むーさんの負けてたまるか

ー思いやりー
これほど難しいことは
無いのいかもしれません
病気をしてから
この想いに対しての
感じ方がもの凄く
変わりました

今は違いますが
病気と後遺症の
真っ只中に居た頃の
お話なんです

あたしは時々ですか
ダイレクトメッセージで
現役のリハビラーさんや
そのご家族の方から
相談を頂きます
そんな方に対しての
あたしの想いと言うことで
理解をして欲しいと思います


ー思いやりー
そのころのあたしは
とても言い難いのですが
時にはウザいとさえ
思うことがありました
大きなお世話なんだよ！
と思ってしまうのです
脳卒中で後遺症を負い
それがいかなる理由にせよ
我が身の不幸を呪いました
何でだよ！
何で俺なんだよ！
こんなはずじゃないだろ！
そこにかけれらる
思いやりが
時として自分を
本当に哀れな人に
確定させるのです


あたしは根っからの
かっこつけの
バカ野郎でしたし
強がりもありました
かっこもつけれない野郎は
男じゃないとさえあたしは
本当に思ってました

思いやりは美しすぎる
のかもしれません
思ってくれる人は
きっと無垢の気持ちで
思ってくれます
本当に嬉しいし
ありがたいです
実際、涙が出るくらい
嬉しかったです


でも、それが当時の
あたしには逆に
重かったのかも
しれかません

普通じゃなくとも
普通に扱って欲しい
単なる我儘
だったのでしょう


こんな厚かましいことを
書く人も少ないので
反感も当然あるでしょうが
あたしはそう思います
あえて書くことにします

繰返しますが
思いやりは
当たり前に尊いし
ありがたいに
決まってます
人間の素晴らしい
想いです


でも時にはそれが障壁に
成ることもあるように
経験してどうしても思うのです
どこか甘える自分が
見え隠れしました

あたしは皮肉れ者ですから
そう思うのかもしれません
あたし自身も思いやりの中で
復活したくせにどこか釈然と
しなかったのです
長い間、心の奥そこに
隠してきましたが
今日は吐き出すことにします
本当にアホな
脳卒中オヤジの戯言です
勘弁してください


病気の真っ最中の人は
こんなおかしな
言えば普通じゃない
不思議な思い考えを
する事もあるんです

身体も動かず
優しさと思いやりに
包まれすぎて
心も麻痺していた
のかもですね
なんせ考える時間が
多すぎるのですから (笑)


考えてみれば
こんなことは病気だけじゃ
ありませんよね
日々の生活の中に普通に
ありますよね
思いやる形は本当に
難しいです
いたわりと同情の
その隙間にある気持ちは
発する方も受ける方も
紙一重かもです




まだ続きます