http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130527-00014058-toyo-soci
■ 自治体のまとまりは国会議員選びに必要か?
司法が定数不均衡の是正を求めるのは、国民の形式的・実質的平等、両方の実現という意味で非常に重要だが、その実現は簡単ではない。
根本俊男氏と堀田敬介氏の一連の研究では、
?県境を維持しつつ
?一部の例外を除いて市の分割を禁止
?飛び地を作らない
という条件のもと、「一票の格差」が2倍を下回るよう現在の300議席を各選挙区に配分することは困難であると示されている。
つまり、現在の自治体の区域を前提とし、近接した複数の自治体をまとめるだけの選挙区割では、有権者数最大と最小の選挙区に注目した「一票の格差」是正すらままならないのだ。
実際、今回の区割り審の勧告でも、人口の多い市を中心に、市の分割は不可避であるとされ、少なからぬ地域で反発が起きた。だが、ここからさらに選挙制度全体での定数不均衡の是正を進めていくとすれば、より多くの自治体で分割が必要となる。
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