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2016年03月25日

アガサ・クリスティから(17) (ナイル殺人事件#その3=映画)


(ナイル殺人事件)の映画編@

”ナイル殺人事件”

一言で言うと映画にならないはずがない題材である。

風光明媚な悠久の地・エジプトを舞台に繰り広げられるアガサ・クリスティの推理小説。

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しかも愛憎劇の中。(詳細やストーリーはナイル殺人事件の本文、または、このブログの#その1、#その2を参照して頂きたい)
映像化は、当然の流れであろうと察せられる。

今回は1978年のイギリス映画、【ナイル殺人事件】を書き綴ってみようと思う。

音楽は誰しもが聞いたことのあるゴッド・ファーザーの愛のテーマでお馴染みのニーノ・ロータである。

一部を除き、ほぼ原作のままである。

その一部とは、原作のコーネリアは登場しない。故にファーガソンがコーネリアに恋心を抱きつつも失恋することはなく、ロザリーと恋愛に落ちることになる。またジャクリーンが娯楽室でサイモンを小型拳銃で撃った際も原作のコーネリアに代わり、ロザリーが現場に居たことになっている。

配役は以下である。

●私立探偵エルキュール・ポアロ
ピーター・ユスティノフ

●美貌の大富豪リネット・リッジウェイ
ロイス・チャイルズ

●友人リネットに元婚約者サイモン・ドイルを略奪結婚されたジャクリーン・ド・ベルフォール
ミア・ファロー

●元婚約者ジャクリーンの友人の大富豪リネットと結婚したサイモン・ドイル
サイモン・マッコーキンデール

●リネットのメイド、ルイーズ・ブルジェ
ジェーン・バーキン

●登場人物続きは、次のブログにて紹介

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やはりアガサ・クリスティの映画は、オリエント急行殺人事件に続き オールスターキャストであった。

オールスターなので目移りするが、ミア・ファロー=ジャクリーン・ド・ベルフォールから 取り上げたいと思う。

ミア・ファロー。

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ローズマリーの赤ちゃん
ジョンとメリー
華麗なるギャツビー
含め40本以上の作品に出演。

それ以前に舞台ではシェークスピア、チェーホフ、ゴーリキー、ロルカの舞台女優も務める本格派である。

映画では、役柄を演じることもさることながら、他の人では醸し出せない不思議な魅力を備えている。
単なる美人ではない、妖精(のような)美と言ったような風情を持っている。

"ナイル殺人事件"の強い個性を持つ、エキセントリックなジャクリーンは、ミア・ファローにとてもよく似合っている。

私自身は、同じくアガサ・クリスティの”ゼロ時間へ”に出てくるオードリーもミア・ファローの不思議な妖精美が似合うような気がしている位である。

私生活では、俳優のフランク・シナトラ、ドイツ系ユダヤ人ピアニストのアンドレ・プレヴィン、それぞれと結婚し、離婚している。その後、ウッディ・アレンとの間に子供も設けている。プレヴィン、ウッディ・アレンとの間に実子が4人、養子が10人の計14人の子持ちでもある。養子は貧困地域の引き取り手が少ない障害がある人が多い。

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あのプレイボーイで有名なフランク・シナトラ、多分ありとあらゆる美女に囲まれ、ありとあらゆる美女を見て来たはずである。
ウッディ・アレンも映画から推測しても好みにうるさそうである。マニアックなこだわりもありそうで。
単なる美人を超える魅力を持つミア・ファローなら、彼らが一度は生涯を共にしたのも うなずけるのだった。

昔、何かの映画雑誌で読んだところによると、ミア・ファローはハリウッドのお姫様のように育ったとあった。
(おままごと)をひとつするにしても、ビバリーヒルズの豪邸で、やはりビバリーヒルズ育ちの子供達とほぼ本物に近い道具や特注ドレスで行なっていたと書いてあったような記憶がある。
”華麗なるギャツビー”のデイジーも似合うはずである。
あの現実離れしたような不思議な魅力はそこから来ているのかも?知れない。

父はオーストラリア出身の映画監督ジョン・ファロー、母は女優のモーリン・オサリバンで、映画界のサラブレッドでもある。父の反対を押し切っての女優スタートだったようだ。

国連親善大使を含め、社会活動も活発な才媛(イェール大学、バード大学)でもある。

70年代ビートルズ達とインドに瞑想に行ったり、逸話も沢山ある。

また女優としては、ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞含む数々の賞も取っている。

何より、ミア・ファローはミア・ファローでしかあり得ない。他の人では代われない個性の持ち主なのだ。

”ナイル殺人事件”のジャクリーン。
ミア・ファローの後は他の人は難しいように思う。

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圧倒的な個性を持つミア・ファローの後に取り上げたいのは、やはり個性的なジェーン・バーキンである。
(アガサ・クリスティから18に続く)













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