能登半島でも昨年の5月に地震があり、さらに、群発地震も続いていた。
そして、今年の元日に大地震。
こうした流れと同様なことが起きるのか?が知りたい。
しかし、地震は予測できないというのが地震学会での公式見解だ。
Yahoo!より、
スロースリップ(ゆっくりすべり)検出と千葉県の群発地震に関係は?南海トラフ巨大地震との関連について専門家「関連はかなりあると研究者は考えている」【MBSニュース解説】
3/6(水) 7:08配信
MBSニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4501c022b5e47f501a96176e414af4cb03189c17
記事より、
――千葉・房総半島沖で検出された「スロースリップ」は、「ゆっくりすべり」とも言われていて1990年代頃からGPSを利用した研究が進んで、地震との関連が注目されています。千葉県で相次いでいる地震は、これが関係していると見てよいでしょうか。
(京都大学防災研究所 西川友章助教)はい。千葉県で頻発している地震は、スロースリップが誘発しているものと考えております。千葉県で最初に確認されたのは1996年だったと思いますので、それからずっと観測が続いている状況です。
スロースリップの揺れ「人間が感じることはできない」
――プレート型地震を説明する際、海側プレートが陸プレートの下に潜り込んで、引っ張られたものが一気に戻る際に揺れる、と言います。これに対し「スロースリップ」は、海側のプレートが陸のプレートの下に潜り込んで、同じように引っ張られていくけれど、それが少しずつ戻っていくという違いです。
スロースリップのすべりによる地面の揺れは人間が感じることはできないような大きさと言われます。
――ゆっくり戻っているなら、その後も地震は発生しないんじゃないか、と思いますが、そこに「ひずみが生まれる」といわれます、どういうことですか。
スロースリップが起こっている領域では、ひずみは解消されるんですけれど、起こっている領域と起こっていない領域の境に、新たにひずみが溜まっていきます。そのひずみによって小さな地震が発生するということが起こります。プレートとプレートの境界がある場所では、日本全国で広くスロースリップが発生していると今では考えられております。
タグ:スロースリップ
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