2017年04月20日
アガサ・クリスティから (129) (ミス・マープルと十三の謎*血に染まった敷石【13】)
(ミス・マープルと十三の謎*血に染まった敷石【13】)
そして、慌てて警察に駆けこんだのだった。
ジョイスは自分が気ちがいだと思われようが、構っている場合ではなかった・・・切迫した状況に思えたのだ。
そしてなんとか全てがうまく好転していった・・・というのは、ロンドン警視庁からちょうどこの事案の調査に来ていたのだった。
「警察はね、・・・ああ、お話しするのも恐ろしいようだけど・・・デニス・デークルがひどいことをするんじゃないかと感づいていたのです。デニスというのは彼の本名ではなかったのです。・・・彼は折々に別の名前を名乗っていました。まず女の子達と知り合いになる。その女の子達はきまって、おとなしく目立たない、そして、系累や友人の少ない女の子です。そして結婚する。そして多額の保険金を掛ける。・・・ああ、怖いことですわ。知人の女性、キャロルと呼んでいた女が本当の妻だったのです。二人はいつも同じ筋書きで行動していました。」
(次号に続く)
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