個人的な趣味的な空間

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崖っぷちの男

監督　アスガー・レス
主演　サム・ワーシントン
※ネタバレ注意

意外や意外面白い映画でした。
ビルの外のあの狭いところで、もっと緊迫したやりとりがあるのかと
期待していましたが、その辺はわりと駆け引きはあっさりしていましたね。
もう少し、その辺に緊張感を持たせてほしかったかなと。
途中で、飛び降りるふりをしたり、突入部隊にしがみついてビルから飛ぶところ
最後に屋上から飛び降りるシーンなどヒヤヒヤもののところは、
なかなかスリリングで楽しめました。ぜひ、あのあたりのシーンは映画館で観たかった。

個人的には、フォーンブースのようなものと同じかなと思ってましたが、
フォーンブースのほうが、比較すると面白い作品だと思います。

また、ホテルの受付係が味方だったりと意外性をついたところとか、
もっとひねりを持たせて、見る側を心配させる工夫とかあると
そのあたりの駆け引きでも楽しめたかもしれないですね。

いろいろ疑問もありますが、元相棒の彼が燃やしていたのはなんなのか？
何かの証拠だとは思いますが、それに抜き取った資料も。
資料には残さないものがあって、それが真相にたどり着くみたいなもの
だったから、資料はあってもなくても良かったんじゃないのかな？
それに、主人公の君も、なぜ爆弾の設計図片付け忘れたんだろうか？
あれ発見させる必要があったのかな？
まあ、そんなことを考えてもしょうがないのですが。

あとは、元相棒の彼は、もう少し悪いことやって欲しかったですね。
ちょっといい人すぎた気がします。

何かもう一歩惜しい感じの映画ですが、楽しめたのは楽しめました。
何より惜しいなと感じたのは、タイトル！
もっとセンスのいいタイトルはなかったんでしょうかね・・・。

個人的な点数は　★★★★☆

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