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2022年08月10日

高額な補聴器でも寿命はだいたい5年程度

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1.はじめに
 10年ちょっと前からなのだが,耳の聞こえが悪くなってきた,日常会話で困るほどでは無いのだが,会議の時に離れた位置の発言者の声が聞きとりにくかったり,病院なんかで名前を呼ばれたのを聞き漏らしたりとか,そういうことがしばしば感じられるようになったので,補聴器を新調した


2.補聴器を新調
 当初はオムロンとかニコンなんかが提供している,比較的安価な2〜3万円くらいの補聴器でいいんじゃないかなと思っていたが,補聴器を使用してる知人から,ちゃんとした補聴器専門店で自分の耳の状況に合った補聴器を作成してもらった方が,レベル違いで聞こえがいいよ,と進言された

 で,知人から紹介された個人経営の補聴器専門店に出かけて,耳穴式で右耳用の補聴器を作成してもらうことにした,とにかくいろいろな検査や耳穴の型どりとかもあって,数時間の検査で大変だった,その後10日ほどでオーダーメイドの補聴器ができあがった,支払額は30万円ちょっとだった


3.その後の経緯とトラブル発生
 さすがに30万円だけのことはある,耳穴式だからあまり目立たないし,ノイズキャンセラ−とかイロイロ機能も優れてるし,耳穴にフィットして違和感もない,それでずっと使用してきて,たまにその専門店に出かけて,音質などを調整してもらったりしていた(これはいつでも何回でも無料)

 そうこうしてて,ず〜っと使い続けてきたのだが,最近になって急に聞こえが悪くなってきたのである,通常はボリュームはだいたい60%くらいで使用してたのだが,聞こえが悪いのでボリュームを最大にしてもあまり聞こえがよくならない,どうもなんか補聴器自体に不具合が生じたようである


4.いつもの補聴器専門店に持ち込む
 ということでこの補聴器を作成してもらった専門店に出かけて事情を説明する,いつもの担当の方が対応してくれて「状況見てみますね」と言って,いろいろ検査してくれる,なにやらディスプレイにいろいろ表示されたりしてたが,見ててもわからないのでスマホをいじって時間つぶしをする

 10数分して担当の方が「○○さん,多少はましになったと思いますが,もうこの補聴器はこれが限界ですね,まあ製品の寿命だと思ってください」と言われて,内心「ガ−ン!」である,「えっ,30万円もする補聴器が,もう寿命ってことですか?,普通そんなもんなんですか?」と疑問を呈する


5.補聴器の寿命は5年
 返ってきた答えが「○○さんの補聴器は2011年に作成してますので,今年の2022年で11年目になりますね,補聴器の使用年限は通常5年前後なんですよ,早い人は2年くらいでだめになる人もいますから,○○さんのは11年使用できたと言うだけで驚きですよ」なんて言われて驚くやらなんやら

 作成するときはそんなこと全く聞いて無いんですけど・・・,まあ,だますつもりは無いのでしょうが30万円で5年ですか〜,そうですか〜,これ,私は補聴器作るときには全く知らないというか,認識してなかったのだが,意外と知らない人が多いのではないかと思う,30万で5年だよ!


6.とりあえずの対応策
 ということで,とりあえずぎりぎり可能なまでボリュームを上げてもらったのだが,「もうこれが限界ですね」のお言葉,耳に装着してボリュームを最大にしても,まったく装着しないよりは,多少ましなくらいで,あまり大きくは聞こえない,「これが限度ですかね?」と確認したら

 担当の方が「補聴器って小型化のために非常に構成する部品が微細化してるうえ,耳の中の湿度の高い状態で使用されることが多いため,部品の傷みが早いんですよ」との説明,私の補聴器は片耳で30万円ちょいだったが,50万円くらいの製品を両耳装着してる人とか,どう対応してるんだろう


7.おわりに
 ということで,補聴器は高級だろうがなんだろうが,だいたい5年くらいで使用期限が来てしまうと思っていたほうが良さそうである,最初は信じられなくて補聴器のメーカーのホームページも見たりしたが,そこでも補聴器の使用年限は5年程度と明記してある,う〜ん,今後どうするかちょっと検討中



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