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2017年12月29日
狛犬250円の分室名入り櫛型印
前回のブログでA欄の局名に分室が記載された消印として、門司港局西海岸分室の件に触れましたが今回はその実物を掲載いたします。昭和62年3月27日の消印ですが、この局は昭和50年代後半からこの消印が使用されていたようで、かなりの数の収集家が押印依頼をしたため注文消しがある程度存在しています。
(局の変遷)
・1927年10月11日〜1947年7月9日=門司郵便局 合同庁舎内分室
・1947年7月10日〜1952年4月25日=門司郵便局 西海岸分室
・1952年4月26日〜1990年4月29日=門司港郵便局 西海岸分室
(局の変遷)
・1927年10月11日〜1947年7月9日=門司郵便局 合同庁舎内分室
・1947年7月10日〜1952年4月25日=門司郵便局 西海岸分室
・1952年4月26日〜1990年4月29日=門司港郵便局 西海岸分室
2017年12月26日
金魚35円の分室名入り櫛型印
金魚35円は速達や外信用に使用されたために使用済みは豊富に存在します。ただし、古い切手でもありますのできれいな物は少ないのです。今回の分室印ですが、A欄の局名に「分室」と記載されているエラー印です。同様の消印には有名な、門司港局西海岸分室印がありますがこの局は注文消しが多く存在しているため入手は比較的楽に出来ます。今回の熊本局貯金局内分室印は、オークションで入手したロットから出てきた物ですが私自身は初めて目にします。
(局の変遷)
・1936年3月23日〜1949年6月20日=熊本郵便局 貯金支局内分室
・1949年6月21日〜1967年5月31日=熊本郵便局 貯金局内分室
・1967年6月1日〜1976年1月11日=熊本中央郵便局 貯金局内分室
・1976年1月12日〜1981年11月23日=熊本中央郵便局 花畑町分室
・1981年11月24日〜1989年4月20日=熊本中央郵便局 熊本市役所内分室
(局の変遷)
・1936年3月23日〜1949年6月20日=熊本郵便局 貯金支局内分室
・1949年6月21日〜1967年5月31日=熊本郵便局 貯金局内分室
・1967年6月1日〜1976年1月11日=熊本中央郵便局 貯金局内分室
・1976年1月12日〜1981年11月23日=熊本中央郵便局 花畑町分室
・1981年11月24日〜1989年4月20日=熊本中央郵便局 熊本市役所内分室
2017年12月23日
円覚寺舎利殿30円ペアの分室局和文ローラー印
円覚寺舎利殿30円は速達料金用加貼りとして発行された切手になります。基本的には櫛型印が多いのですが使用済みの量は少なく、またきれいな消印が少ない切手でもあります。この切手で高価なのが昭和30年代の和文機械印ですが、今回の消印は昭和38年の分室局和文ローラー印、大阪中央局高等裁判所内分室印ですがこの局は別納が多いので今回の消印も金額と年代から見ても別納だと推測されます。
2017年12月20日
吉祥天立像1000円の分室局和文ローラー印
吉祥天立像1000円は使用済みのほとんどは別納印になります。郵便用としては小包などに使用されあったために消印の多くは和文ローラー印です。オークションなどで丸型印などの満月印の注文消しなどが出品されますが、1000円の注文消しはかなり勇気が必要です。今回の消印は平成5年の分室局和文ローラー印、大崎局関東逓信病院内分室印です。
(局の変遷)
・1959年10月1日〜1999年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分室
(局の変遷)
・1959年10月1日〜1999年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分室
2017年12月17日
観音菩薩像10円の分室局櫛型印
観音菩薩像10円は書状定形料金用額面ですので、使用済みは豊富にありますが如何せん古い切手ですので状態の良いものを収集するには少し苦労するかもしれません。昭和20年代後半から30年代前半の使用済みは経年劣化がありますから仕方がありません。今回の消印は分室局の櫛型印ですが、比較的状態は良いと思います。新宿局落合長崎分室、開設年印です。
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1976年6月20日=新宿郵便局 落合長崎分室
・1976年6月21日〜1995年7月31日=新宿北郵便局 落合長崎分室
・1995年7月31日〜=落合郵便局
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1976年6月20日=新宿郵便局 落合長崎分室
・1976年6月21日〜1995年7月31日=新宿北郵便局 落合長崎分室
・1995年7月31日〜=落合郵便局
2017年12月14日
平成切手メジロ50円コイルの分室局櫛型印
今回の分室印は注文消しの満月印になります。この局は櫛型印、直線式和文ローラー印ともに平成になってからも旧印を使用していたために、多くの収集家による注文消しを多く見かけます。今回の消印も平成6年の櫛型印、麹町局逓信病院内分室印になります。
(局の変遷)
・1938年2月21日〜2014年7月26日
(局の変遷)
・1938年2月21日〜2014年7月26日
2017年12月11日
新オオムラサキ75円の分室局櫛型印
今回の分室印は8月25日のブログでも紹介しました非常にわかりにくい分室、豊島局巣鴨分室の櫛型印です。一見では豊島区巣鴨局だと思われますが、これは間違いですので見逃している方も多いのかもしれません。この分室印は非常に入手しにくいかと思われます。分室の存在期間に、新オオムラサキ75円のように書留や書状額面などに使用される切手には分室印がある可能性は高いようです。
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1983年4月17日=豊島郵便局 巣鴨分室
・1983年4月18日〜=巣鴨郵便局
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1983年4月17日=豊島郵便局 巣鴨分室
・1983年4月18日〜=巣鴨郵便局
2017年12月08日
マツ20円のD欄分室名入り櫛型印
日本周辺の離島にも数多くの分室が存在していました。昨年に鹿児島県で2つの離島分室が廃止、簡易郵便局が親切されたため現在では存在しておりません。今回の消印は沖縄県の離島分室、与那国郵便局久部良(くぶら)分室印です。
・2017年7月10日廃止=鹿児島中央郵便局 竹島分室
・2017年7月24日廃止=児島中央郵便局 黒島分室
(局の変遷)
・1956年2月4日〜2014年8月31=与那国郵便局 久部良分室(廃止)
・2014年9月1日〜=久部良簡易郵便局(親切)
・2017年7月10日廃止=鹿児島中央郵便局 竹島分室
・2017年7月24日廃止=児島中央郵便局 黒島分室
(局の変遷)
・1956年2月4日〜2014年8月31=与那国郵便局 久部良分室(廃止)
・2014年9月1日〜=久部良簡易郵便局(親切)
2017年12月05日
旧タンチョウヅル100円ペアの分室局和文ローラー印
旧タンチョウヅル100円は1963年(昭和38年)7月に発行された切手ですが、これと言った発行目的は無くキリの良い混貼り用の切手としての目的が主だと思われます。ただし、一部特殊料金や外信に適合額面の1枚貼り使用が存在します。1968年8月の新タンチョウヅル発行まで使用されました。消印は櫛型印よりは和文ローラー印が多く、今回の消印も大阪中央局高等裁判所内分室ローラー印になります。
2017年12月02日
金魚35円の分室局櫛型印
金魚35円の発行は1952年(昭和27年)5月10日、発行目的は書状速達単貼り用で1961年5月まで使用されました。従って、櫛型印関係は非常に多く存在しています。また、外信にも適合額面が存在しているため欧文印も多く見かけます。刷色が明るい橙のため黒色インクの消印は映え、判読しやすい消印が多いのも特徴です。今回の消印は分室局櫛型印、大阪中央局大阪駅内分室印です。
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日