フライトレコーダーが回収されたにも関わらず、肝心な胴体着陸から爆発までの間の記録がないという。
あり得ない話。
これが本当であれば、それだけ整備不良があったということだ。
真実が明らかになるまで相当な期間がかかりそうだ。
Yahoo!より、
韓国・事故の旅客機レコーダー、4分前から記録が保存されず…原因調査中
1/11(土) 15:22配信
KOREA WAVE
https://news.yahoo.co.jp/articles/43d3e70998e7677827a24c6dda70d7bcc18281a9
記事より、
【01月11日 KOREA WAVE】韓国・航空鉄道事故調査委員会(事故調)は11日、済州航空事故機のフライトデータレコーダー(FDR)とコックピットボイスレコーダー(CVR)の双方で、事故直前の4分間の記録が保存されていなかったと明らかにした。
航空機のブラックボックスはFDRとCVRの2種類からなる。FDRは航空機の飛行経路や各装置の単位ごとの作動状況を記録する装置で、これを分析することで航空機の高度・速度、さらにはランディングギア(着陸装置)の作動状況を確認できる。CVRは、操縦士と管制官間の会話をはじめ、操縦士や乗務員の会話、航空機の作動音、警告音などを記録する。事故機であるボーイング737-800のブラックボックスの最大記録時間は、FDRが25時間、CVRが2時間だ。
だが事故調によると、当日(12月29日)午前8時59分、鳥類との衝突によって機長が「メイデー(救難信号)」を宣言した直後から、9時3分にローカライザー(方位角施設)に衝突する直前までの4分間、FDRとCVRのいずれも記録が停止しており、その原因を調査しているという。
コメント
韓国の航空事故調査で明らかになった「事故直前4分間の記録欠損」という事実は、航空安全の信頼性に大きな疑問を投げかけます。フライトデータレコーダー(FDR)とコックピットボイスレコーダー(CVR)は、航空事故の原因解明に欠かせないデータを提供する重要な装置です。その両方で記録が保存されていないという事態は、極めて異例であり、もし事実であれば整備や運用に深刻な問題が潜んでいる可能性があります。
特に、事故直前の4分間という最も重要なデータが欠落していることで、事故の真相解明が大幅に遅れる懸念が高まります。航空機の整備不良やシステム上の問題、さらには記録装置自体の欠陥が原因である可能性もあり、徹底した調査が求められます。
こうした事態が再発しないためには、記録装置の品質管理や整備基準の見直しが必要不可欠です。また、調査結果が明らかになるまでには相当な時間がかかりそうですが、透明性のある調査を通じて真実を解明し、再発防止策を講じることが国際的な信頼回復の鍵となるでしょう。
English Comment:
The revelation from the Korean aviation accident investigation that "the final 4 minutes of recordings are missing" raises serious concerns about aviation safety and reliability. Flight Data Recorders (FDR) and Cockpit Voice Recorders (CVR) are crucial for uncovering the causes of aviation incidents, and the loss of data from both systems is highly unusual. If confirmed, this could indicate significant maintenance or operational deficiencies.
The missing data from the critical moments leading up to the crash will severely hinder efforts to uncover the truth behind the incident. Possible causes could range from maintenance failures to system malfunctions or defects in the recording devices themselves, necessitating a thorough investigation.
To prevent such issues in the future, a review of maintenance standards and the quality assurance of recording devices is essential. While the investigation may take considerable time, transparency in the process and the implementation of robust preventive measures will be key to restoring international confidence in aviation safety standards.
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