そのロジックは、一流社員のサラリーマンなら36歳にもなれば年収1千万円のものも出てくるなかで500万円にも満たない人間は、いわば貧困。
貧困というのはさすがに言い過ぎなので、マイルドを付けて、マイルド貧困。
使い方としては、「おれはまだ36歳だけれども課長に昇進して年収1千万円でまだまだ先を狙う。そこらにいる中小の同年代の500万円未満のマイルド貧困と比べてもらっては困る」、というような感じ。
実際、この記事は、1000万円などなくても十分暮らしていけるということでマイルド貧困の生活について語り、また、これから仕事をがんばっていこうという人に対して、おまえなんか所詮一流企業の社員でもないから年収5,600万円程度が関の山だという落ちが付いている。
完全に中小企業の社員をバカにする一流企業の筆者という構図だ。
こういう腐った人間に「果たして明るい未来は待っているのだろうか?」と言いたい。
Yahoo!より、
年収420万円非正規、「キャリア断絶転職」を続けて陥ったマイルド貧困
8/15(水) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180815-00177157-diamond-soci
記事より、
・埼玉県の地方都市に住む森田哲司さん(仮名・36歳・独身)は、ビルメンテンナンス会社で働く契約社員。ボーナス60万円を合わせた年収は420万円と決して「下流」や「ワーキングプア」ではないが、「中間階級」ともいいがたい。まさにその“狭間”でもがく「マイルド貧困」の1人
・「仕事に対する悩みが大きくなっていたころ、大学の部活の先輩に相談したんです。その先輩はビルメンテナンス会社を経営していて『ウチで働いてみないか?』と誘ってくれました。不動産仲介で一旗揚げたいという未練はありましたが、『転職するなら、楽しさを感じなくなった同業じゃなくてもいいかな』という思いもあり、転職することにしたんです」
・現在の森田さんの月給は30万円で、手取り額は23万円程度。家賃6.5万円(駐車場代込み)の1DKに住んでいる。森田さんの収入の使い道は次のとおりで、1人暮らしのため確かに余裕をもってやり繰りできている
・22歳で広告代理店、27歳で不動産仲介業者、32歳でビルメンテナンス会社と転職を繰り返した森田さんのように、勤続年数が短くキャリアが断絶した転職を繰り返してしまうと、キャリアアップどころか収入増にもつながらず、「マイルド貧困」に陥ってしまう。そういう意味では、社会的な構造が「転職型マイルド貧困」を生み出しているとも言える
・仕事への意気込みを語る森田さんだが、果たして明るい未来は待っているのだろうか
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