しかも、Amazonプライムユーザーの私で、アニメ版は見ている私もこの映画、知らなかった。
宣伝に問題があったのではないかとも思う。
そもそもAmazonでの実写版、推しの子もこの記事で知ったほど。
Yahoo!より、
なぜ映画【推しの子】は苦戦しているのか。日本における動画配信サービスの影響力の現在地
徳力基彦noteプロデューサー/ブロガー
1/11(土) 6:01
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/644d35ee3d57e324b566749a395d0b0e7177b102
記事より、
昨年の年末に公開された映画の中で、事前の予想を大きく裏切る結果になっている作品の一つとしてあげられるのが映画【推しの子】-The Final Act- でしょう。
映画【推しの子】は、配信ドラマと映画を連動させたAmazonと東映の共同実写化プロジェクトとして、発表のタイミングから大きな話題となりました。
「推しの子」といえば、マンガもアニメも大ヒットし、アニメの主題歌であるYOASOBIの「アイドル」は各種音楽チャートを席巻したほどで、当然実写版への注目度もかなり高く、興行収入への期待も大きかったはずです。
ただ、昨年末の12月20日に映画【推しの子】が公開された初週の週末興行収入は週末興収1億3500万円で7位に留まる結果になり、その後も残念ながらランキングを下げ続ける結果になってしまっているのです。
実はこの結果に、現在の日本における動画配信サービスと地上波ドラマの力関係が垣間見えると言えます。
評価が非常に高かったドラマ【推しの子】
実写版【推しの子】については、制作が発表されたタイミングでは一部のファンからも実写化に対して批判の声が上がっていることでメディアで報道されたため、評判が悪いと誤解されている方も少なくないようです。
ただ、実は実際にAmazon Prime Videoで配信されたドラマ【推しの子】は、視聴したファンからは高い評価を受けており、間違いなくマンガやアニメの実写化プロジェクトの成功事例の一つとして記憶されることになる作品と言えます。
特に一度オファーを断ったものの、スタッフの熱意に動かされアイ役を引き受けることになったと報道されている齋藤飛鳥さんを筆頭に、俳優陣は見事にそれぞれの役を演じきっており、アニメより高い評価をしているファンも少なくないのです。
その証拠に、ドラマ【推しの子】は日本のAmazonオリジナル作品における配信後30日間の国内視聴数の歴代1位の記録を更新。
Amazonオリジナルの日本における最大のヒット作品として、名前を残すことになっているわけです。
さらに、ドラマ【推しの子】の劇中に登場するアイドルグループB小町が、ミュージックステーションでパフォーマンスを行うなど、話題作りも様々に実施できていたと言えます。
これはシンプルに日本における配信サービスの普及率の低さが影響していると考えられます。
しかも、日本はまだそれほど動画配信サービスの普及率が高くありません。
昨年はNetflixが日本でも1000万契約を突破していることを発表し、大きな話題になりましたが、1000万契約といっても、世帯普及率でいえばまだ20%程度の数値になります。
一方、アメリカの普及率は60%にも達すると言われており、まだまだ大きな差があるのです。
コメント
映画【推しの子】の苦戦は、日本における動画配信サービスの影響力がまだ成熟していない状況を象徴していると感じます。Amazonオリジナルのドラマ版が大きな成功を収めた一方で、映画版の興行成績が伸び悩んでいる点は、マーケティング戦略や配信サービスの普及率に課題があると言えるでしょう。
特に、日本では地上波テレビの影響力が依然として強く、動画配信サービスの普及率が約20%に留まる中で、映画のプロモーションが従来型の宣伝方法と十分に連携できていなかった可能性があります。また、多くの人が映画の存在自体を認知していなかったことを考えると、宣伝の幅が限られていたのではないでしょうか。
「推しの子」という人気コンテンツを基にしたプロジェクトが期待されていただけに、この結果は惜しいものです。今後、配信サービスと従来の宣伝手法を効果的に組み合わせたアプローチが求められるでしょう。
Comment (English)
The struggles faced by the Oshi no Ko movie highlight the evolving but still underdeveloped influence of video streaming services in Japan. While the Amazon Original drama series achieved record-breaking success, the movie adaptation’s lackluster box office performance suggests there were challenges in marketing strategies and the reach of streaming platforms.
In Japan, terrestrial television remains dominant, and video streaming services only have around a 20% penetration rate. This low adoption, coupled with insufficient integration of traditional advertising strategies, likely contributed to the movie’s limited visibility. Many potential viewers appear to have been unaware of its release, reflecting a gap in promotional efforts.
Given the high expectations surrounding a well-loved franchise like Oshi no Ko, the movie's reception underscores the need for more cohesive promotional strategies that bridge streaming services and conventional media. This approach could prove crucial for maximizing the success of similar projects in the future.
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image