2021年05月10日
白内障手術(日帰り手術)の体験談
1.はじめに
前回,白内障手術にたどり着くまでの経緯を紹介したが,今回は私が実際に体験した白内障手術についてまとめてみた,これはあくまで私の体験談であり,手術の細かな点は白内障の程度にもよるだろうし,病院や医師の方針による違いもあるだろうから,あくまで一事例として見ていただきたい
2.手術前の事前の検査
実際に手術を行う前に手術が可能かどうか,いろんな検査がある,目に関する各種検査はもちろんだが,そのほかに血液採取して生化学的検査,心電図測定,レントゲン撮影等がある,さらに血圧,血中酸素濃度,体温等に関しても検査・測定される,これらのデータをもとに医師の診察がある
その診察の際に医師から,手術によって期待される効果や,逆に手術自体のリスクや合併症等の発症の恐れなどに関しての説明がある,特に強調されたのは手術したからと言って,必ずしも期待した視力が得られるわけではないということだった,トラブった時の病院側のリスク回避もあるのだろう
3.手術日になった
私の通った総合病院の眼科は,曜日で若干変わるのだが,午前中は診察がメインで午後からは手術というパターンが多かった,手術の予定日になったので指示された時刻の午前12時に眼科に到着,ここでもまた目の検査や血圧,体温,酸素濃度等が測定される,さらに30分置きに目薬をさされる
手術の予定時間は午後2時なのだが,午後1時30分ころから点滴開始である,左腕の親指の付け根から10cmくらい上の側面に針を刺されるのだが,ちょっと痛い,通常の静脈注射を打つ場合は腕の内側の中央部の太い血管だが,ここに点滴針を挿したら腕が曲げられなくなるから,これはしょうがない
4.手術室へ
手術予定時刻の午後2時が近づいてきたので,車いすに乗せられて手術室へ向かう,この時も点滴は着けたままである,だいぶ昔だが,別な手術の時に移動用ベッドに乗せられて,手術室へ向かう時,天井の蛍光灯が次々に後ろへ流れていく様子を,まるで映画みたいだなぁと見ていたのを思い出す
今回は車いすだから,窓から庭の木々が見えたりするのだが,瞳孔が開く目薬の影響で,まぶしくてよく見えない,こりゃまぶしいわって呟いたら,車いすを押してくれてる看護師さんが,今日は特に快晴ですしね,と返してくれた,緊張してる身からすればこういうやさしい声かけはありがたい
5.手術室へ到着
ドアを3つ通過してクリーンルームみたいな手術室に入る,名前等を確認される,ヘアキャップをかぶせられて,手術台に腰かけるように促される,腰かけたら,椅子を倒しますねと言われ,体はほぼ水平になった,手術前の準備が始まり,消毒液や麻酔薬だろうか,いろいろな液体を目に注がれる
手術する目の部分だけが開いた覆いを顔全体にかぶせられ,目を閉じないように瞼が固定される,さらに目玉の部分になにか透明な薄いフィルムのようなものが張られる,これでは瞬きができないが,なんか薬液をたらされたりして,目は常にうるおった状態に保たれているので,特に支障は無い
6.手術開始
ほかにも胸とお腹の部分に心電図の電極を張り付けたり,右腕には血圧計,左の人差し指には,パルスオキシメーターを装着,よくドラマなんかで液晶モニターにピコン・ピコンとグラフが流れる病室なんかの場面が映るが,たぶんあのような装置につながってるんだろうが自分からは見えない
これで,手術前の準備完了である,執刀医の先生が,ただいまから白内障手術を開始しますと宣言して手術が始まった,なんか手術前は目の前でメスやら針がウロウロするのが見えたりするのかな,そうだとすると怖いな,なんて思っていたのだが,全くの杞憂であった,なんにも見えないのである
7.手術中
手術が開始されると部屋は消灯されてしまうし,手術する目には作業するために照明が当てられるのだが,この照明がものすごく明るい光で,見ようと思っても何も見えない,おまけに目にはしょっちゅう液体が注がれているので,水中から見てるのと同様に目の前の画像は常にユラユラ揺れている
目の前でなにか動いてる気配はあるのだが,何がどうなってるのか全く分からない,ただ,たぶん濁った水晶体を超音波で破砕・吸引するときだろう,ギュイーンとかいうような機械の動作音と共に,多少目に圧迫を感じる,その際も何かされてるなという程度のもので,痛みとかは全然感じない
8.手術終了
そのギュイーンという水晶体の除去作業が終わったあたりで,執刀医の先生だと思うが,レンズ準備してという声が聞こえてきたので,あっ,これから眼内レンズ入れるんだなと分かった,ただこの場合もなんか目の前でごそごそやられているのを感じるだけで,違和感等はまったく感じなかった
眼内レンズを入れた後に,また何か薬液を入れられたように思うが,この辺は記憶がちょっと曖昧である,部屋の照明が戻って術後の処置がいろいろ行われたのち眼帯を装着したら手術終了である,測定器具等を外し,手術台がベッド状態から椅子状態に戻る,その後,車いすへの移動を促された
9.回復室へ移動
車いすへ移動するとき,メガネが無いのでよく見えないうえに,手術した目は眼帯で全く見えない,立ち上がった時,平衡感覚がおかしく感じてよろけてしまった,なるほど車いすで行き来するわけである,手術室から出たところで執刀医と担当の看護師の方が,お疲れ様でしたと挨拶してくれた
まあ,ちょっした気遣いであるが,手術前からずっと続いてた緊張感が多少はほぐれたので,ありがたかった,来た時の看護師の人がまた車いすを押してくれて回復室に向かう,ここで1時間程度様子を見てから,特に異常が無ければ帰宅という段取りになる,この状態でも点滴はまだ装着したままである
10.回復室で安静
回復室といっても,なにか特段の環境が準備されてるわけではない,ずらっとベッドが並んでいて,そのベッドに寝ているだけ,なんか新生児室に赤ちゃんがずらっと並んでいるみたいで,ちょっと笑えてしまう,20〜30分置きに看護師の方がやってきて,血圧,体温,酸素濃度等を測定していく
3回目の測定が終わって,数値を報告しているのが聞こえてきた,帰宅OKかなと期待してたら,看護師の方が,先生の許可が出ましての帰宅されていいですよ,と言って点滴を外す作業をしてくれた,その時の時刻が,ちょうど午後3時30分だった,また,明日眼帯を外すので来院するように言われた
11.手術時間は非常に短い
いろいろな検査に併せて,術前・術後の処置等があるから,病院にお昼ちょうどに着いてから,帰宅を許可された午後3時30分まで,トータルで3時間30分かかったわけである,そのうち手術室にいたのはだいたい30分くらい,実際に目になにかされてる時間はせいぜい15分くらいだったと思う
当日は眼帯を付けたまま帰宅して,お風呂もシャワーもダメである,アルコールも2週間程度は控えるように言われた,翌日も出かけて眼帯を外してもらい,イロイロな検査があったが,特に問題なく一安心である,その後1週間程して再度の検査も問題は無く,これで一応手術自体は完了である
12.手術の効果
手術翌日に眼帯を外した直後は,光がとてもまぶしくて,太陽光の下を歩くときは目をしかめないとまともに歩けないような状況だった,マジでこりゃサングラスが必要だなと思ったのだが,しばらくしたら目が慣れてきたのか,脳が瞳孔の調整に慣れてきたのか,まぶしさは感じなくなった
見え方に関しては,目の前50cmくらいは裸眼で焦点が合うようになった,また色合いについて,これまで,ややクリームがかって見えていた液晶ディスプレイの画面とかコピー用紙などが,真っ白に見えるのである,例えていえば昼白色の蛍光灯から昼光色の蛍光灯に変えたような雰囲気である
13.その他補足
手術の4日前からレボフロキサシン(なんとこれファイザー社製)という抗菌薬(点眼薬)を,朝,昼,夜,就寝前の4回点眼しなければならなかった,また手術後は,前述のレボフロキサシンに加え,リンデロンという炎症抑制薬を,同じく1日4回点眼しなければならなかった,これが結構面倒である
希望すれば2泊3日とかの入院手術が可能な病院も多い,また,金額的には,私の日帰り手術の場合片方の目で41,180円(上図),いろいろ前後の検査等を加えるとトータル53,000円くらい,両目だと11万円弱ということになる,なお手術後に目の状態が安定したら,メガネは新調する必要がある
14.おわりに
なんか眼球を少々切開して水晶体を吸い出してから,そこに人工のレンズを入れると聞くと,少々しり込みするような手術である,私も手術前は,はっきり言って「怖いなぁ」という感情が先行していたのだが,まったく痛みや不快感等はなく,もっと早くやっておけばよかったと思った次第である
15.関連記事
◆白内障手術後の臨時のメガネは100円ショップのメガネで対応→こちら
◆白内障手術を受けるまでの長い道のりの体験談→こちら
2021年05月07日
白内障手術を受けるまでの長い道のりの体験談
1.はじめに
最近,両目の白内障手術を受けたのだが,実際の手術にたどり着くまで,かなり時間がかかってしまった,私の状況認識の甘さもあったのだが,今後白内障手術を考えているような人にとって,多少は役立つのではないかと思うので,自身の備忘録もかねて,一連の経緯をまとめておこうと思う
2.初めに眼鏡専門店に出向く
4年ほど前に専門店で作ってもらったメガネがだんだん見えにくくなってきたので,2019年の11月初めに,その専門店に出かけて視力検査してもらった,左目は少し近視が進行している程度だったのだが,右目はかなり視力が落ちていて,メガネを作り直した方がいいですねということになった
この時,フレームはそのままで,レンズだけ交換することも可能ですよ,と提案されたのだが,古いメガネは予備として取り置くことにして,新しく作成してもらうことにした,いろいろ検査したり,フレームを選んだり,けっこう時間がかかる,代金は端数をおまけしてもらいジャスト10万円也
3.右目の不具合を指摘される
このメガネ作成時に右目の視力はかなり落ちているので,メガネだけで良好な視力を得るのは少々無理があると言われたのだが,とりあえず車の免許更新時の視力検査が通ればいいというレベルで作成してもらうことにした,ただし左右の矯正視力に差が生じるので違和感が出るかもと言われた
それはしょうがないので納得の上で作成を依頼したのだが,担当の方から,特に右目は一度専門の眼科で診てもらった方がいいですよと助言をもらった,その時は,とりあえず日常生活や車の運転等に支障がなければいいし,まあそのうち時期を見て眼科に行きましょうくらいに軽く考えていた
4.その後の展開と新型コロナウイルス発生
数日後,出来上がったメガネを装着してみたら,左右の見え方に若干の違和感がある,特に細かい作業とかしない限り,大きな不都合は無いように感じたので,これで良しとした,この時も早めに眼科に行った方がいいと勧められたが,年末も近かったので年明けに行けばいいかなと問題を先送り
で,年が明けて2020年になったら,前年末から日本でも話題になっていた新型コロナウイルスが,わが県でも感染例が報告されるようになってきたのである,当初は人口の多い県庁所在地の市で感染者がチラホラという感じだったが,同市の夜の街でクラスターが発生してから急激に感染が広がった
5.新型コロナウイルスが怖い
2〜3月になると,わが市でも観光客からの感染だと思われるが,ホテル関係や飲食店等の従業員の方々に次々と感染者が出てきた,さらに最悪なことに,市内のとある総合病院でクラスターが発生,この病院は老人保健施設等も複数運営してるため,かなり大規模なクラスターに発展してしまった
そのため一番感染者数の多い県庁所在地の市に次ぐ感染者数である,人口比で言えば県内ダントツの1位になってしまい,市内はちょっとしたパニック状態,こういう状況で病院(眼科)の外来とか,とてもじゃないが行く気がしない,春になり気温が上がれば収まるかもと時間を置くことにする
6.その後も視力低下
暖かくなってきたらインフルエンザのように,収束していくだろうとろうと言われていたので,事態が好転するのを待っていたのだが,好転どころか,その後,国から「緊急事態宣言(1回目)」が発出されるし,日常生活のための買い物等も不安になるような状況で,病院に行くような気にならない
そのうち,そのうちと思ってるうちに,夏も過ぎ秋冬も過ぎ,もうこのころになると右目の視力はかなり衰えてきて,車の運転にも支障が出るようなレベルになってしまった,ネットでイロイロ調べてみると,これはどうも近視とか遠視とかの状況ではなく,あきらかに白内障の症状と思われた
7.2020年12月4日に意を決して眼科へ
最初に眼鏡専門店を訪問してから1年以上経過してしまったが,市内でのコロナ感染は収まってきたので,意を決して眼科に出向くことにした,市内にはそこそこの規模の眼科専門の病院もあるのだが,まわりの評判等も参考に,市内で一番大きな総合病院の眼科に,午前の開院に合わせて出向いた
初診なのでまず総合案内の受付で,眼科受診の希望を伝えて診察券を発行してもらう,その後受付票なるものをもらって,眼科にその初診の受付票を提出する,この段階で看護師の方から予約なしの初診なので,待ち時間が3時間以上になることもありますと言われて,びっくりするやら疲れるやら
8.検査・診察の結果から手術決定
結局1時間ほど待たされた後にイロイロ目の検査をされて,その後医師の診察があり,開口一番,両眼とも白内障なので,手術しか解決策は無い,という意味のことを告げられる,手術するかしないか問われたので,即答で,手術お願いしますと返事,その場で手術前検査日が12月21日に決まった
その12月21日には血液検査や心電図等の検査があって,診察の結果,手術可能となり,医師から手術日の希望を聞かれたので,なるべく早い方がいいと返答,早くて空いてるのは2021年の1月4日と言われる,正月早々だが承諾する,で,右目が1月4日,左目が1月18日に手術ということになった
9.右目の手術日の1月4日
年が開けて2021年の1月4日である,予定の12時に着いたら,すぐに所定の検査をされたのだが,この時,血圧が異常に高く(上:188,下:107)出てしまい,ちょっとヤバイ感じ,以前からかかりつけ医から,高めの血圧を指摘されていたのだが,それでも高くても上が150程度だった
自分でも日常的に血圧は測っているが,通常は上:130,下:80くらいである,白衣高血圧の気があるので病院に行くと通常より10〜20くらい高くなるのが普通なのだが,手術前で緊張気味とはいえ,190近くもあるのは異常である,なんかここの血圧計は壊れてるんじゃないかとも思ってしまう
10.手術は延期になってしまった
その後,医師の診察があったのだが,血圧が高すぎるので,本日このまま手術をすると,手術中に眼球内で出血する恐れがあったり,重篤な視覚障害が残る原因にもなりかねないので,手術は延期しましょうと言われてしまった,ガーン!である,この日に備えて事前にイロイロ準備してきたのに・・・
次は3月1日に検査しますので,それまでにかかりつけ医に相談されて血圧対策してくださいと言われた,で,病院を出てその足で,かかりつけ医に相談に行ったら,これで様子を見ましょうと降圧剤を処方してくれた,この降圧剤を飲み続けたら,1ヶ月ほどで上:120,下:75位で安定してきた
11.再検査で手術日を再設定
3月1日になったので眼科へ行って検査してもらったら,特に血圧等も問題無く,再度4月2日に手術前の検査を行うことになった,この手術前の検査,前述したように血液検査や心電図等の検査があるのだが,大体1万円くらいかかる,前回の検査から時間が経ってるから再検査なのだが,出費が痛い
4月2日になり,またいろいろ検査される,今回は特に問題は無かったので,右目の手術日を4月13日に,左目の手術を4月27日に行いましょうということになった,ちなみにこの検査の日は朝食は食べられないし,検査項目も多いので,朝一で出かけても,帰れるのはお昼すぎになり,すごく疲れる
12.やっと両眼の手術が終了
4月13日に右目を手術,翌週の4月19日に経過診察,4月27日に左目を手術,GW明けの5月6日に経過診察で,いずれも特に問題は無く,とりあえず今回の白内障手術自体は無事に終了した,次は1ヶ月後にまた検査があるのだが,それまで処方された抗炎症の目薬をさし続ける必要がある
なお,この白内障手術,希望する人(特に高齢者)が多くなってきており,人気のある病院は,手術まで数か月とか半年とか待たされることもあるそうである,私も最初の予定日(1月4日)がキャンセルになって,次は4月13日だったから,諸々の事情はあったが,3ヵ月以上待たされたことになる
13.おわりに
新型コロナウイルスの蔓延があったとはいえ,車の運転に支障が出る状況まで,眼科へ出向くのを押しやっていた自分が悪いのだが,こんな状況になる前に,視力に異変を感じたら,早めに手を打った方がいい,手術を行うにしても悪化してからでは,日常生活にもかなり不便をこうむることになる
14.関連記事
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2021年04月18日
NTTの固定電話回線を解約した
1.はじめに
先日ADSL回線から光回線(プロバイダの提供する光コラボ)に切り替えたのだが(詳細は→こちら),その時ひかり電話も同時に契約した,携帯電話やスマートフォンが普及している時代に,固定電話に固執することもないのだが,基本利用料550円(税込み)なので,とりあえずつけておいた次第
2.NTTの固定電話回線を解約する
NTTの回線が不要になった場合の選択肢は3つある,一つは「利用休止」で,これは最大で10年間回線の権利を預かってくれるが,同じ電話番号は使えないというもの,もう一つは「一時中断」と言うもので,一時的に使用をやめるが,再度利用開始する場合に同じ番号を利用できるというもの
最後の一つが「解約」というもので,完全にNTTとは縁切りしますというもの,利用休止と一時中断は,回線を止める工事に2,200円,再度電話を使えるようにする工事に2,200円かかるようだが,なんか不思議と言うかおもしろいというか,解約の場合には,原則一切費用はかからないのである
3.解約の申し込みはWEBか電話か
ネットで調べると,電話で手続きする場合,解約手続きの番号に電話しても,なかなかつながらなかったとか,本当に解約でいいのか等の確認事項などが煩わしかったとかが散見されたので,私はWEBから解約を申し込んだ,解約に関する注意事項を読んで必要事項を記入して申し込むだけである
この手続きをネット上で行ったのが4月1日の午前中である,その日の午後1時過ぎに「申し込み内容の確認,お手続き完了のご案内等のため,弊社担当者より,メールまたはお電話にて,ご連絡をさせていただきます。」という内容の返信メールがあった,さすがにWEBは対応が早いなと感心する
4.次の連絡が来ない
日本を代表する通信会社だから対応が早いのはあたりまえ,次の連絡もすぐ来るだろうと待っていたのだがなかなか来ない,翌4月2日に,これこれしかじかの解約申し込みをして,そちらからの返事を待ってるのだが,というメールを送って,4月だし忙しいんだろうと,しばらく待つことにする
次の3日と4日は土日なので,まあしょうがないが,5日の月曜日にもなにも連絡がない,時期的に混雑してる状況なのだろうけど,年度初めで処理件数が殺到してるので,順番に処理してるから少々お待ちくださいとか,コロナの影響で遅延が出てますとか,なんらかの連絡くれればいいのにと思う
5.ようやく次の連絡が来た
翌日4月6日の午前中にNTTから電話があったようだが,私が出かけていたため,電話したけど留守だったので,下記に記載の電話番号に連絡をしてほしいとのメールが入っていた,で,早速電話する,この手の電話はすごく待たされるのが常なのだが,今回はすぐにオペレーターにつながった
事情を話したら,メールを送った担当者の名前を教えてほしいと言われたので,受付担当者の名前の欄は〇〇さんです,と伝えたら,〇〇へお繋ぎしますとの返事,ハイハイと待っていたら〇〇は現在ほかの方の手続きを処理中なので,別な担当者にお繋ぎしますがよろしいでしょうかと言われた
6.とりあえず解約手続き
こちらとしては,当初連絡もらった〇〇さんでなくても,とにかく解約手続きが進みさえすればいいので,別な方に繋いでもらった,その別な方が解約の場合の流れを説明しながら,解約に関してこちらのことをイロイロ確認していく,その確認後,回線を最終的に止める工事の説明があった
回線を停止する工事に関しては,状況によって異なるようで,場合によっては,私の自宅まで来て,なんらかの工事をする必要が出ることもあるという説明,ということで工事内容と日程について担当部署と調整するので,このまま電話は保留にしておいてほしいと言われる,いろいろ待たされる
7.特に自宅での工事は必要なし
すぐに折り返しで返事が来て,私の場合は屋外回線等の工事は不要とのことであった,ADSLを光回線に変えたけど,メタルの引き込み線とか撤去しないようである,わざわざ撤去する必要はないしね,またADSLモデムは私は買い取っていたので,機器の処分はそちらでお願いしますとのことだった
で,実際の解約,つまり今現在使用してる電話番号が使えなくなるのは,4月12日の月曜日になりますとのことだった,その後,停止した番号にかかってきた電話に対する自動応答の音声案内の確認や最終的な利用料金に対する請求関係などの確認があったのだが,かなり時間かかって疲れました
8.最終的に回線切断
4月12日に局内の工事を行って最終的に回線が停止されるとのことだったが,12日のお昼に確認したら回線はまだ生きていた,その後,15時頃に確認したら停止されていて,確認のため古い電話番号に電話してみたら,「この番号は現在使われておりません」と自動応答の音声が流れてきて一安心
局内の工事だけで済みます,ということだったが,工事という表現をとってるけど,想像するに番号管理システム上で,私の使っていた番号をとりあえず使用不可にして,しばらくの間,新規契約の番号としては使わないように保留状態に切り替えるだけなんじゃないかと思うのだが,違いますかね?
9.今回は電話番号はわざと変えた
古い電話番号は,覚えやすくてしかも縁起のいい番号だったのだが,新規の光でんわには引き継がなかった,この番号はとある事業者が使っていた番号だったらしく,怪しい貸金業者から一方的にFAXが送られてきたり,債権取り立て会社と思われるところから電話があったりと,迷惑電話も多かった
そういう事情もあったので,今回あえて番号を変えることにした次第である,光コラボに変更するときに,電話番号はいくつかの選択肢から選べるのか,事前に確認しておいたのだが,実際の契約段階では,番号をかなり多く提示してもらったので,覚えやすくて語呂のいい番号を選ぶことができた
10.おわりに
4月1日に解約を申し込んで4月12日に回線停止だから,この繁忙期にしては早かったというべきだろう,しかしこの固定電話というもの,今後は個人の契約はどんどん減っていくだろうね,今回念のためひかり電話も契約したけど,あまり使うことは無いだろうし,このひかり電話もそのうち解約かなぁ
2021年04月10日
公務員には非常識な人がそこそこ存在するらしい
1.はじめに
最近,公的な組織の方々が,コロナ禍のなかで自粛要請が出ているにも関わらず,多人数で宴会等を行って,何名もコロナ感染が判明したとか,ワイドショーや週刊誌等で取り上げられて問題になっているが,こういう少々世間一般的に言って「常識が無い」公務員がソコソコ存在するらしい
2.公務員の非常識
ちょっと昔の話になるが,けっこう大きな市の市役所に勤め始めた友人が「公務員ってみんな真面目で良識的な人なんだろうと思っていたが,そうでない人が居てびっくりした」と聞いたことがある,その彼が経験した話なんだが,彼の属する課内の職員が飲酒運転で交通事故を起こしたという
事故の状況が公務員としての自覚を著しく欠くような内容で(他人を巻き込むような人身事故ではなかったが詳細な内容は控える),テレビのニュース等は言うに及ばず,大手の全国紙でも「公務員の非常識すぎる飲酒事故」とか報道されて,市の上層部や人事課等はカンカンだったそうである
3.市からも処罰を受ける
当然その職員は道交法上の処分のほかに,市職員としても処罰されるわけで,常習性もあったようだが,なぜか懲戒免職にはならず,長期の停職処分を受けたそうである,そんな処分を受けた場合,依願退職するのが普通らしいが,その職員は居座ったそうで,この職員も常識がないと言える
まあ,まともな常識があれば,飲酒運転なんてことはしないのが普通だろうけど,懲戒免職にすると退職金が出ないから,当局の温情なんだろうけど,辞めないという神経がすごい,停職中は給料もらえないから大変だけど,人事課付きとかで市職員としての籍はあるわけで,最後は職場復帰できる
4.いろいろ懲戒される
事故を起こした個人の処分だけでなく,彼が属する課全体にも交通安全対策,飲酒運転撲滅の対策をとるよう厳しい指導があったそうで,課長や課長補佐などは,毎週のように人事課や監察室から呼び出しをくらって,現状報告とか今後の対応なんかを報告させられたりして大変だったらしい
まあ,そうだろうね,以前も書いたが,お役所というのは絶対に間違いを犯さないという前提で業務を行ってるわけで,例えば「これこれしかじかで皆さんの税金を使いますね」って言って,後日「あの事業間違ってたので〇〇億円が無駄になりました,ごめんです」なんてのが許されるわけがない
5.お役所は間違わない
だから絶対にお役所は間違えないのである,間違ったことが起きてはいけないのである,それが「市職員が飲酒運転で交通事故起こしました」ってんだから,ちょっと書類ミスったってんじゃなくて,明確な法令違反である,これはもう上層部も申し開きできない,記者会見で平謝りである
こういう場合,とにかく平謝り&平謝り,「二度とこのようなことが起きないよう」「全職員に法令順守の周知徹底を」「継続的な安全教育を」とかなんとか,言い訳用定型句を並べて,とにかく嵐が去るのをじっと待つ,人のうわさもなんとやらで,そのうちみんな忘れちゃうのを待つのである
6.長期停職職員が職場復帰
その停職処分を受けた職員が処分期間が明けて職場に復帰した時は,ものすごくやつれた彼をないがしろにするわけにはいかないし,かといって暖かく迎え入れるというのも妙だし,非常に気まずい状態だったそうである,ちなみにこの彼は,所属する課の課長にはすごく気に入られていたそうである
で,その職員が復活したのが12月の初めで,そろそろ忘年会の予約を入れる時期である,ここで飲酒運転の交通事故という,市民の大顰蹙を買う不祥事を起こした課が,その張本人が復帰した直後に,みんなで忘年会(飲酒)をやります,というのはどうかいな,という意見が出てきたそうである
7.開催派と中止派が対立
開催派は,彼は確かに飲酒事故という不祥事を起こしたが,相応の処分を受けたうえで復帰したんだから,忘年会とかは通常通りでいいのではないかという意見,中止派は,大手マスコミまで取り上げたような不祥事を起こした本人の復帰直後に,その課が忘年会とか世間が許さんでしょという意見
友人を含め主に若い方々は「世間の目もあるし,とりあえず今年は止めときましょう」という意見が主流だったらしいが,課長やその課長のとりまきの方々は,「忘年会くらいならいいんじゃないの,なんなら彼には出席を遠慮してもらうとか配慮してさ」という意見が主流だったそうである
8.課長の非常識
この課の課長は翌年3月末で定年退職ということで,とり巻きの方々が「課長にとって最後の忘年会だし,ちょっと盛大に」と計画してたらしい,また,課内の定例会の最後に課長が「忘年会の件だが,俺は課長だよ,なんで課長の言うことに全員従えないの,処分ものだよ」と息巻いたそうだ
その時,若い職員が「業務終えたあとの飲み会ですから職務命令は関係ないんじゃないですか」というような意見を言ったら,その課長,ブチ切れて「あ〜そうかい,じゃ,いらん,いらん,今年はやめだ,やめだ」とかわめいて,椅子にふんぞり返って,若い職員をにらんでたそうである
9.おわりに
というように非常識というか世間一般の感覚とずれている公務員がいるのである,公務員に限らないがこの手の方々は,自分の考えがおかしいなんて微塵も思っていないから,何度も同じようなミスを犯すので,まわりはいい迷惑である,ちなみに課長と取り巻き数人でこっそり忘年会やったそうな
2021年04月03日
ADSLから光回線(光コラボ)へ切り替え
1.はじめに
これまで,ADSL回線で下り5Mbpsくらい出ていて特に不満もないので,ADSLで行けるとこまで行こうと思っていたのだが,通常の工事費無料等のキャンペーンに上乗せしたキャンペーンが始まったとかで勧誘電話がかかってきた,普通はこういう勧誘電話は丁寧にお断りするのだが・・・
2.プレゼントの魅力に負けてしまった
通常のキャンペーンに加えて「今回,お申込みされればプレゼントを差し上げます」って言うので,内容を聞いてみたらファイヤーステックやタブレットなんかから選べる,結構値の張るプレゼントなのである,WEBからの申し込みには無い電話勧誘のみに設定されているプレゼント企画とのこと
最初は警戒したのだが,使用中のプロバイダからの「光コラボ」の勧誘で,こちらの利用状況等も把握しているし,技術的な質問にもわかりやすく丁寧に答えてくれたので,まあそろそろ切り替え時期かな,と判断して申し込むことにした,まんまとプレゼントで釣られてしまったわけである
3.工事日程の調整
電話勧誘が来た2月5日に光コラボを申し込んだわけだが,4〜5日以内に工事日程の調整の連絡をします,ということで待っていたのだが6日経っても連絡が無い,しょうがないのでこちらから,工事日程の連絡が来ませんが,と電話を入れたら,2〜3時間後に担当の人から電話がかかってきた
ちょうど転勤時期だし,また就職で独立する方々などの申し込みが殺到していて,バタバタ状態のようで,連絡が遅れたことを平謝りされた,少々不満な気持ちも伝えたかったが,2000年7月から,ず〜っとお世話になってきてる地元プロバイダだし,ここはぐっとこらえて大人の対応である
4.実際の工事まではかなり待たされる
その工事日程の調整なのだが,曜日とか時期とか何か希望がありますか,と聞かれたので,いつでもいいですよと伝えたら,最も早くて空いてるのは4月1日の午後1時からです,と言われてびっくり,つまり実際に回線を切り替える工事までの待ち時間が,約2か月ということになる
特に急いでるわけでもないから,3〜4月が過ぎて5月くらいになったら,待たずに工事してもらえるんじゃないんですか,と質問したら新型コロナウイルスの影響で遅れが生じており,今後の状況はわからないですと言われてしまった,しょうがないので4月1日(午後)で予約を入れる
5.やっと工事日になった
工事予定日である4月1日の前日にプロバイダからの確認があったので,予定通りでお願いしますと答えたのだが,その後,実際に工事を行う業者の方から電話があって,午後じゃなく午前でお願いしたいという連絡があった,こちらとしては午前でも特に支障はないので,午前でOKですと回答
翌日8時20分に高所作業車と軽バンが到着し,3名で工事開始,なお1名は若い女性だった,腰にツールポーチ下げて,外とスマホで連絡取りながら,配線工事等をこなしていたけど,依頼者が単身女性とかだと,男性が部屋に入るのを嫌がる人もいるだろうから,こういう女性が増えたらいいね
6.ということで作業完了
下図のようなONUとホームゲートウェイが一体化した製品が設置されて,工事自体は1時間30分ほどで完了した,ホームゲートウェイやパソコンの設定を行ってくれる無料サービスも提供されていたのだが,たいして難しいことも無いし,説明書片手にチャッチャッとすべて自分で設定した
午後にプロバイダの技術者の方が来たので,念のため設定等を確認してもらったが特に問題は無かった,なおオプションでIPV6のサービスも提供されてるので,現在のIPV4から切り替えた方がいいのか質問したのだが,私の環境では,特にIPV6に変更する必要はないでしょう,という返事だった
7.通信速度について
回線速度の計測サイトをいくつか試してみたが,サイトによってかなり差がある,時間帯でもかなり差がある,下図のように日中は150Mbps前後だが,夜間は70〜80Mbpsくらいに落ちる,動画のダウンロードを試してみたが,ADSLで20〜30分かかるような動画が,1分もかからない,早い!
私の場合,回線速度を要するようなネットゲームなどをやってるわけでもないし,グーグルで調べものしたりGYAO!で映画見たりというような利用がメインなので,光回線の恩恵はあまり無い,マジでADSLの5Mbpsで十分だったのだが,ADSLのサービス自体がなくなるのだからしょうがない
8.おわりに
まだADSLの人は,適当なキャンペーンが提供されてる段階で,早めに光回線に切り替えた方がいいと思う,後になるほど光回線への切り替え工事が殺到して,切り替え工事の待ちが数ヶ月とかになり,先にADSLのサービスが終了しちゃうかもです,ちなみにこれだけのことしてもらって全て無料
2021年03月25日
田舎に新築アパートやマンションの賃貸住宅が増える不思議
1.はじめに
これまで何度か書いてると思うが,私の住んでる市は,平成の合併で人口4.5万人ほどになったという地方の市である,そういう田舎町というような市なのだが,最近やたらとアパートやマンションの建設が目に付くようになった,特に市の人口が増えてるわけでもないのに,何なんだろう
2.人口は減少傾向
ちょっと市のホームページで確認したら,もうず〜っと人口減少状態である,近場に温泉観光地があるくらいで,特に産業があるわけでもなく農業や漁業がメイン,だからアパートやマンションの需要が増えるわけはないと思うのだが,どんどん建設されていく,これはどういうことなのだろう
そもそも田舎で地価も安いから,駅,病院,学校,スーパー,コンビニ等に歩いていけるような便利な住宅地でも,坪7万円程度で手に入る,ちょっと中心部からは外れるような新興住宅地なら,坪5万円くらいである,これが大体80坪〜100坪の区画で売り出されてる,つまり1区画500万円前後
3.田舎は持ち家志向
上述したように,500万円前後で,そこそこの住宅地が購入できるんだから,多くの人が家賃を月々5万円とか払うなら,その5万円を住宅ローンにして,持ち家建ててしまおうと考える人がほとんどである,場合によっては田舎の場合,両親が土地持ってて,土地代が不要なんてこともある
田舎の場合は,こういう状況が普通なので,どんどんアパートやマンションが建設されるのが不思議でしょうがない,持ち家より状況に応じてフレキシブルな対応が可能な賃貸派がある程度存在するのはわかるが,それにしても人口は減少傾向のところに,この供給量はどうみても過剰だと思う
4.供給過多なのでは
そういう新しいアパートやマンションが,どんどん建設される結果,下の画像にあるような,出入りは外階段を使用するような,古き良き時代のアパート然とした物件は,どこもかしこも入居者確保に苦慮しているようで,ほとんどの物件が窓際に「入居者募集」のフリップを掲載してる
対して,上記画像のようなちょっとこじゃれたアパートなんかは,建設後すぐに(あるいは建設完了前に)入居者募集を終了なんてノボリ旗が立ってたりする,全体の需要は増加してないと考えると,古いタイプのアパートやマンションに入居してた人が,新しい物件に移っているんだろう
5.人気物件には理由がある
前述の出来上がっていないのに全室契約完了する物件は,新しくて綺麗とか見た目がおしゃれだとか以外にある特徴がある,それは何かというと,車の駐車スペースである,この手の物件は,1室につき最低でも2台の駐車スペースがある,さらに来客用の駐車スペースがついてる物件もある
地価が安い田舎ならではの対応だが,先ほど書いた駅,病院,学校,スーパー,コンビニ等に歩いていけるような便利な住宅地でも,地方での生活には車は必須である,最近は共働きが普通なので若い世帯でも車2台が普通,で,車が一台しか置けないような旧式アパート等は敬遠されることになる
6.昔は田舎に帰ってきた
昔は都会に出て行った子供たちの中から,まあ大抵は長男とかが,定年退職後に年老いた両親やお墓を見るために田舎に帰って後を継ぐってのが定番だったのだが,もうそういう時代じゃないしね,私のばあちゃんの住んでるトコ(私の実家)はそういうのが最近まで,当たり前だったけど・・・
私自身,その実家に正月やお盆で帰ったりすると,親族から「次はおまえたちがここを守っていかんとな」なんて言われるから辟易してるんだが,そういうところでさえ,後継ぎが帰ってこなくて,広い敷地は大手不動産の手に渡り,アパートやマンションがどんどん建設されている
7.マンションやアパートが増える不思議
というわけで,需要もさほど増えていない人口減少地域に,こじゃれたアパートやマンションが,雨後の竹の子のごとく建設される謎は,私的には全くわからない,お年寄りとかが,土地を担保に融資を受けて,家賃で返済しながら,さらに利益を生むようなシステムとかあるのだろうか
そういううまい話が成り立つのだろうか,それでうまくいくような安定した事業なら,銀行とかもバンバン融資してくれるだろうし,住宅メーカーなんかが直接その事業をやればいいわけだからね,リスクを土地所有者に押し付けた商売のような気がしないでもないのだが,勘繰りすぎかな
8.おわりに
需要は増えてないのに,どんどん建設されてるから,どう見ても供給過多である,アパートとか借りたい人は,より新しい物件で契約するから(古いからと言って家賃はあまり安くないらしい)古い物件は,どんどん空き室率上がっていくわけだが,こういう状況,なんかおかしいと思うのだが・・・
2021年03月08日
確定申告は「e-Tax」を利用すると簡単で便利
1.はじめに
確定申告は以前は紙で書類を準備して税務署に出かけて処理していた,書類作成自体はパソコンでやるから,そんな負担ではないのだが,税務署に出かけて手続きするのが面倒なのである,出向いてもそもそも駐車場が空いてなかったり,中に入っても延々と順番待ちを強いられるし大変だった
2.e-Taxは非常に簡単
数年前からe-Taxを利用するようになってから,パソコンで全て処理している,なかなかよくできたシステムで,前年のデータを流用すれば,変更箇所をちょんちょんと変更するだけで,ものの数分で申告書が出来上がってしまう,医療費控除がある場合もエクセルの表に入力すれば自動で反映される
紙の申告書を税務署に提出していたときは,源泉徴収票などの証明書等も必要だったが,このe-Taxでは,申告書作成画面で数字を入力するだけで,そういう証書類の画像添付など何も必要ない,その数字が正しいかどうかどこで判断してるんだろ,出来上がったらデータを送信するだけである
3.今年もe-Taxで確定申告
当然であるが今年も確定申告はe-Taxを利用した,e-Taxでの申請は1月初めから利用できるのだが,2月にならないと源泉徴収票や保険の納付証明書などを発送しないところもあるので,関係する書類等がすべてそろってから,通常の確定申告受付開始の2月16日以降に申請を行うことにしている
ということで1月中旬から2月に初旬にかけて,順次必要書類が送られてきて,準備が整ったので,2月17日にe-Taxで申告書を作成して確定申告を行った,その後2月24日に上の画像にある「還付金額や振込先の金融機関情報などの確認を行っています」という還付金処理状況のお知らせが届いた
4.還付金の振り込み予定のお知らせ
その後,また1週間ほど経った3月4日に国税庁から「還付金の処理状況に関するお知らせ」という内容のメールが届いたので,処理状況を確認したら「還付金の支払い手続きを下記の日程で行います」という記載があり,確認したら「支払い手続き日:令和3年3月5日」となっていた
ただこの3月5日という日付は,国税庁から私の市の税務署に支払いの手続きを行うように連絡しましたよ,というような意味なので,その日に還付金が振り込まれるわけではない,注意書きにも「実際の入金までに金融機関の休日を除き4,5日程度要する場合があります」と記載されている
5.実際の入金日
ということで,還付金が振り込まれるのを待っていたら,本日(3月8日)の午前9時過ぎに振り込みが確認できた,5日に管轄の税務署に連絡が行って6日と7日は休日だから,月曜日の8日に振り込まれたわけだから,銀行での処理等を勘案すると,かなり早かったと判断していいだろう
で,上にあるように15,928円ゲットである,こういう手続きって,いわゆる「お役所仕事」でチンタラやられることも多いのだが,私の住んでる市の税務署は,処理が速いようである,以前,申告方法でわからないことがあって聞きに行った時も,丁寧に説明してくれてとても親切だった
6.おわりに
まとめると,2月17日にe-Taxで申告→3月5日に管轄の税務署へ支払いの連絡→3月8日に通帳に振り込まれた,ということになる,これが全部ネット上で行えるし,なにか証明書等を送る必要もない,お手軽で便利なことこの上無い,e-Taxを利用してない人には,ぜひおすすめしたい