近未来(といっても既に現代から見ると過去)、作業用機械であるレイバーが実用化され、それが産業用どころか軍事用などにも使われるようになった時代、レイバーは犯罪も使われるようになった。日本は東京湾埋め立てプロジェクトであるバビロンプロジェクトが行われ、それが東京周辺に日本のレイバーの半分が集まる状態になりそれが元で東京近辺はレイバー犯罪が多発、さらにバビロンプロジェクト反対派が起こすテロも発生、警視庁はレイバー犯罪に対抗する為にパトロールレイバー小隊を作りそれに対抗したと言う世界観。パトレイバーは警視庁の特車2課が運用し、埋立地の端の方にある廃工場を基地に、二つの小隊からなる。
事件は単なる酔っ払いの喧嘩のような単発ものからバビロンプロジェクト反対のテロが主なもの、あとは内海とバドら企画7課が起こす一連の騒動、地方で起こった犯罪、さらに定期的に発生する動物事件や謎の怪獣事件等が主、あとは特車2課内で起こったドタバタ騒動も多し。
話は大体1話完結か2話くらいで完結の話に、たまに連続性のある重要なエピソードが交じるスタイル。
漫画版や初期OVA版との違いとして、要はパラレルワールドで、同じキャラと同じ世界観と同じメカが登場するものの話は別のもので、特に第1小隊のレイバーがバラバラという特徴があり、TV版だと旧式とは言えほかと比べてマシそうな97式パイソンが配備されている。他漫画版だとアニメではメインの香貫花クランシーが脇役等の違いがあり。
登場メカ
すごい数あるので印象に残った奴だけ、基本的に前部レイバーと呼称。
というか私自身漫画版、旧OVA、劇場版、TV版等の設定が結構ごっちゃになっててあってるか怪しい。
警察
98式イングラム:泉野明、太田功
アニメ版では結構な高性能機という印象、自衛隊用であるヘルダイバーのベースになっているような話があり、軍用機とも戦えているようなので。因みにゴーグルの下はモノアイ。篠原重工が開発し、第2小隊に3機が配備されている、1号機が泉、2号機が大田、3号機は予備になっている、特に3号機はパーツ取りに使われたりして動かない時も多い。基本小隊全員が操縦自体はできるのでたまに別のメンバーが操縦することもあるが、それぞれの機体はそれぞれが育てているのでほかが乗ると変な癖がついてしまうのであまり推奨はされない。
装備は37mmリボルバーカノン、スタンスティック。
97式パイソン:五味丘務
アニメ版の第一小隊のレイバー、イングラムがガンダムならジム位の雰囲気、96式と違いちゃんと人型、後半に零式が配備され教習用に回される。性能面では第1話の段階では厳しくなっていたもののまだまだ現役でいけそうだったものの、それ以降は最新型の作業用レイバーでも97式を上回る機体が出てきてしまい、まして軍用等も出てきてしまいどんどん劣勢になっていく。
ピースメーカー:五味丘務
97式が旧式化したので第一小隊に配備された新型。自動化されているので野明との相性は悪い様子。アニメではちょっとだけの登場。
警視庁以外のレイバー隊はどうなっているのか疑問でしたが一応神奈川県警にはレイバーは配備されてはいる模様。地方ではそこまでレイバー犯罪は起きないもののたまに起こっている上に、よく第二小隊が派遣されていくのでその辺謎といえば謎。
シャフト
ブロッケン
TV、OVA、漫画と何かとよく出てくる軍用レイバー。戦闘面でのやられメカとしての役割が強い。
ファントム
シャフトの試作型レイバー、対イングラムで実戦経験を積ませようと襲いかかってくる。実弾主体のレイバーにおいてレーザー兵器を搭載している。何度か特者2課と先頭を行うが、伊豆大島での戦闘でスタンスティックで破壊された。無人機。
グリフォン:バド
漫画の方ではかなり出番があって、要はライバル機っぽいポジションを確立、アニメのほうがゲストの強敵といった所でパイロットのバドと運用してる内海の出番もそれなり、漫画版の方は内海を中心としたシャフト勢が大きくストーリーに絡むので当然その玩具であるグリフォンはそれ相応に存在感があるがアニメは日常回の合間にたまに出てくる程度なのでそれほど存在感はない感じ。
サターン
警備用、専ら敵メカとしての登場、シャフトの企画7課がよく使用して襲いかかってくる。
自衛隊
ヘルダイバー:不破環生
自衛隊の空挺レイバー、自衛隊機の中では一番目立つ出番が多い、空挺レイバー故か細身で軽量な印象で、イングラムと同じ系統で性能は近い模様。空挺レイバー故か使われ方も空挺投下が多いが、着地に失敗して故障する描写も有り。
X10
無人レイバー、この手のアニメの無人機の宿命か暴走して退治される。外見は非人間型。
その他
イングラム・エコノミー
イングラムの廉価版、漫画、アニメ共にイングラムが金がかかりすぎると言う事でイングラムを下取りに出してこれを大量購入して特車2課の小隊を増やす計画だったが、グリフォンに全く歯が立たたなかったので結局話は流れた。劇中での描写だと器用さはまあまあだが踏ん張りが効かないといった感じの描写。内海曰く「安物」「つまらんもの」。
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