このツールの上位版である、「MMLコンパイラ(通常版)Ver.1.1」を2024年3月26日に公開しています。 |
ツール | 5 | 製作年 | 1990〜2023年 |
タイトル | 『 MML COMPILER Ver.2.0 』 | ||
対応機種 | MSX1、MSX2、MSX2+、MSXturboR | ||
ダウンロード | リンク先へ |
『基本操作』
プログラムを「LIST」表示します。
プログラム最初にあるDATA行部に、作成したMMLをパート毎に登録してください。
登録が終わったら「RUN」実行。
BGMデータを書き出すファイル名(デフォルト:「MML」)と、データの先頭アドレス(デフォルト:「&HC000」)を入力して下さい。
「Now Compile…」と表示されコンパイルが開始します。
コンパイルが完了したら「Complete」のメッセージと、BGMデータの開始と終了アドレスが表示されプログラムが終了します。
BGMデータは1パートに付き1ファイルとなります。
例えばA、Bパート2重奏のBGMの場合、A、BパートMML打ち込みが終わったら、まずBパートをコメントで潰して、Aパートのみでコンパイルし、次にAパートをコメントで潰して、Bパートのみでコンパイルします。
オールBASICですので、MMLデータの大きさによっては、完了までに時間を要します。
『追加機能』
デフォルト(RENUMしていない)の状態で「GOTO 1450」実行で演奏開始。(オクターブ上下(<、>)を使っている場合はエラーとなります。)
「GOTO 1380」実行でDATAリスト表示。(BGMデータを別ファイルにせず、プログラム本文に組み込む場合は、この機能をご利用下さい。)
『簡易MML仕様』
【書式例】
C+4
D
A-2.
F.
【音階】
C | D | E | F | G | A | B |
ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
【半音】
半音下げる時は「-」、半音上げる時は「+」を音階に付けます。
【長さ】
全音符を「1」として、64分音符「64」まで使えます。
音階に付けます。
デフォルトの長さなら付ける必要なし。
【付点音符】
長さにピリオド「.」を付けると付点音符となり長さを半分伸ばします。
(4分音符に付けると、4分音符+8分音符になる。)
2段階まで可。(「..」4分音符+8分音符+16分音符)
【コマンド一覧】
T(テンポ)やV(ボリューム)、S、M(エンベロープ)は使えません。
コマンド | 意味 | ||
O | オクターブを設定する。(1〜8)【例】O2 | ||
> | オクターブを1上げる。 | ||
< | オクターブを1下げる。 | ||
L | デフォルトの音の長さを設定する。(【長さ】参照)【例】L4 | ||
R | 休符。(【長さ】、【長さ延長】参照)【例】R4. |
【作成ファイルレイアウト】
1音(3バイト) | 2音(3バイト) | ... | 最後 | ||||
音程下位8ビット | 音程上位8ビット | 長さ | 音程下位8ビット | 音程上位8ビット | 長さ | ... | FF |