地震保険15％値上げへ＝震災踏まえ来年実施
時事通信 2月18日(月)19時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130218-00000119-jij-bus_all
地震保険は逆選択が起きる典型的な保険である。
だからこそ、政府保険で民間保険会社は儲からない保険なので、しぶしぶやっている。
値上げということだが、これはなぜ、値上げかというと、津波が嘗て襲った場所に、流されても仕方のない木造住宅を建ててしまったことに起因する。
そうして保険を払ってしまったから、次からは厳しくという構図。
この仕組み自体はそのとおりなのではあるが、次の世代は掛け金が上がる＝実質的損得勘定からはまるまる年金がもらえず減額されるということに等しい。
今回保険金をもらった人も引き続き保険に入るとするとねがり分の保険金も払うことになるが、果たして、余命何年という事になった段階で払うだろうか？
政府保険という性格からも、少なくとも保険金をかつて受け取った人（全壊に限定してもよい）は、資産である建物をもっている限りに置いては、地震保険、もしくは共済には必ず入るように義務付け（さらに差額分は将来に向けて払っていくような仕組み）をできないか？と感じるところ。
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