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2016年03月26日

アガサ・クリスティから(18) (ナイル殺人事件#その4=映画)


(ナイル殺人事件)映画編A

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登場人物の続き

●ポアロ友人の英国特務機関員レイス大佐
デヴィッド・ニーブン

●リネットの財産管理人のアンドリュー・ペニントン
ジョージ・ケネディ

●大富豪老婦人のマリー・ヴァン・スカイラー
ベティ・ディヴィス

●スカイラー付き添いのバウァーズ
マギー・スミス

●女流作家のサロメ・オッタボーン
アンジェラ・ランズベリー

●サロメの娘のロザリー・オッタボーン
オリヴィア・ハッセー

●社会主義者のジェームズ・ファーガスン
ジョン・フィンチ

●医者のベスナー
ジャック・ウォーデン

●ロックフォード
サム・ワナメイカー

以上が、前回アガサ・クリスティから(17) のブログに挙げた登場人物と共に登場した人物である。

やはりオールスターキャストなので目移りがするが、ジャクリーンを演じたミア・ファローの次は、メイド役のジェーン・バーキンにいきたいと思う。

ジェーン・バーキン。

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お洒落で自由なフランス女優、歌手のイメージだが、本人は意外なことにイギリス人である。
1968年にフランスに渡り、主演俳優と事実婚や映画監督と結婚をしている。(また破局もしている。)
ジェーンの娘たちも1人は写真家、2人は女優になっている。

また彼女が歌う歌も独特な味わいがある。一度、聴いてみて欲しい。日本限定「ベスト」アルバムも出ている。
日本のテレビドラマ[美しい人]の主題歌にも使用され、また東日本大震災の復興支援チャリティーコンサートも行った。

ある時、飛行機の中で 籐カゴの中にぐちゃぐちゃと荷物を詰め込んでいるのを見たエルメス社の社長が、様々なものが入れやすい大きいサイズのバッグを作り、ジェーンにプレゼントした。
これが若い人から年配の人まで 夢中になったエルメスの有名なバッグ[バーキン]の始まりである。
余談だが、エルメスには有名なケリーバックがある。こちらはモナコ王妃となった妊娠中のグレース・ケリーがお腹を隠すのに使ったバッグである。

つい最近、ジェーン・バーキンはエルメスに対して、残酷な殺し方をしたワニ皮を使ったバッグを自分の名前である[バーキン]とは呼ばないで欲しい。と声明を出した。
それを受けたエルメス側も残酷な殺し方を避ける=バッグの工法を考慮する。との解答を寄せていたのが記憶に新しい。

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ジェーン・バーキンは今も現役ジェーン・バーキンであった。




デヴィッド・ニーブン。
古くからの映画ファンなら見落としようもない俳優。
映画をあまり良く知らない人でも、スクリーンのどこかで見たことがある顔。
[嵐が丘][八十日間世界一周旅行][ナバロンの要塞]などなど、数え上げたらキリがない位の作品群。
[ピンクパンサー]のファントム、[007カジノロワイヤル]のジェームズ・ボンドであり、[旅路]ではアカデミー主演男優賞も手にした名優。

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かつてのジェームズ・ボンドが、やはり英国特務機関員というイギリスの特殊機関にいるレイス大佐を演じる。




ジョージ・ケネディ。
[シャレード]や[エアポート]シリーズなど。アカデミー助演男優賞を貰った名脇役である。
リネットの財産管理人ペニントンを演じる。




ベティ・デイヴィス。
アカデミー賞を11回ノミネートされた最高記録を持っていたこともある名優=大女優である。

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同じ演技をしたことがないという程、ハリウッド屈指の演技派。
因みに11回の記録を塗り替えたのは、やはり演技派キャサリン・ヘップバーンであり、なおキャサリン・ヘップバーンをすごい勢いで超えたのは、あのメリル・ストリープの現在19回である。

[イヴの総て]などオールドファンには懐かしい映画も多い。

そのベティ・デイヴィスが、盗癖のある大富豪老婦人ヴァン・スカイラーを演じる。

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アンジェラ・ランズベリー。
ミセス・サロメ・オッタボーンを怪演。後に同じアガサ・クリスティの作品である[クリスタル殺人事件]では、ミス・マープルを演じている。




オールスターキャストなので、まだまだ書き足りない位なのだが、何人かだけ抜粋して紹介してみた。




オリヴィア・ハッセー。
[ロミオとジュリエット][マザーテレサ]
十代の頃は、あの美しく過ぎるジュリエットである。

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日本人には、歌手布施明との結婚・離婚も記憶に残るところである。
サロメの娘ロザリー・オッタボーンを演じる。

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原作のコーネリアが不在の為、ロザリー役+原作のコーネリアの役割である。




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人物紹介の最後はエルキュール・ポアロで締めくくりたい。
ピーター・ユスティノフが演ずるポアロは、ユーモラスで温厚な雰囲気を持っている。原作に雰囲気は近いが、小男の原作とは異なり、大男である。
この後の映画、テレビでもポアロに扮するので、また取り上げようと思う。

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[ナイル殺人事件]では、雄大なエジプトの悠久の地に馬で駆け抜けて行く美男美女の男女。サイモン・マッコーキンデール演じるサイモン・ドイルとロイス・チャイルズ演じる大富豪リネット。階段ピラミッドを手に手を取り、駆け上がって行く2人。カメラのアングルが雄大なエジプトを映し出している。

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前述した人物達が織りなして行く物語・・・それは、どこまでも愛憎劇なのだった。

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(アガサ・クリスティから19に続く)









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