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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2016年05月22日

地球防衛企業ダイ・ガード

90年代末に制作されたロボットアニメ。

パトレイバーとかに近い、現実での巨大ロボット運用系のテーマ、これは企業をテーマにしており、それゆえに手続きがやたら面倒だったり軍との関係がややこしい事になったり、マスコミに煽られたり、社内政治で2課が解散したりなど色々と問題が山積み、そんなリアル要素がしつこくない程度にハラハラする要素となっており、様々なアクセントを付ける効果ありなので中々面白いです。

様々なしがらみに振り回され、様々な事件を経験しつつ、そんな中で徐々に2課が結束して面々が徐々に成長していく話、企業とサラリーマンをテーマにしているため普通の王道とは少しずれつつも、基本を抑えた少しスパイスの効いた王道ストーリー。

余談ですが、ナデシコと同じ制作会社なのでガイっぽい人が登場。

あらすじ
12年前(2018年)に出現したヘテロダイン、OE兵器を用いてなんとか撃退したものの、OE兵器の威力の高さから大きな被害が出てしまい、結果安保軍は対ヘテロダイン用ロボットであるダイ・ガードを開発。しかしヘテロダインはその後登場せずダイ・ガード、その結果金食い虫ダイ・ガードは半官半民の警備会社である21世紀警備保障に移管され、広報2課によって運用され、広告塔として使用されてきた。しかし再びヘテロダインが出現したため、戦えるものが広報2課の3名が乗り込んでヘテロダインと戦う。
そして軍から戦術アドバイザー城田志郎を迎える形になり、ヘテロダインとの戦いは続いていく、しかし民間にヘテロダイン対策を任せることは快く思わない軍や、現在の21世紀警備保障の現社長に不満を持つ役員達の行動、中々まとまらない2課や広報2課や経験の浅い赤木達の問題等が加わり様々な事件を経験しつつ、ヘテロダインと戦い続けていく。


登場メカ
基本的にヘテロダインと呼ばれる存在と戦うことになるが、対抗出来るロボはダイ・ガードとコクボウガー位しかない、若しくは危険なOE兵器を使うかの選択肢しかないので結果ダイガード頼りになっている。

21世紀警備保障
ダイ・ガード:赤木駿介、桃井いぶき、青山圭一郎(赤木負傷の際は城田志郎が代理で乗り込んだほか、牧瀬、松任谷柘植というパイロットが2課の解散時に乗った事があり)
主役メカ、3人乗り。因みに運用は「広報」2課が行っている、と言うのもかつてのヘテロダイン出現の際に国が総力をあげて作ったはいいが、その後ヘテロダインが出現せず、完全に邪魔者になったダイ・ガードは半官半民の会社である21世紀警備保障を設立してそこに移管され、そこで広告等として利用されるようになったという経緯を持つそうで、結果が広報課が運用する事に。
序盤はもう戦闘などは一切考慮されておらず、単なる置物と化しており、一応動く程度の状況で保存されていた、その為ヘテロダインを押すと自分がひしゃげるなど残念な状態だった。イベント用なので、武器なんて物騒なものも一切搭載されていない。
最初に百目鬼が開発したドリルアームを送ってもらいやっと武器らしい武器手に入ったものの、ヘテロダインの情報が不足している為に中々有効打がなく、しばらくは戦闘はグダり気味だった、がヘテロダインの謎が解明されて行き、弱点である核(フラクタルノット)を突いて攻撃が出来るノットパニッシャー等が開発され徐々に戦えるようになっていった。その後も軍と関係が悪化したり2課が解散してチームが解散して別のパイロットが乗ったりしながら戦い続けていく。
後半になるにつれてパワーアップしており、組立式から合体式になるなど運用も徐々にやりやすくなっていった、最終回ではアイキャッチの内部メカが充実した絵に差し替えられている。
因みにあくまで警備会社という形なので、ダイ・ガードは契約者の施設を警備する為に駆けつけるという事になっている、また半官半民企業なので因みにテレビCM曰く契約するとダイガードくんスタンガンがもらえるらしい。

アホウドリ
ダイ・ガード輸送機。ダイ・ガードが独立飛行できるようになって、アホウドリパイロットの1名はリストラを怯えていた。

安保軍
コクボウガー:飯塚ほか2名
国防軍がダイガードの試作フレームを活用して作り出したロボット。外見自体はダイ・ガードとほぼ同じだが、広報も兼ねて赤主体の派手な色合いのダイ・ガードに対して緑のザ軍用的な色合いになっている、更に頭部の構造なんかも違う

武器のノットバスターは、百目鬼が開発したものの契約結ばず料金も払っていなかったものを軍が代金を払いそのまま持っていった。ダイガードのライバルメカ的な立ち位置っぽくもあったが、戦闘後回収したヘテロダインのフラクタルノットに体を乗っ取られ、ヘテロダイン自体は退治したものの機体は大きく損傷、長らく修理中であんまり出撃の機会はなかったが、終盤に改修され復帰、ダイ・ガードと協力して巨大ヘテロダインと戦った。
因みに2号機が近々完成するらしく、3機分の予算が計上されている様子。

ヘテロダイン
日本近海で起こる海震のエネルギーで誕生する、怪獣「のようなもの」、あくまで生物っぽい形を持っているが生物ではなく、ただの生物っぽい何か。その為か、扱いはあくまで「災害」だったりする。
毎回形が違い性質も違う、また話が進むごとに徐々に特徴が判明していき、電磁波に誘われる、核がありそれを撃ち抜けばヘテロダインを破壊できるなどといった事が判明していく。
触れたものを消滅させる、ふわふわ浮いている、融合する、誕生したまま地形と一致して街を覆ってしまう等の様々な特徴がある。

ブラック・ダイガード
最後に登場した大型ヘテロダインの内部で作り出されたダイガードのような姿のヘテロダインの一部。あくまでヘテロダインではなく、ヘテロダインが自らのフラクタルノットを守るために作り上げた存在でしかないのでこいつを打ち抜いてもヘテロダインはダメージを受けないので、本体を破壊するまで無限復活。
因みにこれが搭乗する以前に赤木達のセリフにも表現だけ出てくるが、当然こいつのことではなく脳内メカやイメージなど。

なんかブロク解説初期と比べてかなり詳細になったなと思う今日この頃。
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