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2018年09月26日
その167 あたしの原風景
ブログを初めて意外に
同年代の方や先輩さんが
多いんだな〜と思いました
少々驚きました
昨晩いつものように
少年時代を聞きながら
ウイスキーを飲んでると
いきなり薄っすらとした
記憶が蘇りました
酔っぱらっていたのかな?
陽水は大好きだから何度でも♪
その事を書きたくなりました
きっと人それぞれでしょうし
年代や地域で違うでしょう
たまにはそんな幼き日に
タイムスリップするのも
いいものですよ
みなさんのお話もいつか
是非聞いてみたいものです
あたしのお話は昭和40年代
始めの頃のお話です
あたしは小学前でした
富山県高岡市の伏木(ふしき)
と言う港町に住んでいました
坂の横に沿って建てられた
細長い家でした
トイレも当然汲み取りで
井戸もあり薪で炊くカマドも
家にはありました
記憶にちゃんとあります
今は少なくなりましたが
富山の冬は湿った雪が
多く降り積ります
名古屋から富山に向かう道
とても断片的なのですが
その頃の記憶はなぜか
最初に雪が積もった
朝の日の事なんです
いつもその光景を
思い出します
窓のスリガラスの向こうに
(サッシではありませんよ)
見える色が白に染まると
「あ!雪だ!」
直ぐに飛び起きて
外へまっしぐら
大喜びの元気な
あたしがいました
もう50年も経つのに
まるで昨日の様に
思い出します
以前に書いた
色褪せぬ一瞬そのものです
何をして遊んだのか
誰と遊んだのか
もうさだかじゃありません
ただただ雪が嬉しかったのです
そして必ず心に広がる風景は
雪の中を煙を吐いて走る
真っ黒で大きい機関車です
おばあちゃんと手をつなぎ
見ていたことです
のどかな時は春も同じです
空の遥か高みで鳶が
甲高い声で鳴きながら
滑空していることが
普通のことでした
空の突き抜けた高さと
澄み切った空気の匂い
そして空の濃い青さが
忘れられません
夏の昼下がりには
近所の子供があつまり
男の子も女の子も一緒に
となわを食べます
となわとは富山の方言で
とうころしの事を言います
どのお家だったのか
誰が出してくれたのか
覚えてはいませんが
何か普通によく食べてた
そんな気がします
どの家の子も皆んな等しく
我が子だったかもしれません
それが普通だったのでしょう
蝉しぐれがひぐらしに変わっても
神社の裏で遊んでいたあの頃は
きっと時間が止まっていたのかも
しれません
トトロの世界は
至って普通の景色であり
トトロ自体もきっと
居たのだと思います
子供にしか見えない世界は
確実にあったー
そんな時代の様な気がします
秋になると米どころの富山は
見事な田園風景が当たり前の
ようにそこにありました
緑の絨毯の上を風が吹き渡り
あたかもそれは風の道です
あたしの心のカメラは
その光景を何枚も何枚も
シャッターを押しています
幼き日の思い出は
どこかへ旅行したことや
何かを買って貰ったことより
日々の何気無い本当に些細で
どうでも良いような事
ばかりです
あたしの原風景は
沢山あります
その中で一番大事なのは
大好きなおばあちゃんと
優しいおじいちゃんの
布団の間に弟と一緒に寝てた
玄関の先の奥の部屋の
吊られた蚊帳の中にあります
(画像はお借りしました)
何とも言えない安らぎと
愛おしさが今でも
胸に沁みます
泣きそうな
気持ちになります
ハハハ (笑)
みなさんも
時にはどうぞ
タイムスリップして
心の旅を楽しんで
みてくださいね
そして
いつの日か
お話してくださいね
まだ続きます
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8/28NEW!!むーさん 写真の館
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●中性脂肪君を倒した その話
●Windowsが起動しないその話
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