絵柄がかなり独特で、なんと言うか、前衛的というか昔のSF的というかそんな感じの絵柄。
漫画の最後には柄付の用語集的なものが有り、ヒトデナシ(かつて起こった青い光を浴びて歪んでしまった人間)やバードマン(奴隷として作られたが反乱を起こした、しかし遺伝子に特殊な薬をもらわないと老け込むように仕込まれている)、生き物の機械(自律している機械、発掘品)、巨人(生きもの機械の内有人大型のもの)等の設定が揃っています。
マザー・コスモスと言うタイトルの通り、母と宇宙がテーマの話になっています。
あらすじ
所謂荒廃した世界、遥かむかしに住民が消えながらも守護するガーゴイルによって守られている街、ガーゴイルシティ、そこに発掘師サトルらが向かっていた、仲間のポーラが一人ガーゴイルシティに入って戻ってこないのである。ところがそのガーゴイルシティでキイと言う少女を発見してしまう、彼女はマザーコスモスのキイと名乗るのだが。そのマザーコスモスは、発掘師のあいだで伝説となっている都市であった。サトルたちはマザーコスモスに向かおうとするが、そこに現れたはブリッジマンとそれを占領していたバードマンたち、彼らは帝国の人間は入れないというが、バードマンの一人がサトルの父親の知り合いで通してくれた、その際にバードマンはかつて奴隷として作られ、反乱を起こした種族であり、未だに奴隷としての遺伝子に苦しんでいる事を語るのであったが、そこに帝国の追っ手、クチイヌが迫る。バードマンが体を張ってクチイヌを止めてくれたが、サトルはやはりバードマンが心配で戻ろうとするが…。
登場メカ
基本的に生き物機械と呼ばれる。動物と機械の間みたいな扱い。
巨人オオカミ:サトル
巨人と呼ばれる搭乗式の生き者機械。サトルが搭乗して戦う。
ダチョウ
生き者機械、サトル達が乗り込む。
感想
独特なようで割と王道というか、シナリオは90分アニメ映画っぽいノリ。絵柄が前衛っぽいのでなんか特殊っぽく見えるのと、ギミックの一部がややSF的な感じなのでちょっとアクが強く感じますが。後短い割に用語や設定が多く、名前覚える前に読み終わってしまします。
正直この作品の概要はあんまりわかりません、読む機会があったので中身は読みましたが、出版に関する情報とかそっちのほうがなんとも、情報が多い割になんか雑然としてて、まとまった情報がないので。
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