する時間もなくザクTに打ち抜かれる。
ジオン系勢力
1年戦争から10数年が経つが、反連邦系の人間をまとめあげる象徴としてジオンの名前がまだ生きている状態。連邦としてもガス抜きとしてネオ・ジオンを敢えて野放しにしていた節があった。
ネオ・ジオン
シャア行方不明後突如現れたシャアのソックリさんフル・フロンタルが引き継いだ組織。ミネバも所属しているがミネバがここに来るまでの経緯はかなり不明な点が多い(ZZで一度行方不明になっている)。
シナンジュ:フル・フロンタル
サイコフレーム試験用MS。フロンタルが何度が乗り込んで出撃してくる。
ネオ・ジオング:フル・フロンタル
超巨大MS?、中身はシナンジュ。ラスボス。
ギラ・ズール:ギルボア他
現在のネオ・ジオンの主力。新型だけに数は少ない、性能は並程度。
ローゼン・ズール:アンジェロ・ザウパー
アンジェロ専用MS。パッと見強化人間用だが実はOT用で実はインコム(OT用オールレンジ攻撃用の兵器)を装備している。
クシャトリヤ:マリーダ・クルス
ネオ・ジオンのMS。プルシリーズの生き残りであるマリーだが操縦。ファンネル等を装備している。
ザクV
ハマーン時代のMS。口からビーム。
シュツルム・ガルス
終盤ネェル・アーガマに乗り込んできた。
ヤクト・ドーガ
逆襲のシャア初出、ニュータイプ専用機、パイロットは映らないがNTか強化人間だろう。すでにファンネルが2個しか残っていない。
バウ
ZZに登場した合体MS。謎の合体シーンが記憶に残る。
ドラッツェ
ザクとガトル(ジオンの戦闘機)を合わせた間に合せのMS。元々ジオン残党のデラーズフリートが使用していたが、まだ残ってたのか。
ジオン残党
地上のジオン残党。ネオ・ジオンとは協力関係にあるが別組織。デラーズ紛争、グリプス戦役、第一次ネオ・ジオン抗争を経て未だ存在している。
ゼー・ズール
ギラ・ズールの水陸両用型らしい。ネオ・ジオンから提供された。
マラサイ
ティターンズのMS、モノアイのためティターンズ色を払拭したい連邦から排除されジオン残党の手に渡った。
ジュアッグ
アッグシリーズの一つ。元々生産数が少ないのに何故ジオン残党が未だ保有していたのか不明。
ゾゴッグ
アッグシリーズの一つ。トリントン襲撃に参加しバイアランカスタムと交戦。
グフ重装型
トリントン襲撃に参加する予定だったらしいが迷子になったそうだ。その後トリントン復興に参加したらしい。
ザク・マリナー
1年戦争時代の旧型、トリントン襲撃組。
カプール
ハマーン時代のもの、トリントン襲撃組。
ガルスK
ハマーン時代のもの、トリントン襲撃組。
ドワッジ
ハマーン時代のもの、トリントン襲撃組。
イフリート・シュナイド
1年戦争時に開発され8機だけ生産されたMSであるイフリートの1つ。実はかなり細かい設定があるが、ここではチョイ役なので気にしなくていい。
ザクTスナイパータイプ:ヨンム・カークス
ビームライフルを装備した超旧式のザク。輸送機のファットアンクルに乗ってジオン残党を援護していた。火力はあるのでポンコツなりに当たれば落とせる。ただし機動力はない。
シャンブロ:ロニ・ガーベイ
元々ハマーン時代のネオ・ジオンの開発した超巨大MA。トリントン襲撃に参加するが、そのままサイコミュの暴走で手当たり次第に街を破壊する。
その他
ビグ・ザム:ドズル・ザビ
ジオンの1年戦争時のMA、終盤一瞬だけ登場。オードリー(ミネバ)父親が乗っていたMAである。
シルヴァ・バレト:ガエル・チャン
ビスト財団の管理下にあるMS。終盤の戦闘でバナージをかばう形でガエルが搭乗しネオ・ジオングと戦う。ガンダム頭だが中身はドーベンウルフ(ジオン系)。インコムを装備している。
感想等
連続放映なので、旧OVAが長丁場だったために新しい話を見ると前の話どうだったっけとなる心配もなく、1週目だとわからなかったり拾えなかったりした部分まで見ることが出来た。
Ep5以降少し話がごちゃごちゃになってわかりにくくなる点は、2週すれば割とスッキリしました。
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