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2022年08月10日

高額な補聴器でも寿命はだいたい5年程度

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1.はじめに
 10年ちょっと前からなのだが,耳の聞こえが悪くなってきた,日常会話で困るほどでは無いのだが,会議の時に離れた位置の発言者の声が聞きとりにくかったり,病院なんかで名前を呼ばれたのを聞き漏らしたりとか,そういうことがしばしば感じられるようになったので,補聴器を新調した


2.補聴器を新調
 当初はオムロンとかニコンなんかが提供している,比較的安価な2〜3万円くらいの補聴器でいいんじゃないかなと思っていたが,補聴器を使用してる知人から,ちゃんとした補聴器専門店で自分の耳の状況に合った補聴器を作成してもらった方が,レベル違いで聞こえがいいよ,と進言された

 で,知人から紹介された個人経営の補聴器専門店に出かけて,耳穴式で右耳用の補聴器を作成してもらうことにした,とにかくいろいろな検査や耳穴の型どりとかもあって,数時間の検査で大変だった,その後10日ほどでオーダーメイドの補聴器ができあがった,支払額は30万円ちょっとだった


3.その後の経緯とトラブル発生
 さすがに30万円だけのことはある,耳穴式だからあまり目立たないし,ノイズキャンセラ−とかイロイロ機能も優れてるし,耳穴にフィットして違和感もない,それでずっと使用してきて,たまにその専門店に出かけて,音質などを調整してもらったりしていた(これはいつでも何回でも無料)

 そうこうしてて,ず〜っと使い続けてきたのだが,最近になって急に聞こえが悪くなってきたのである,通常はボリュームはだいたい60%くらいで使用してたのだが,聞こえが悪いのでボリュームを最大にしてもあまり聞こえがよくならない,どうもなんか補聴器自体に不具合が生じたようである


4.いつもの補聴器専門店に持ち込む
 ということでこの補聴器を作成してもらった専門店に出かけて事情を説明する,いつもの担当の方が対応してくれて「状況見てみますね」と言って,いろいろ検査してくれる,なにやらディスプレイにいろいろ表示されたりしてたが,見ててもわからないのでスマホをいじって時間つぶしをする

 10数分して担当の方が「○○さん,多少はましになったと思いますが,もうこの補聴器はこれが限界ですね,まあ製品の寿命だと思ってください」と言われて,内心「ガ−ン!」である,「えっ,30万円もする補聴器が,もう寿命ってことですか?,普通そんなもんなんですか?」と疑問を呈する


5.補聴器の寿命は5年
 返ってきた答えが「○○さんの補聴器は2011年に作成してますので,今年の2022年で11年目になりますね,補聴器の使用年限は通常5年前後なんですよ,早い人は2年くらいでだめになる人もいますから,○○さんのは11年使用できたと言うだけで驚きですよ」なんて言われて驚くやらなんやら

 作成するときはそんなこと全く聞いて無いんですけど・・・,まあ,だますつもりは無いのでしょうが30万円で5年ですか〜,そうですか〜,これ,私は補聴器作るときには全く知らないというか,認識してなかったのだが,意外と知らない人が多いのではないかと思う,30万で5年だよ!


6.とりあえずの対応策
 ということで,とりあえずぎりぎり可能なまでボリュームを上げてもらったのだが,「もうこれが限界ですね」のお言葉,耳に装着してボリュームを最大にしても,まったく装着しないよりは,多少ましなくらいで,あまり大きくは聞こえない,「これが限度ですかね?」と確認したら

 担当の方が「補聴器って小型化のために非常に構成する部品が微細化してるうえ,耳の中の湿度の高い状態で使用されることが多いため,部品の傷みが早いんですよ」との説明,私の補聴器は片耳で30万円ちょいだったが,50万円くらいの製品を両耳装着してる人とか,どう対応してるんだろう


7.おわりに
 ということで,補聴器は高級だろうがなんだろうが,だいたい5年くらいで使用期限が来てしまうと思っていたほうが良さそうである,最初は信じられなくて補聴器のメーカーのホームページも見たりしたが,そこでも補聴器の使用年限は5年程度と明記してある,う〜ん,今後どうするかちょっと検討中



2021年05月15日

白内障手術後の臨時のメガネは100円ショップのメガネで対応

白内障手術後の臨時のメガネは100円ショップのメガネで十分 (3).jpg

1.はじめに
 前回と前々回,白内障の手術に至った経緯や,実際の手術体験談などを,ちょっとまとめてみたのだが,この手術を行うと視力が変わるので,メガネを使用してる人は視力が安定してからメガネを新調する必要がある,この視力が安定するまでの期間は,間に合わせの臨時的なメガネが必要になる


2.右目の白内障手術後
 両眼とも白内障なので手術が必要と言われ,特に右目の状況が悪かったので,まず右目から手術することになった,右目の手術後,使用してるメガネをかけても右目はまったくぼやけて見えない,ただ左目はそのメガネで日常生活には困らない程度には見えていたのでなんとかなっていたのだが

 左目の手術日が近づいてきて,この状態のまま左目の手術をすると,両目とも使用中のメガネではまったく対応できなくなくなるわけで,これでは日常生活にも支障が生じる,ということで先に手術が済んだ右目の方だけでも,手術後の目の視力にあったレンズに入れ替えてもらうことにした


3.メガネチェーン店に出かける
 メガネチェーン店で,以前作ってもらったメガネで使ってなかったメガネがあったので,フレームはこれを使ってもらうことにして,受付でフレームはこれを使用して,右のレンズだけ手術後の視力に合ったレンズに交換してもらいたいとお願いしたら,それは止めた方がいいと言われてしまった

 視力等の検査をしてくれる担当の方からも,左右のレンズの度数があまりにも違うことになり,(私はかなりひどい近眼な上に老眼も入ってる)まともに見えないですよ,と忠告されるが,左目を手術したら,左右両目ともまともに見えない状況になるわけで,多少の不便はがまんすることにする


4.右目のレンズだけ交換
 普段の生活にも困るような状況は避けたい,見え方等は二の次でいいからと,無理やりゴリ押しして右のレンズだけ交換してもらうことにしたのだが,老眼対応の遠近両用レンズやブルーライトカット等の機能も入れて欲しいと伝えたら,出来上がりに1週間くらいかかります,と言われてガーン!

 1週間もしたら左目の手術が終わって,両目がよく見えない困った状態になってしまう,しょうがないので右目の近視矯正だけをお願いする,その場合だとレンズの在庫があるので,大体1時間くらいで出来上がりますとのこと,それでお願いして,待ち時間で昼食と買い物を済ますことにする


5.出来上がったメガネ
 待ち時間が過ぎたので,ショップに出向く,支払い手続きや保証等の説明の後に,メガネが手渡される,かけてみてどうですか,と問われるが,あたり前だが違和感ありまくりである,左目は古いメガネのレンズなのでよく見えないのはしょうがないが,右目で見た画像もかなり違和感がある

 登りのエスカレータに乗る時など,右目しかよく見えないから,距離感とか高さがわからない,足をどれくらい上げたらいいのか脳が判断できず,ちょっと怖い,まあ,両目の手術後に両目ともぼんやり状態になるより,右目だけでもまともに見えるのだから,慣れればなんとかなるだろうと判断


6.左目の白内障手術後
 その後,左目の手術も終わって,その左目の経過診察の時に,担当の先生に,日常生活で不便になりそうなので,先日メガネの右のレンズだけ入れ替えてもらったのだけど,視力が安定してからちゃんとしたメガネを新調したいと思うが,安定するのにどれくらいかかりますかね,と質問したら

 今後の状況で判断しましょう,それまでは間に合わせのメガネで過ごしてください,100円ショップでメガネ販売してますよね,あれでいいですよ,と言われてびっくりする,眼科の専門医が,低価格メガネチェーン店等をすすめるならまだしも,100円ショップのメガネで十分って言うんだから


7.100円ショップのメガネ
 よく公的機関や銀行などの窓口に,老眼用のメガネが置いてあるが,あのような簡易な,老眼対策用のメガネが,100円ショップで販売されてるのは知っていたのだが,近視用のメガネも販売されてるのは初耳だった,で,近所の100円ショップに出かけて,眼鏡コーナーを探したのが下の画像

白内障手術後の臨時のメガネ.jpg

 左の画像のようにいろんなメガネが並んでいるが,これはほとんどが老眼用のメガネなのである,近視用はというと,右の画像のように−3.0,−4.0,−5.0の3種類しかない,老眼用は数の多さだけでなく度数も+0.5刻みだし,デザインやカラーもイロイロあって,老眼は優遇されてる感アリアリ


8.とりあえず購入
 もっと大きな100円ショップもあるから,そちらに行けば,イロイロあるのかもしれないが,とりあえず購入することにする,眼科の先生から,−3.5くらいの製品買えばいいんじゃないでしょうか,というアドバイスをもらっていたので,四捨五入して−4.0の製品を購入して様子を見ることにした

 しばらく使用してみたのだが,とにかくよく見えることは見えるのだが,どうも矯正しすぎなように感じたので,再度−3.0のものを購入した,試着用が準備されてないのでしょうがない,その−3.0のものが現状ではちょうどよかった,欲張って,より強い度数のメガネを選択したのは間違いだった


9.100円ショップのメガネが意外と有用
 このメガネ,下の画像で分かると思うが,レンズとフレーム部は一体成型である,またフレームとつるを固定するハトメみたいな部品もプラ製である,で,うたい文句が「サビないメタルフリー」っていうんだから,ものは言いようである,多少耐久性に不安はあるが,買い換えても100円だしね

白内障手術後の臨時のメガネは100円ショップのメガネで十分 (4).jpg

 外観は意外とまとも,一見フレームレスメガネに見えないこともない,しかもこのメガネが意外と優れモノなのである,リビングでテレビ見たり車を運転するとかの場合は全く支障がない,老眼は矯正できていないから,手元がぼやけるのはしょうがない,しかし100円でこの性能には驚きである


10.おわりに
 結論である,白内障手術後に,とりあえず間に合わせのメガネが必要な人は,視力が安定するまでは100円ショップのメガネを購入することをお勧めする,個人差もあるだろうから,すべての場合でOKというわけにはいかないとは思うが,試しに購入しても100円である,たいして懐は痛まないだろう


11.関連記事
 白内障手術を受けるまでの長い道のりの体験談→こちら
 白内障手術(日帰り手術)の体験談→こちら



2021年05月10日

白内障手術(日帰り手術)の体験談

白内障手術(日帰り手術)の体験談 (1).JPG

1.はじめに
 前回,白内障手術にたどり着くまでの経緯を紹介したが,今回は私が実際に体験した白内障手術についてまとめてみた,これはあくまで私の体験談であり,手術の細かな点は白内障の程度にもよるだろうし,病院や医師の方針による違いもあるだろうから,あくまで一事例として見ていただきたい


2.手術前の事前の検査
 実際に手術を行う前に手術が可能かどうか,いろんな検査がある,目に関する各種検査はもちろんだが,そのほかに血液採取して生化学的検査,心電図測定,レントゲン撮影等がある,さらに血圧,血中酸素濃度,体温等に関しても検査・測定される,これらのデータをもとに医師の診察がある

 その診察の際に医師から,手術によって期待される効果や,逆に手術自体のリスクや合併症等の発症の恐れなどに関しての説明がある,特に強調されたのは手術したからと言って,必ずしも期待した視力が得られるわけではないということだった,トラブった時の病院側のリスク回避もあるのだろう


3.手術日になった
 私の通った総合病院の眼科は,曜日で若干変わるのだが,午前中は診察がメインで午後からは手術というパターンが多かった,手術の予定日になったので指示された時刻の午前12時に眼科に到着,ここでもまた目の検査や血圧,体温,酸素濃度等が測定される,さらに30分置きに目薬をさされる

 手術の予定時間は午後2時なのだが,午後1時30分ころから点滴開始である,左腕の親指の付け根から10cmくらい上の側面に針を刺されるのだが,ちょっと痛い,通常の静脈注射を打つ場合は腕の内側の中央部の太い血管だが,ここに点滴針を挿したら腕が曲げられなくなるから,これはしょうがない 


4.手術室へ
 手術予定時刻の午後2時が近づいてきたので,車いすに乗せられて手術室へ向かう,この時も点滴は着けたままである,だいぶ昔だが,別な手術の時に移動用ベッドに乗せられて,手術室へ向かう時,天井の蛍光灯が次々に後ろへ流れていく様子を,まるで映画みたいだなぁと見ていたのを思い出す

 今回は車いすだから,窓から庭の木々が見えたりするのだが,瞳孔が開く目薬の影響で,まぶしくてよく見えない,こりゃまぶしいわって呟いたら,車いすを押してくれてる看護師さんが,今日は特に快晴ですしね,と返してくれた,緊張してる身からすればこういうやさしい声かけはありがたい


5.手術室へ到着
 ドアを3つ通過してクリーンルームみたいな手術室に入る,名前等を確認される,ヘアキャップをかぶせられて,手術台に腰かけるように促される,腰かけたら,椅子を倒しますねと言われ,体はほぼ水平になった,手術前の準備が始まり,消毒液や麻酔薬だろうか,いろいろな液体を目に注がれる

 手術する目の部分だけが開いた覆いを顔全体にかぶせられ,目を閉じないように瞼が固定される,さらに目玉の部分になにか透明な薄いフィルムのようなものが張られる,これでは瞬きができないが,なんか薬液をたらされたりして,目は常にうるおった状態に保たれているので,特に支障は無い


6.手術開始
 ほかにも胸とお腹の部分に心電図の電極を張り付けたり,右腕には血圧計,左の人差し指には,パルスオキシメーターを装着,よくドラマなんかで液晶モニターにピコン・ピコンとグラフが流れる病室なんかの場面が映るが,たぶんあのような装置につながってるんだろうが自分からは見えない

 これで,手術前の準備完了である,執刀医の先生が,ただいまから白内障手術を開始しますと宣言して手術が始まった,なんか手術前は目の前でメスやら針がウロウロするのが見えたりするのかな,そうだとすると怖いな,なんて思っていたのだが,全くの杞憂であった,なんにも見えないのである


7.手術中
 手術が開始されると部屋は消灯されてしまうし,手術する目には作業するために照明が当てられるのだが,この照明がものすごく明るい光で,見ようと思っても何も見えない,おまけに目にはしょっちゅう液体が注がれているので,水中から見てるのと同様に目の前の画像は常にユラユラ揺れている

 目の前でなにか動いてる気配はあるのだが,何がどうなってるのか全く分からない,ただ,たぶん濁った水晶体を超音波で破砕・吸引するときだろう,ギュイーンとかいうような機械の動作音と共に,多少目に圧迫を感じる,その際も何かされてるなという程度のもので,痛みとかは全然感じない


8.手術終了
 そのギュイーンという水晶体の除去作業が終わったあたりで,執刀医の先生だと思うが,レンズ準備してという声が聞こえてきたので,あっ,これから眼内レンズ入れるんだなと分かった,ただこの場合もなんか目の前でごそごそやられているのを感じるだけで,違和感等はまったく感じなかった

 眼内レンズを入れた後に,また何か薬液を入れられたように思うが,この辺は記憶がちょっと曖昧である,部屋の照明が戻って術後の処置がいろいろ行われたのち眼帯を装着したら手術終了である,測定器具等を外し,手術台がベッド状態から椅子状態に戻る,その後,車いすへの移動を促された


9.回復室へ移動
 車いすへ移動するとき,メガネが無いのでよく見えないうえに,手術した目は眼帯で全く見えない,立ち上がった時,平衡感覚がおかしく感じてよろけてしまった,なるほど車いすで行き来するわけである,手術室から出たところで執刀医と担当の看護師の方が,お疲れ様でしたと挨拶してくれた

 まあ,ちょっした気遣いであるが,手術前からずっと続いてた緊張感が多少はほぐれたので,ありがたかった,来た時の看護師の人がまた車いすを押してくれて回復室に向かう,ここで1時間程度様子を見てから,特に異常が無ければ帰宅という段取りになる,この状態でも点滴はまだ装着したままである


10.回復室で安静
 回復室といっても,なにか特段の環境が準備されてるわけではない,ずらっとベッドが並んでいて,そのベッドに寝ているだけ,なんか新生児室に赤ちゃんがずらっと並んでいるみたいで,ちょっと笑えてしまう,20〜30分置きに看護師の方がやってきて,血圧,体温,酸素濃度等を測定していく

 3回目の測定が終わって,数値を報告しているのが聞こえてきた,帰宅OKかなと期待してたら,看護師の方が,先生の許可が出ましての帰宅されていいですよ,と言って点滴を外す作業をしてくれた,その時の時刻が,ちょうど午後3時30分だった,また,明日眼帯を外すので来院するように言われた


11.手術時間は非常に短い
 いろいろな検査に併せて,術前・術後の処置等があるから,病院にお昼ちょうどに着いてから,帰宅を許可された午後3時30分まで,トータルで3時間30分かかったわけである,そのうち手術室にいたのはだいたい30分くらい,実際に目になにかされてる時間はせいぜい15分くらいだったと思う

 当日は眼帯を付けたまま帰宅して,お風呂もシャワーもダメである,アルコールも2週間程度は控えるように言われた,翌日も出かけて眼帯を外してもらい,イロイロな検査があったが,特に問題なく一安心である,その後1週間程して再度の検査も問題は無く,これで一応手術自体は完了である


12.手術の効果
 手術翌日に眼帯を外した直後は,光がとてもまぶしくて,太陽光の下を歩くときは目をしかめないとまともに歩けないような状況だった,マジでこりゃサングラスが必要だなと思ったのだが,しばらくしたら目が慣れてきたのか,脳が瞳孔の調整に慣れてきたのか,まぶしさは感じなくなった

 見え方に関しては,目の前50cmくらいは裸眼で焦点が合うようになった,また色合いについて,これまで,ややクリームがかって見えていた液晶ディスプレイの画面とかコピー用紙などが,真っ白に見えるのである,例えていえば昼白色の蛍光灯から昼光色の蛍光灯に変えたような雰囲気である


13.その他補足
 手術の4日前からレボフロキサシン(なんとこれファイザー社製)という抗菌薬(点眼薬)を,朝,昼,夜,就寝前の4回点眼しなければならなかった,また手術後は,前述のレボフロキサシンに加え,リンデロンという炎症抑制薬を,同じく1日4回点眼しなければならなかった,これが結構面倒である

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 希望すれば2泊3日とかの入院手術が可能な病院も多い,また,金額的には,私の日帰り手術の場合片方の目で41,180円(上図),いろいろ前後の検査等を加えるとトータル53,000円くらい,両目だと11万円弱ということになる,なお手術後に目の状態が安定したら,メガネは新調する必要がある


14.おわりに
 なんか眼球を少々切開して水晶体を吸い出してから,そこに人工のレンズを入れると聞くと,少々しり込みするような手術である,私も手術前は,はっきり言って「怖いなぁ」という感情が先行していたのだが,まったく痛みや不快感等はなく,もっと早くやっておけばよかったと思った次第である


15.関連記事
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2021年05月07日

白内障手術を受けるまでの長い道のりの体験談

白内障手術.jpg

1.はじめに
 最近,両目の白内障手術を受けたのだが,実際の手術にたどり着くまで,かなり時間がかかってしまった,私の状況認識の甘さもあったのだが,今後白内障手術を考えているような人にとって,多少は役立つのではないかと思うので,自身の備忘録もかねて,一連の経緯をまとめておこうと思う

 
2.初めに眼鏡専門店に出向く
 4年ほど前に専門店で作ってもらったメガネがだんだん見えにくくなってきたので,2019年の11月初めに,その専門店に出かけて視力検査してもらった,左目は少し近視が進行している程度だったのだが,右目はかなり視力が落ちていて,メガネを作り直した方がいいですねということになった

 この時,フレームはそのままで,レンズだけ交換することも可能ですよ,と提案されたのだが,古いメガネは予備として取り置くことにして,新しく作成してもらうことにした,いろいろ検査したり,フレームを選んだり,けっこう時間がかかる,代金は端数をおまけしてもらいジャスト10万円也


3.右目の不具合を指摘される
 このメガネ作成時に右目の視力はかなり落ちているので,メガネだけで良好な視力を得るのは少々無理があると言われたのだが,とりあえず車の免許更新時の視力検査が通ればいいというレベルで作成してもらうことにした,ただし左右の矯正視力に差が生じるので違和感が出るかもと言われた

 それはしょうがないので納得の上で作成を依頼したのだが,担当の方から,特に右目は一度専門の眼科で診てもらった方がいいですよと助言をもらった,その時は,とりあえず日常生活や車の運転等に支障がなければいいし,まあそのうち時期を見て眼科に行きましょうくらいに軽く考えていた


4.その後の展開と新型コロナウイルス発生
 数日後,出来上がったメガネを装着してみたら,左右の見え方に若干の違和感がある,特に細かい作業とかしない限り,大きな不都合は無いように感じたので,これで良しとした,この時も早めに眼科に行った方がいいと勧められたが,年末も近かったので年明けに行けばいいかなと問題を先送り

 で,年が明けて2020年になったら,前年末から日本でも話題になっていた新型コロナウイルスが,わが県でも感染例が報告されるようになってきたのである,当初は人口の多い県庁所在地の市で感染者がチラホラという感じだったが,同市の夜の街でクラスターが発生してから急激に感染が広がった


5.新型コロナウイルスが怖い
 2〜3月になると,わが市でも観光客からの感染だと思われるが,ホテル関係や飲食店等の従業員の方々に次々と感染者が出てきた,さらに最悪なことに,市内のとある総合病院でクラスターが発生,この病院は老人保健施設等も複数運営してるため,かなり大規模なクラスターに発展してしまった

 そのため一番感染者数の多い県庁所在地の市に次ぐ感染者数である,人口比で言えば県内ダントツの1位になってしまい,市内はちょっとしたパニック状態,こういう状況で病院(眼科)の外来とか,とてもじゃないが行く気がしない,春になり気温が上がれば収まるかもと時間を置くことにする


6.その後も視力低下
 暖かくなってきたらインフルエンザのように,収束していくだろうとろうと言われていたので,事態が好転するのを待っていたのだが,好転どころか,その後,国から「緊急事態宣言(1回目)」が発出されるし,日常生活のための買い物等も不安になるような状況で,病院に行くような気にならない

 そのうち,そのうちと思ってるうちに,夏も過ぎ秋冬も過ぎ,もうこのころになると右目の視力はかなり衰えてきて,車の運転にも支障が出るようなレベルになってしまった,ネットでイロイロ調べてみると,これはどうも近視とか遠視とかの状況ではなく,あきらかに白内障の症状と思われた


7.2020年12月4日に意を決して眼科へ
 最初に眼鏡専門店を訪問してから1年以上経過してしまったが,市内でのコロナ感染は収まってきたので,意を決して眼科に出向くことにした,市内にはそこそこの規模の眼科専門の病院もあるのだが,まわりの評判等も参考に,市内で一番大きな総合病院の眼科に,午前の開院に合わせて出向いた

 初診なのでまず総合案内の受付で,眼科受診の希望を伝えて診察券を発行してもらう,その後受付票なるものをもらって,眼科にその初診の受付票を提出する,この段階で看護師の方から予約なしの初診なので,待ち時間が3時間以上になることもありますと言われて,びっくりするやら疲れるやら


8.検査・診察の結果から手術決定
 結局1時間ほど待たされた後にイロイロ目の検査をされて,その後医師の診察があり,開口一番,両眼とも白内障なので,手術しか解決策は無い,という意味のことを告げられる,手術するかしないか問われたので,即答で,手術お願いしますと返事,その場で手術前検査日が12月21日に決まった

 その12月21日には血液検査や心電図等の検査があって,診察の結果,手術可能となり,医師から手術日の希望を聞かれたので,なるべく早い方がいいと返答,早くて空いてるのは2021年の1月4日と言われる,正月早々だが承諾する,で,右目が1月4日,左目が1月18日に手術ということになった


9.右目の手術日の1月4日
 年が開けて2021年の1月4日である,予定の12時に着いたら,すぐに所定の検査をされたのだが,この時,血圧が異常に高く(上:188,下:107)出てしまい,ちょっとヤバイ感じ,以前からかかりつけ医から,高めの血圧を指摘されていたのだが,それでも高くても上が150程度だった

 自分でも日常的に血圧は測っているが,通常は上:130,下:80くらいである,白衣高血圧の気があるので病院に行くと通常より10〜20くらい高くなるのが普通なのだが,手術前で緊張気味とはいえ,190近くもあるのは異常である,なんかここの血圧計は壊れてるんじゃないかとも思ってしまう


10.手術は延期になってしまった
 その後,医師の診察があったのだが,血圧が高すぎるので,本日このまま手術をすると,手術中に眼球内で出血する恐れがあったり,重篤な視覚障害が残る原因にもなりかねないので,手術は延期しましょうと言われてしまった,ガーン!である,この日に備えて事前にイロイロ準備してきたのに・・・

 次は3月1日に検査しますので,それまでにかかりつけ医に相談されて血圧対策してくださいと言われた,で,病院を出てその足で,かかりつけ医に相談に行ったら,これで様子を見ましょうと降圧剤を処方してくれた,この降圧剤を飲み続けたら,1ヶ月ほどで上:120,下:75位で安定してきた


11.再検査で手術日を再設定
 3月1日になったので眼科へ行って検査してもらったら,特に血圧等も問題無く,再度4月2日に手術前の検査を行うことになった,この手術前の検査,前述したように血液検査や心電図等の検査があるのだが,大体1万円くらいかかる,前回の検査から時間が経ってるから再検査なのだが,出費が痛い

 4月2日になり,またいろいろ検査される,今回は特に問題は無かったので,右目の手術日を4月13日に,左目の手術を4月27日に行いましょうということになった,ちなみにこの検査の日は朝食は食べられないし,検査項目も多いので,朝一で出かけても,帰れるのはお昼すぎになり,すごく疲れる


12.やっと両眼の手術が終了
 4月13日に右目を手術,翌週の4月19日に経過診察,4月27日に左目を手術,GW明けの5月6日に経過診察で,いずれも特に問題は無く,とりあえず今回の白内障手術自体は無事に終了した,次は1ヶ月後にまた検査があるのだが,それまで処方された抗炎症の目薬をさし続ける必要がある

 なお,この白内障手術,希望する人(特に高齢者)が多くなってきており,人気のある病院は,手術まで数か月とか半年とか待たされることもあるそうである,私も最初の予定日(1月4日)がキャンセルになって,次は4月13日だったから,諸々の事情はあったが,3ヵ月以上待たされたことになる


13.おわりに
 新型コロナウイルスの蔓延があったとはいえ,車の運転に支障が出る状況まで,眼科へ出向くのを押しやっていた自分が悪いのだが,こんな状況になる前に,視力に異変を感じたら,早めに手を打った方がいい,手術を行うにしても悪化してからでは,日常生活にもかなり不便をこうむることになる


14.関連記事
 白内障手術後の臨時のメガネは100円ショップのメガネで対応→こちら
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2019年11月06日

外側大腿皮神経痛がなんとか自然に直った

外側大腿皮神経痛.jpg

1.はじめに
 2ヶ月くらい前に,右足の大腿部の外側がチリチリと痛むようになった,最初はなんか寝違えてしまったのかな,なんて感じで,まったく気にしてなかったのだが,その後だんだん傷みが強くなってきたので,市販のシップ薬を張ったり,炎症防止の塗り薬をヌリヌリしたりしてたのだが・・・


2.外側大腿皮神経痛と思われる痛み
 それにもかかわらず痛みがひどくなるのである,最初は大腿部の外側だけだったが,痛む場所が拡散していき,右足のあちこちで痛むようになってきた,これはちょっとまずいなと,ネットで症状を検索してみたところ,素人判断ではあるが,どうも外側大腿皮神経痛というのに該当するようだ 

 その外側大腿皮神経痛が起こる原因をみると,ぴっちりしたジーンズやきつめのベルトとか,女性ならガードルなどで,大腿部の神経が圧迫されて痛みが生じるというようなことが書いてある,ただ私の場合は,このような例は該当しないというか,大腿部を圧迫するような状況はまったく無い


3.外側大腿皮神経痛の症状悪化
 整形外科とかの病院に行けば,即座に解決するのかもしれないが,状況次第では手術を行うことになるとかの記載もあって,ただでさえ病院嫌いな私としては,ちょっとビビッてしまう,その後も症状はどんどんひどくなり,朝起きたときベッドから起きるのも苦労するようになってしまった

 さらにかがんだり,腰を落とすような動作ができなくなり,風呂上がりに下半身を拭くとか,なにか落ちた物を拾うとかもできなくなった,その上,傷む場所が足の部分だけでなく,おしりとか腰の周りなんかにも及んできて,日常生活にかなり支障がでるようになってしまった


4.外側大腿皮神経痛で病院行きを決心
 体の右側面のあちこちがビリビリと痛くなってきて,座り姿勢から立ち上がったりするときなど「ズッキーン!」と激痛が走り,思わず「あいたたぁ!」と声が出てしまうくらいに痛みがひどくなってきた,さらに車のアクセルやブレーキ操作もやばいというより危険な状態になってしまった

 これはもう相当にとてつもなくひどい状態だと観念して病院に行くことを決心する,とりあえず近場の病院や,どういう検査があるのか,どういう処置がされるのか,事前に情報を仕入れておこうと,またまたネットでイロイロ検索して,情報を読んでいたところ,なんか新しい情報を目にした


5.外側大腿皮神経痛の原因発見
 その情報だが,良くない姿勢が神経を圧迫しても起こるという記事が目に付いた,ここで「それじゃないか」と,思いあたることがあったのである,このようになるちょっと前から,パソコンじゃなくてスマホを利用する時間が,増えたのである,そのスマホを利用するときの姿勢が下の図のとおり

外側大腿皮神経痛 (1).jpg

 いやはや,行儀が悪くて申し訳ないのだが,こんな格好で@のつま先で机のヘリを押して,ロッキングチェアみたいに,Aの背もたれをユラユラしながらスマホでイロイロ操作したり,暇つぶししていたのである,むちゃくちゃだが,食事以外の時間,ほとんどこういう状況で過ごしていた日もある


6.パソコンからスマホへ
 長い文章書いたりエクセルでデータ整理したり画像をいじったりとかは,通常はパソコンで行っているし,GyaoやYouTubeの動画閲覧なんかもパソコンがメインだったのだが,ある日,停電があったとき,暇つぶしにスマホいじってたら,これがもう超絶便利なことに今更ながら気づいた

 特にパソコンを立ち上げるほどでもないようなネットサーフィンというか暇つぶしには,圧倒的にスマホ利用が増えたのである,で,そのスマホ利用は前述したような,とても健康的とは言えない,悪い姿勢での利用である,考えて見れば,こんな姿勢を長時間続けたらトラブルが起きない訳がない

 
7.外側大腿皮神経痛からの脱却
 たぶん,このへんてこな悪い姿勢が原因だろうと踏んで,それを止めてみた,最初は全然なんにも変化は無かったが,1週間から10日ほど経ったら,だいぶ右足の痛みが軽減されてきた,こりゃ良いかもとパソコンやスマホ使うときは,とにかく姿勢に注意して,体に変な負荷をかけないように注意した

 変な姿勢をやめて2週間くらいで,極端な激痛が走るようなことは無くなり,日常生活に支障が無いくらいまで回復した,その後も痛みのある部分にシップを張ったりしていたのだが,だんだんそれも必要なくなり,まじめな姿勢に戻してから,1ヶ月くらいで回復し,もとの正常な状態に戻った 


8.おわりに
 外側大腿皮神経痛って文字見ただけでも「神経」の「痛み」なわけで,とても痛い,日常生活に支障を来すほど痛い,病院に行くのがさほど抵抗ない人は,さっさと病院に行った方がいい,病院嫌いの人はとにかく,大腿部の神経を圧迫してる要因が,衣類や姿勢とか,なにかないか徹底的に検証すべし







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