2008年11月15日
にんにく
にんにく
1.にんにくとは
にんにくは、言わずと知れたネギ科の多年草で、その球根が香辛料としてあるいは滋養・強壮を目的として食されています。「にんにく」の語源は、仏教用語の耐え忍ぶという意味の「忍辱」から来ているといわれています。
2.成分
精油、ビタミンA、B、C、脂肪、アミノ酸などを含みます。独特の臭気成分は、アリシンという硫黄を含む化合物です。このアリシンは、にんにくをすりおろしたときなどにアリイナーゼという酵素が活性化されてアリインから生み出されます。アリシンには、抗菌・抗カビ作用があることが知られていますが、ビタミンB1と結合してアリチアミンというものに変わり、ビタミンB1の吸収効率を高めてくれます。
また、にんにくに含まれるアホエン(やはり硫黄を含む化合物です)と呼ばれる成分には血栓を予防する働きがあると報告されています。
3.安全性
一度に多食すると胃腸障害を引き起こしますので、注意が必要です。また、ペットをお持ちの方は、イヌやネコに与えると赤血球を破壊し貧血を起こすことがありますので、ペットには与えないでください。
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